冬キャンプの定番アイテム「ウインドスクリーン」
今回紹介するアイテムは、ウインドスクリーン。つまり風よけです。
キャンプでは通常、火を守るためにウインドスクリーンを使います。焚き火やBBQの際に、台を取り囲むように設置することで、火が風にさらされるのを防ぐのです。
しかし、寒い時期のキャンプではその重要度に磨きがかかります。
本記事では、ウインドスクリーンの役割や効果を紹介します。ウインドスクリーンの使用を迷っている方は、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
ウインドスクリーンの使用方法
まずは、ウインドスクリーンの使用方法を簡単に紹介します。
筆者が使用しているのは、縦60cm・横120cmのウインドスクリーン。
ウインドスクリーンを使う際は最初に、設置する位置を決めます。できるだけ火に近く、邪魔にならない場所に決めましょう。
設置する位置が決まったらウインドスクリーンを固定するため、ペグを打ち込みます。
ペグを打ち込み、ウインドスクリーンが固定されれば完成です。
ほとんどのウインドスクリーンは5分もあれば設置できるので、設営の手間にはほぼなりません。
ウインドスクリーンの効果と使用感
ここからは、ウインドスクリーンを使うことでどのような効果が得られるのかをご紹介します。
風を遮断する
1つ目はウインドスクリーンの主な役割である、風よけとしての効果です。
火に当たる風を少なくしてくれるため、安定した火を燃やし続けることができます。もちろん、薪への焚き付け時間も短くなります。
また、体に当たる風も少なくしてくれる効果も期待できます。
気温が低い上に風が体に当たっていると、寒さに耐えられなくなってしまうこともありますが、当たる風が少ないと案外耐えることができます。
そのため、冬のキャンプでは特に風よけ効果が重要になります。
筆者はウインドスクリーンを使用する前は、上半身に当たる風をタープの立て方によって減らしていました。しかし、タープだけでは、さすがに足元を通り抜ける風に対しての対処ができませんでした。
そんな中で使い始めたウインドスクリーンは、体に対する風よけに効果抜群でした。
筆者が使用しているウインドスクリーンは高さ60cm。座るとちょうど腰くらいの高さで、下半身に当たる風を見事に減らしてくれます。
360度全ての方面からの風を防ぐことはできませんが、単一方向からの風をなくすだけでもかなり違いを感じることができます。
風がある日のキャンプには、ぜひ使ってみていただきたいアイテムだと感じています。
熱を反射してくれる
ウインドスクリーンには、風よけ以外に「熱を反射してくれる」という効果もあります。
風よけとして火の近くに立てるウインドスクリーンは、火から出る熱を反射してくれるのです。
焚き火などから放射された熱を反射することによって、周辺の温度を暖かく保ってくれます。
冬は、この効果のためにウインドスクリーンを使用する方も多くいます。
先に述べた“風が当たらない暖かさ”も嬉しいですが、こちらの“熱を反射してくれる暖かさ”はもっとわかりやすく、冬のキャンプでは非常にありがたい存在です。
筆者個人の体感ですが、ウインドスクリーンがあると風よけ&反射効果で、普段より火が大きく燃える気もするくらいです。
豪快な火こそ焚き火の醍醐味。
ウインドスクリーンを使用して、さらに焚き火を楽しみましょう。
1度使うと病みつき!冬キャンの必須アイテム
筆者にとっては、寒い時期の必須アイテムとなっているウインドスクリーン。
普段はじゃばら状に折り畳んで、専用の袋に入れておけるので、収納や持ち運びも簡単です。
ウインドスクリーンを使う前は、効果について半信半疑でしたが、今は寒い時期のキャンプでは必ず使用しています。
購入を検討している方、非常にコスパの良いギアだと思いますので、まずは1度使ってみていただければと思います。