1月~2月は、1年の中で気温が最も下がる季節。釣り人にとっては、まさに「忍耐の季節」と言えます。
気温が1桁台になるどころか、マイナスになることもしばしば。
寒さを凌ぐ為に重要な防寒対策ですが、筆者はとくに手足の防寒対策には力を注いでいます。
今回は、筆者が実際に使用しているおすすめの防寒対策アイテム3点を紹介します。
アイテム1.手の防寒にはDAIWAのグローブ
みなさんも経験があるかと思いますが、手が冷えてしまうと、指が思う通りに動かせません。その結果、ルアー交換やラインの結び変えの際に時間が掛かり、非常にストレスになります。
私が手の防寒対策で使用しているのが、DAIWA「DG-7520W アクティブフィットオールラウンド防寒グローブ3本カット」です。
本製品のウリは、グローブの両面それぞれに、真冬の釣りに合った素材が使われている点です。
甲側に使用されている「タイタニュームα」は、保温性が高いのが特徴。掌側には「ナノフロント」という素材が採用されており、水に濡れてもグリップ力が落ちにくいのです。
また、耐久性も十分あります。筆者はこのグローブを5年程使用していますが、まだまだ現役で使えそうです。
アイテム2.足の防寒にはドクターマーチンのブーツ
足の冷えを防ぐための方法として、靴下の重ね履きを思いつく方もいらっしゃるでしょう。
たしかに靴下を重ねて履くと防寒対策にはなりますが、その分足が重く感じるようになりますし、足元の自由度も失われてしまいます。
釣りでは歩いて魚の居場所を探すことが多いため、重ね履きをして重くなった足で歩き回るのは、想像以上に疲れます。
そこで筆者がたどり着いた結論は、靴下の重ね履きではなく、一足のブーツでしっかり防寒する、というもの。
その目的を満たしてくれるのが、ドクターマーチン「BOURY 8 タイ ブーツ」です。
こちらのブーツは、強度のあるナイロン素材をメインに、要所に革素材を組み込んであります。
移動時に必要な強度が保証されているのはもちろんのこと、靴下を重ねなくても外の外気をシャットアウトできるため、釣りに最適の一足です。
※スパイクブーツではない為、磯場等では滑る恐れがあります。磯場等では着用しないでください。
アイテム3.体を温めるにはSOTOのバーナー
手足の防寒を終えたところで、何か物足りない。
やはり「火」で体を温めたい。そのような思いを満たしてくれる便利ギアが、シングルバーナーです。
シングルバーナーは、コンパクトで持ち運びが簡単です。
ルアーや小物類を沢山持ち歩く釣り人にとって、コンパクトな点は大きなメリット。釣行とシングルバーナーはかなり相性がいいと、筆者は感じています。
私の使用しているシングルバーナーは、SOTO「レギュレーターストーブST-310」です。コンパクトな見た目からは想像がつかないほど高火力のアイテム。1人分のお湯であれば2〜3分程で沸きあがります。
そのお湯を使い、釣り場でホットコーヒーやココアを飲み、体を温めるのが、筆者流です。
小腹が空いたら、カップ麺を食べて温まることも可能です。
真冬のカップ麺は、何故あれほど美味しく感じるのか……釣りを頑張ったあとの、最高のご褒美です。
体を温めた後は、自然と釣りにも集中でき、今まで感じ取れなかった魚の動き変化にも気付ける様になる?かも知れません。
防寒対策アイテムで真冬の釣りを楽しもう
真冬は家のこたつでゴロゴロしてしまいがちですが、海や川に行けばこの季節だからこそ得られる感動や楽しさがあります。
また、真冬の魚はコンディションも抜群で、釣り上げたときの喜びは言葉では言い表せないほどです。
是非、紹介した3点セットで防寒対策を万全にして、フィールドに足を運びましょう!