キャンプと言えば、やはり楽しみなのがキャンプ飯。アヒージョ、バーベキュー、ホットサンド……と名前を聞いただけで背徳感を感じるようなメニューばかり。
ところが、そんなキャンプ飯を夜遅くまで食べていたせいで、翌朝「胃がもたれて体も重い……」と感じてしまった経験はありませんか?
キャンプ飯に多い、味付けが濃かったり油っこい料理は、それだけ消化に負担がかかります。そのため、夜遅くに食べすぎると、体は休もうとしているのに消化器官は休めず、睡眠の質が低下してしまうことも。
楽しいキャンプの疲れを日常や仕事に持ち越さないためにも、「どんなタイミングでどんなキャンプ飯を食べるのか」というのは意外と重要なのです。
そこで登場するのが、アウトドアスパイス「ほりにし」。じつは、ほりにしに限らず、アウトドアスパイスは少量でしっかりした味付けができるため、料理をヘルシーに仕上げることができるんです。
という訳で、今回はほりにし×オートミールで、深夜のキャンプ飯らしい背徳感はそのままに、消化にもやさしいヘルシーなリゾットレシピをご紹介します。
ほりにし×オートミールで作る「大根おろしのキムチーズリゾット」
大根おろしのキムチーズリゾットの材料(2人分)
- オートミール 80g
- 水 200ml
- 大根 150g
- キムチ 100g
- スライスチーズ 2枚
- 白ほりにし 適量
- 刻みネギ 適量
味付けに使う調味料は白ほりにしのみ。オートミールを胃にやさしい大根、発酵食品のキムチと合わせて、チーズがとろ~りとろけるリゾット風に仕上げます。
では、さっそく作り方をご紹介!
大根おろしのキムチーズリゾットの作り方
大根は皮ごとすりおろしましょう。大根は複数の消化酵素を含んでいますが、皮ごとおろすことでそれらを効率よく摂取できます。
ちなみに、写真で使用しているのはダイソーで販売されている「シェラカップ用おろし器」。シェラカップのフチに引っ掛けて、大根やにんじんなどがおろせるという優れものです。
サイズは直径126mmで、筆者の所有しているシェラカップには微妙にサイズが合っていないのですが、薬味おろしつきで野菜の水切りなどもできて便利なので使っています。
お近くの店舗で見つけたときは、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、大根おろしの酵素は熱に弱いので、そのまま置いておいて仕上げに加えます。また、酵素は時間が経つと減少してしまうため、できるだけ使用する直前におろすのがおすすめです。
大根をおろしたら、クッカーに水、オートミールを加え、オートミールが柔らかくなるまで加熱しましょう。
キムチを加え、チーズをちぎり入れたら、ほりにしで味付け。あとは弱火でチーズが溶けるまで、混ぜながら加熱しましょう。
火を止めたら、仕上げに置いておいた大根おろしを加えて混ぜましょう。キムチーズのコクある香りが漂っています。
シェラカップに盛り付け、刻みネギをちらして完成!食べてみると、オートミールのもちぷち食感に、キムチのピリ辛とチーズのコク、ほりにしの香ばしいうま味が絡んで、キャンプ飯らしい背徳感を感じる風味。
しかし、大根おろしのおかげで後味はさっぱり。背徳感とさっぱり感が同時に味わえる、何とも不思議な味わいのリゾットに仕上がりました。
紹介したように、楽しいキャンプの疲れを持ち越さないためには、「どんなタイミングでどんなキャンプ飯を食べるか」というのは、意外に重要な要素。
特に、深夜に食べるメニューは睡眠の質を左右します。しっかり眠って朝からシャキッと活動するためにも、ぜひこちらのレシピで、お腹にやさしいヘルシーキャンプ飯を楽しんでください!