ランタンやバーナーの丸いガス缶(カートリッジ)にかぶせるジャケット(カバー)は、革製をはじめとして各種出ているが、フツーじゃ満足できない人におすすめしたいのがこれ。東京都江戸川区の高橋絞工業というヘラ絞り専門の会社が製造している。ヘラ絞りというのは、金属の板を回転させながらヘラで力を加えて成型していく手法。丸い形のものを薄くなめらかに作ることができる。同社では楽器のティンパニや寺社の宝珠、時計の外枠などを作っている。
さて、今回紹介する絞り加工ジャケットは、銅とチタンの2種。「銅 槌目パールNPゴールド」は、銅ならではの金色の光沢が美しい。表面は槌(ハンマー)で叩いてデコボコに仕上げていて、ついなでさすりたくなる触り心地。「チタン あぶりblue」は、表面をバーナーであぶって青色に変化させている。塗装とはひと味違った神秘的な色に目を奪われる。
絞り加工ではないが、あとひとつ紹介しておこう。ステンレス板を溶接した「Decagon ステンレスクリア仕上げ」。表面がきれいに磨き上げられ、キラキラと光を反射する。
3つとも手作りなので価格は安いとはいえないが、室内のインテリアにもなるクオリティ。長い目で見れば、決して高い買い物ではないだろう。
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