サッカー日本代表のカタールワールドカップでの活躍はめざましかった。キビキビと動くブルーのユニフォームは、世界のサッカーファンに驚きを与えたに違いない。
さて、ナイフのほうでも、「ブルー」が世界を魅了している。それがこの「ブルーペティナイフ」だ。製造しているのは、高知県南国市の「トヨクニ」。同社は昭和21(1946年)に創業し、土佐伝統の自由鍛造(鋼をハンマーで叩いて自由に成型する)で、さまざまな刃物を作り続けている。近年は海外にも商品を展開し、とくに人気なのがこのナイフだとか。
ハンドルは、青く着色した木を何層にも重ね合わせた積層強化木でできている。濃淡の違うブルーが流れるような模様となって表れている。ケースも木製でハンドルと同様のトーンのブルーで塗装されている。ブレードをこのケースに差せば、ブルー一色のきわめて個性的な姿となる。
ブレードは、背に近いほうは槌目がなめらかな起伏として残され、刃に近いほうは波のような模様が浮き出ている。全体は霞がかったような曇り仕上げ。このミステリアスな雰囲気も海外で支持される要因だろう。ブレードの素材は、炭素を増やして硬度を高めた「AUS10」というステンレス鋼を採用。日本代表のショートカウンターのような鋭い切れ味を堪能してほしい。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。