キャンプと生理が重なる憂鬱
「キャンプの日程と生理が重なってしまい憂鬱」「寝袋や布団で寝ているときにモレたらどうしよう」
このように困ったり悩んだりしたことはありませんか?
せっかく楽しみにしていたキャンプなのに、生理と重なると不安になってしまいますよね。
そこで今回は生理中でもキャンプを楽しめるよう、持ち物や知っておきたいちょっとしたコツについて紹介します。
キャンプへ持っていきたい!生理中の持ち物
生理中のキャンプに持参したい持ち物を紹介します。
- ジップ付きポリ袋&黒いビニール袋
- ウェットティッシュ
- 体を温めるグッズ
- 多めのナプキン
- 予備のショーツ
生理用品はもちろん、予備のショーツや、万が一汚れてしまった場合に拭き取るためのウェットティッシュも用意しておきましょう。
キャンプ場によってはトイレで生理用品を捨てられないところもあるので、ビニール袋も準備しておきたいですね。外から見えないように、黒いビニール袋に入れてからジップ付きポリ袋に入れておけば安心です。
また夏以外の季節では、夜になるとキャンプ場はグッと冷え込みます。冷えを防ぐためにも、体を温めるアイテムはぜひ持参したいものです。
具体的には使い捨てカイロや湯たんぽ、ホットレモネードなどの温かい飲み物等がおすすめ。
ただし使い捨てカイロは低温やけどに注意が必要です。使用は起きているときに限り、就寝中は使わないようにしましょう。
湯たんぽも重宝します。椅子に座りながらお腹の上に置いたり、就寝時は足元に入れたりと、いつでも身体を温められますよ。
生理中のモレを防ぐコツ
生理中のキャンプで気をつけたいのが「モレ」ではないでしょうか。もれを防ぐ3つの対策法を紹介します。
1. 伝いモレ防止アイテムを使う
就寝時は立っているときと体勢が変わるため、さほど経血量が多くなくても、人によっては伝いモレすることもあります。
そんなとき重宝するのが、身体につけるタイプのナプキンです。通常のナプキンと併用して使います。デリケートゾーンに直接挟み込むため、前後や横の伝いモレを防げます。
もし通常のナプキンしかないとき、筆者はトイレットペーパーで代用しています。やり方は以下のとおりです。
1. ミシン目の二つ分くらい、トイレットペーパーを切り取り、くるくると丸める。
2. デリケートゾーンに当てる。
トイレットペーパーを使っているので、使用後はそのままトイレに流せます。専用ナプキンを使わなくても手軽に伝いモレを防げるので便利ですよ。
2. 夜用・はね付きの生理用品を使う
夜用の生理用品はたっぷりとした厚みがあるため、モレ防止用に必ず持参しています。
はね付きの生理用品は羽なしと比べ、横モレを防ぎやすい構造になっているので、こちらもおすすめです。
3. タオルを下に敷いておく
バスタオルを下に敷いておくのも効果的です。万が一モレがあった場合でも、汚れを最小限に抑えられます。
寝袋の場合は、中にタオルを入れ込みます。布団の場合は、敷布団の上にタオルを敷けばOKです。
なお時間が経った血の汚れは洗濯でも落としにくいもの。筆者は汚れてもいい、使い古したバスタオルを持参しています。
生理中のキャンプQ&A
生理中のキャンプで、ちょっと気になることをQ&A形式でまとめました。
布ナプキンでも大丈夫?
肌触りのいい布ナプキンですが、キャンプ中はあまりおすすめできません。なぜなら洗う場所や保管に困るからです。
特に夏場はにおいが気になり、衛生的にも心配です。使い捨てナプキンなら、ビニール袋(黒いタイプがおすすめです)に入れて、可燃ごみとして捨てられます。
普段は布ナプキンを使っている人でも、キャンプ中は使い捨てに変えたほうがいいでしょう。
お風呂はどうしてるの?
筆者の場合、大浴場には入らないようにしています。生理中はシャワーですませ、さっと体の汚れを落とす程度です。
ただシャワーだけだと逆に身体が冷えてしまうことがあるので、季節や体調によってはタオルで体を拭く程度で済ませることもあります。
生理中でも工夫をしながらキャンプを楽しもう
キャンプと生理が重なったときの、持ち物や対策について紹介しました。
今回の記事は筆者の体験に基づいた内容となっていますので、これを参考にして、ご自身に合った情報を取り入れていただければと思います。
また、生理の症状は個人差があるものです。生理痛が激しいときや、経血の量がいつもより多いときなどは、決して無理をしないようにしてくださいね。