キャンプは楽しくて素晴らしいアクティビティですが、楽しいだけでは終われないのもまたキャンプです。
掃除やゴミの後始末など、少々面倒な作業もやらなくてはいけません。
今回は、それらの「面倒だけど必要な作業」に役立つ100均アイテムを3つ紹介します。
華やかなキャンプギアではありませんが、確実にキャンプを快適にする道具たちですので、ぜひご覧ください。
ゴミでサイトの見栄えを悪くしないために
1つ目は連結できるPPバッグコンテナ。
キャンプをする上でゴミが出てしまう事は避けられません。そのゴミを捨てたゴミ袋をそのまま出しっぱなしにしているとサイトの見栄えが悪くなってしまいます。ですので、それを隠すアイテムは必携です。
こちらは、折りたたんで持ち運べるため、荷物がかさばらず便利です。
このようにして箱の形に戻したあとに、ゴミ袋を内側に重ねて使います。
唯一の弱点は軽いので強風が吹くとぶっ飛んでいってしまう事ですが、私はゴミ袋の外側に重りとしてペグハンマーを置いています。
ペグハンマーはテントを設営したあとは、翌日テントを片付けるまでは使わないので重りにしても問題ありません。
本品はキャンドゥにて購入できます。
酷い結露もこれで解決
2つ目はPVA吸水クロス。
キャンプをしていると避けられないのがテントの結露。
ひどい時はテントの両面にびっしりと水滴がついて、少しテントを揺らそうものなら、スコールさながらの大水害が発生してしまいます。
PVA吸水クロスのすごさは何といってもその吸水力。痩せているのに大食いのフードファイターのごとく、「どこに蓄えてるんだ?」というぐらい驚く量の水滴を瞬く間に吸収してしまいます。
拭き取って、絞る、そしてまた拭き取る、を繰り返せばテントの結露を効率的に取り除けます。
注意しなければいけないのは、帰宅後にきちんと干さなければならないこと。
私がうっかり干すのを忘れてしまった時は、律儀な事にしっかりカビが生えていました。
完全に乾かすとカピカピに少し固くなってしまいますが、少し水を吸わせるとまた元のしなやかさを取り戻します。
ちなみに同じく100均の結露取りワイパーも試しましたが、こちらはうまく水滴を除去できませんでした。
もともと浴室の天井・壁の結露を取るための道具なのもあり、テントでの使用は不向きのようです(テントやタープの張り方でも変わってくると思います)。
本品はダイソーにて購入できます。
掃除用具をコンパクトに
3つ目は「SOLOX ハンディほうき&ちりとり」です。
こちらは、コンパクトにほうきとチリトリを持ち運ぶ事ができます。
テント内のゴミを集めたり、ギアについた土ぼこりを払うのに使えます。
チリトリもセットになったホウキを、ここまでコンパクトに持ち運べる商品はないので非常にありがたい一品です。
本品はワッツやセリアなどで購入できます。
地味な作業を少しでも快適に
楽しいキャンプの裏側には地味で楽しくない部分もあります。
華やかなキャンプギアも魅力的ですが、今回紹介したような「縁の下の力持ち」の役割りを果たすギアも、地味ですがキャンプを快適にしてくれます。
楽しくない部分で少しでも楽をしたい方はぜひ使ってみてください。
それでは次はキャンプ場でお会いしましょう。