こんにちは、子連れライター渡部郁子です。4歳の息子を連れて、山やフェスや温泉を巡っています。キャンピングカーのレンタルが全国に増えて手軽になりました。夏はなかなか予約が取れないこともあるそうですが、冬だからこそキャンピングカーの威力が発揮できるというもの。冬の魅力を探しに出かけてみませんか?
冬の味覚を味わう
漁港の朝は早い。日の出とともに起きて、漁港でおいしい魚を味わいたいなら、絶対にキャンピングカーの出番。朝一番乗りで空いているときに駐車できれば、大きな車体でも心配する必要がない。捕れたての海鮮を味わえるのは漁師だけの特権ですが、その場に居合わせることができるキャンピングカーなら、漁師しか知らないおいしさに出会えます。
日本一の漁獲量を誇る銚子の漁港付近には、朝から長蛇の列をつくるお店がいくつもありました。時間をずらしてなるべく空いてる時間を狙って訪問。器からあふれんばかりのマグロを乗せた海鮮丼は、今まで食べたどんな高級寿司店もかすむほど、記憶に残るおいしさでした。
冬の景色を楽しむ
空気が澄んで星がきれいに見える季節。日暮れが早いから夜を長く楽しめるし、キャンプ場など民家の明かりが届かないところなら、車から一歩出るだけで満天の星空に出会えます。キャンピングカーなら、車内で温かいコーヒーを飲みながら、窓から外の星を眺めるなんてことも可能です。もちろん鍋焼きうどんだって作れるしね。
ちなみに、日の出を車の中で拝むという贅沢ができるのも、キャンピングカーならではの醍醐味。関東最東端、犬吠埼の君ヶ浜しおさい公園で、海から昇る朝日を車の中で見ていたところ、あまりの美しさに寒さも忘れて外に飛び出しました。波の音と朝日のまぶしさで目覚める、ここまではテントでもできますが、加えて温かい快適環境が整うという、贅沢な体験ができるのも、キャンピングカーの醍醐味。これぞまさにグランピング。キャンピングカーなら今までにないアウトドア体験に出会えます。