「キャンプをするのに必要なもの」のうち、最も重要なモノは「マシュマロ」ですが、それと同じぐらい大事なものがもう1つあります。
それは「光」です。
夜は光がないとまったく作業ができませんので、「光源」となるギアはキャンプの必需品です。
光源として、多くのキャンパーが持参するのがランタン。
ですが、ランタンは持っていくには少し大きいものが多く、荷物の多いキャンプで持参するのは少し大変です。かといって、小型のLEDライトを使うのは風情がなく、少し物足りない。
そんな悩みを見事に解決してくれる商品が、今回紹介するベアボーンズの「ビーコンライトLED(以下、ビーコンライト)」です。
荷物をコンパクトにしたいソロキャンパー、バックパック・キャンパー、ツーリング・キャンパーにおすすめ。
この記事ではその魅力について詳しく紹介します。
デザインの良さが光る一品
キャンプには「雰囲気を楽しむ」という側面があります。
だからこそ、多くの人は多少荷物がかさばっても、ランタン、あるいはランタン風のLEDライトを持参します。
利便性だけを考えれば、いかにも電化製品らしい見た目でも、コンパクトなLEDライトを持参した方が合理的ですが、雰囲気を出すためにあえてランタンを持参するのです。
今回紹介するベアボーンズのビーコンライトは、そんな「雰囲気を大事にする人たち」も納得させるだけのデザインの良さがあります。それは、上のビーコンライトの写真を見ていただければ、お分かりになると思います。
レトロなルックスは、キャンプ場の大自然に馴染み、私たちのキャンプ気分を盛り上げてくれます。
そして、次の項で言及するように、それでいてコンパクトという長所を備えているのです。
コンパクトなサイズ
デザインの良さと同じくらい私が気に入っているのが、そのサイズ感。
手のひら大におさまるサイズは、一般的なランタン型のLEDライトと比べると非常にコンパクトです。
いかにして荷物を減らそうかと常に頭を抱えているバックパック・キャンパー、ツーリング・キャンパーにとっては救世主のようなギアですね。
「デザイン性」と「コンパクトさ」。この2つを兼ね備えていることが、私の中では購入の決め手となりました。
充分な光量
コンパクトな分、気になるのが明るさだと思います。
ですが、ソロキャンプで使用するには充分な光量があります。
電源は充電式。USB端子(Type-A)が収納されているので、それを使って充電します。
そしてそのUSB端子は、ランタンとして使用するときには完全に見えないように収納することができる設計になっています。
光量は無段階に調整可能。上部のカラビナをもって本体上部をねじる(回転させる)ことで調光できます。
フルパワーだと持続時間は3時間ですが、LOWパワーで200時間の持続力があります。ソロキャンプで使う分には中程度の出力で充分。1泊のキャンプには余裕の持続時間で、出力と持続力の感覚をつかめば2泊以上のキャンプでも活躍してくれます。
私のソロキャンプ中の光源としては、「このビーコンライトでサイト全体をぼんやり照らしつつ、細かい作業をするときはヘッドライトを使用する」という体制をとっています。
全8種類から選べるカラー
ビーコンライトは、全8色のカラー展開がなされています。具体的には以下の8種が現在販売中です。
- ヴィンテージホワイト
- ダスティーイエロー
- ティール
- レッド
- アンティークブロンズ
- カッパー
- オリーブドラブ
- ストレートグレー
私のおすすめは、断然アンティークブロンズ。レトロなテイストがキャンプととてもマッチすると感じていて、心をわしづかみにされました。8種もの色展開がありますので、自分の琴線に触れるものが見つかると思います。
ソロキャンプにおすすめのLEDランタン
デザイン性とコンパクトさ。
ビーコンライトはその2つを兼ね備えた、ソロキャンプにぴったりのLEDランタンです。
利便性だけでなく、キャンプの雰囲気もしっかり盛り上げたいという方は、ぜひ手にとってみてください。
それでは、次はキャンプ場でお会いしましょう。
ビーコンライトLED
サイズ/H15.2×W7.6cm
防水性/IPX4(防沫形)
付属品/2200mAHリチウムイオン電池(内蔵)、充電用USBケーブル(内蔵)
充電時間/4〜5時間
明るさ/30〜220ルーメン
連続点灯時間/Lowパワー:200時間、Midパワー:5〜6時間、Hiパワー:3時間
材質/スチール、プラスチック、ゴム
重量/127g