ツールームテントの決定版!ogawa「アポロン」愛用者が魅力を徹底解説
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    2022.12.22

    ツールームテントの決定版!ogawa「アポロン」愛用者が魅力を徹底解説

    筆者私物。

    筆者私物。

    ファミリーやグループでキャンプをする方に人気がある、ツールームテント。

    そんなツールームテントの中で、オールシーズン対応のテントがあるのをご存知でしょうか。

    季節問わず使用できれば、複数テントを揃える必要がなく、嬉しいですよね。

    しかも、オールシーズン対応なだけでなく寒い時期に特に活躍してくれる、これからの季節にもぴったりなテントがあります。

    それが、ogawa(オガワ)のツールームテント「アポロン」。

    ogawaは、1914年創業の日本の老舗テントメーカーです。

    100年以上歴史のあるテントづくりで培った製品のクオリティには、定評があります。

    そのogawaから販売されているアポロンを筆者は愛用しており、季節問わず快適なキャンプを楽しんでいます。

    そんなアポロンについて、愛用者目線で徹底解説します。

    ぜひ、参考にしてみてください!

    アポロンの4つの特徴

    オールシーズン対応

    1つめの特徴は、オールシーズンに対応できる点です。

    合計7本のポールを使用して組み立てるアポロン。

    しっかりとした生地とつくりから、強度と剛性は申し分なし。風や雨の影響も軽減してくれます。

    また、スカートも標準装備されているところもポイントで、テント下から冷気が入り込むのを防いでくれます。

    寒い時期には、特に必須の装備といえます。

    アポロンに標準装備されているスカート。

    アポロンに標準装備されているスカート。この装備のおかげで寒い時期でも下から冷気が入るのを軽減してくれます。

    これらの装備などにより、冬にテントにこもる“おこもりキャンプ”使いも可能になります。

    また、ルーフフライシートも装備されているため、急な雨や夏の日差しからもテントを保護してくれます。

    筆者も、アポロンの強度や装備のおかげで悪天候下でも安心してキャンプを楽しめた経験が何度もあります。

    全面パネルの高い自由度

    2つめの特徴として、全面パネルの自由度が高い点があります。

    まずは、全面パネルのフルメッシュ。

    フルメッシュにできるメリットは、なんといってもこの開放感です。

    アポロンのフルメッシュ状態。

    アポロンの全面パネルをメッシュにした状態。開放感を味わえ、夏場は虫よけにも効果があります。

    テント内にいながら、外の景色も楽しむことができ、虫の侵入も防ぐことができます。

    暖かいシーズンや冬場の日中など、幅広いシーンで活躍してくれますよ。

    また、フルクローズにすることも可能で夜間や雨の際、あるいはプライベート感を保ちたい際には有効です。

    アポロンのフルクローズ状態。

    アポロンのフルクローズにした状態。寒い時期のキャンプはもちろん、悪天候化やプライベート感確保に役立ちます。

    なお、アポロンはどこのパネルでも開閉できるので、出入りが自由にできます。

    サイドパネルを跳ね上げて、タープのような使い方を楽しめるのもアポロンならではです。

    アポロンのパネルを跳ね上げた状態。

    タープポールを使用してサイドパネルを跳ね上げれば、日よけとしても使用できます。

    抜群の居住性

    3つめの特徴として、居住性の良さがあります。

    付属のインナーテントを使用しても十分な居住スペースがあり、テント内で快適に過ごせます。

    アポロンのテント内部。

    付属のインナーテントを使用しても、テーブルなどを置くスペースが十分にあり、居住性の高さがうかがえます。

    さらに特筆すべきは、有効面積が大きい点でしょう。

    テントの壁面がほぼ垂直に立ち上がっているため、フルにスペースを活用できます。

    他のツールームテントにはないメリットです。

    高さも約200cm程度あるため、基本的に立ったまま出入りが可能。

    意外と多い、テントの出入りの際のストレスも、アポロンなら解消してくれます。

    シェルターとしても使用可能

    4つめの特徴として、シェルター使いが可能な点です。

    インナーテントは着脱可能なので、使用しなければ、広い空間をまるごとリビングスペースにできます。

    ファミリーだけでなく、グループ利用やデイキャンプなどでも活躍してくれますよ。

    アポロンの注意点

    収納時もかなりの大きさ、重量になる

    アポロンは使用するポール数や太さ、テントの生地の強度などもあり、収納時の大きさや重量もかなりのものになります。

    家での保管場所を確保したり、運搬時などは小分けにしたりする必要があります。

    設営はコツが必要

    大型のツールームテントなので、設営にはコツと慣れが必要です。

    特にサイドポールを設置する際には力を必要とするので、最初は2人以上での設営がおすすめ。

    アポロンの設営後。

    アポロンはポールの設置に力を要しますので、最初は複数人で行うのがおすすめ。

    ただし、慣れてからは筆者は1人でも設営ができるようになりました。

    魅力あふれるアポロン

    今回は、ogawaのアポロンを紹介しました。

    使用する上での注意点はあるものの、それを差し引いてもとても魅力的なテントだと思います。

    オールシーズンや全天候で使用できるのはありがたく、寒い時期のキャンプにもおすすめできます。

    ぜひ、最初のテントや次のテントにアポロンを検討してみてはいかがでしょうか?

    アポロン

    重量:総重量約23kg、付属品重量約3.8kg
    収納サイズ:約80cm×45cm×35cm
    付属品:張り綱1.5m×8本・3m×8本、アイアンハンマー1丁、ルーフフライ1枚、スチールピン25cm×26本、収納袋

    私が書きました!
    アウトドア愛好家
    たまぞう
    「良いモノを長く」をモットーに、キャンプギアの選定をしています。また、ギアができた背景や、作り手の思いがあるモノに惹かれます。キャンプを通じて、さまざまなカルチャーとふれあい、発信していきたいと思っている。

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