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    2023.02.08

    すべてお取り寄せ可能!未来につながる持続可能な「海の幸」6選

    BE-PAL厳選のサステナブルなお取り寄せを紹介するシリーズ。今回は未利用魚の有効活用、漁業を通じた地元の活性化、海のエコラベルといわれるMSC認証を取得した企業など、海の環境保全に取り組む企業や漁師さんの商品をセレクト!

    ※掲載されている情報は2022年11月現在のものです。現在は価格等変更されている可能性があります。

    鮮魚流通を通じ、人も海も喜ぶ循環作りを目指す

    金沢鮮魚(長崎県五島市)

    鮮魚ボックス 梅 8,800円(送料込み)

    問い合わせ先:https://kanazawasengyo.com/

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    「美味しく、健康で、新しい食体験」にこだわった鮮魚の詰め合わせ。発送元は長崎県五島市で70年続く金沢鮮魚。海の資源を守るためにエコな漁法を実践する漁師から積極的に魚を仕入れたり、発送時に発泡スチロールを使わないなど、「人も海も喜ぶ循環を作ること」に取り組んでいる。

    鮮魚は金澤仕立てという独自の手法で下処理が施されていて、配達1週間後でも刺身で食べられる。鮮魚ボックス梅は、イカ1枚、旬魚2種、五島の醤1本となっている。

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    五島の海の豊かさを凝縮!

    磯焼けの原因になる魚などから生まれた「五島の醤」。850円~。

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    魚種が豊富で旨みも濃く、魚の聖地として知られる五島。エコな漁法を実践する漁師から魚を仕入れている。

     

    未利用魚をボックスに詰めて漁港から直接、お届け!

    サカマストア(東京都渋谷区)

    チャレンジフィッシュボックス 2,160円

    問い合わせ先:https://bit.ly/3JoMYaH

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    獲れても数がまとまらない、サイズが小さく利用価値が低いなどの理由で、日本の多くの地域では全漁獲量の約30~35%が廃棄されるといわれる。この問題を解決すべく、産地から消費地までの新しい流通の仕組みづくりを目指す、サカマストアが開始したのがこのサービス。サイトに登録している全国4か所の漁師さんに注文すると、未利用魚の詰め合わせセットが送られてくる。食卓のメインになる高級魚から保存食に最適な小魚まで、内容は開けてからのお楽しみ。さばき方や調理方法はHP内で紹介している。

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    北海道から島根県まで、全国4か所の漁業者がこの取り組みに協力。

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    魚の処理方法がわからない人向けに、サイトでレシピや下処理方法を紹介。

    下味付きで手間いらず!中身が楽しみな未利用魚のサブスク

    フィシュル(福岡県福岡市)

    6パックおまかせ便 

    問い合わせ先:https://fishlle.com/

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    流通経路から外れた国産天然(九州産)の未利用魚を積極的に買い入れ、食べやすいサイズにカット。調理して、特殊な技術で瞬間冷凍し、ミールキットにして月1回の定額定期便(サブスク)で販売している。といっても定期縛りなしでスキップも可能。内容はおまかせだが、6パックの場合、和風カルパッチョやトマトマリネ、醤油の煮つけなど、流水解凍後すぐに食べられる生食用が4個、自宅で火を通す加熱用が2個の割合で入っている。作業はすべて手作業で、自然派の調味料を厳選し、余分な添加物もほとんど使用していない。味付けも和・洋・中と30種類以上。手軽においしい魚を食べたい人はぜひ!

     

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    約3800種の魚が日本近海で見られるが、食しているのは20種程度。未知の魚は多い。

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    漬け丼もGOOD!

    煮切り醤油漬けは定番の人気商品。流水解凍して熱々のご飯にのせれば、立派な一品に!

     

    環境に配慮した持続可能な漁業を実践

    石原水産(静岡県焼津市)

    まぐろの生ハム180g  1,296円

    問い合わせ先:https://www.eyaizu.net/

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    石原水産は日本屈指のカツオの水揚げ量を誇る焼津港に拠点を置く水産会社。50年以上にわたり、カツオやマグロなどを原料とした水産品の製造、販売を手掛けている。2019年には、一本釣りのカツオとビンナガマグロ漁業で、持続可能な漁業の普及に努める国際非営利団体、MSC(海洋管理協議会)の漁業認証を取得した。海産物の乱獲を防ぎ、日本で持続可能な漁業に取り組んでいる。展開する商品は刺身、佃煮、鰹節、おつまみなどバラエティ豊か。なかでも人気が高いのが、新鮮な天然のキハダマグロの赤身を燻製液に漬けて、やや乾燥させて作るまぐろの生ハムだ。もっちりとした独特の食感で、サラダやパスタ、カルパッチョなど、さまざまな料理に利用できる。

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    おいしくてヘルシー!!

    まぐろの生ハムは冷凍で届くので半解凍状態で薄くスライスしよう。ヘルシーなのでカロリーが気になる人にも◎。

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    定番の「かつおたたき黒潮造り」810円。MSC認証を取得したカツオを使用した商品も取り扱っている。

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    削ったなまり節に醤油や砂糖などで味付けをした「食べるおだし」400円。そのまま食べてもおいしい。

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    おつまみにもぴったり!

     

    三陸沖で一本釣りした天然ビンナガマグロを使用

    阿部亀商店(宮城県塩竃市)

    ワイルドアルバコアツナ&シーソルト85g  398円

    問い合わせ先:https://www.rakuten.ne.jp/gold/abekameshoten/

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    マグロやカツオをはじめ、さまざまな魚が水揚げされる港町・塩竃にある会社で、水産資源を維持し、未来に繋げていくことを使命としている。生態系に与える影響が少ない漁法で水揚げされた水産物をていねいに商品化しているのが特徴で、今回紹介するツナは、一本釣りで漁獲したビンナガマグロを、宮城県松島湾産の藻塩だけで下味をつけたものだ。フレークではなくチャンク(塊)なので、素材そのものの味が楽しめる。保存食としてまとめ買いするのもいい。

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    一本釣りのビンナガマグロを使用。食品添加物不使用で、味付けは藻塩のみ。

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    エコな養殖で育てられた宮城県石巻産銀鮭を使用したタイプもある。432円。

     

    無投薬にこだわったオーガニック育成

    AMAKUSA産直市場便(熊本県天草市)

    やまと車海老(150g) 3,980円(送料込み)

    問い合わせ先:https://www.shopamakusa.co.jp/

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    熊本県天草エリアは、クルマエビ養殖発祥の地といわれる。今回紹介するのは、山から流れ出る栄養分をたっぷり含んだ川の水と、潮の流れが速い瀬戸からの海水が入り混じる、ミネラル豊富な湾内の養殖場で、抗生剤や成長剤を一切使わず、無投薬にこだわって育てたクルマエビだ。海洋プラスチックごみへの影響も考慮し、包装資材には段ボールを採用していて、環境負荷も低い。150gの商品はサイズが13㎝前後で、6~10匹ほど。おせち料理の縁起物としてぜひ。

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    ストレスを与えず育てることを重視。生け簀でも、天然モノ同様に漁をして水揚げをしている。

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    海洋プラスチックごみ問題を意識し、ダンボール箱を採用している。

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    生きているクルマエビの尾はカラフル。活きエビなので刺身でも食べられる。年末年始のイベントに。

     

    ※構成/松村由美子
    (BE-PAL 2023年1月号より)

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