野外でライトをつけっぱなしにすると、電力を無駄に消費するし、虫が寄ってくるので、できれば使うときだけ点灯したいが、どうしても消し忘れがおこってしまう。
そもそも野外だと、いったんライトを消すと、真っ暗闇になってライトのスイッチを探しにくいという問題もある。そのわりに、人感センサー付きのライトがキャンプシーンで普及しないのは、野外で使いやすいものがなかったからではないだろうか。しかし、とうとう手頃なものが登場した。この「クリッパ」である。
本体そのものが大きなクリップになっていて、テントやタープのポール、木の枝、車の荷室のドアなど、好きなところにパチッと固定することができる。カラビナも付属しているので、テントの内側のようにクリップを使いにくい場所では、吊るして使える。
裏面はソーラーパネルになっていて、太陽光で充電できる。USBポートはないので外部機器からの充電はできない。この点は賛否があるかもしれないが、アウトドア用と考えると、ソーラー充電のみというのもなかなかいさぎよいと思う。壁に固定するためのネジも付属しているので、玄関やベランダ用としてもおすすめだ。
また、「常灯」モードに切り替えれば、人感センサーは反応せず、普通のライトと同様に常に発光させておくことができる。
便利なのは「微光」モード。暗くなると20%の明るさで発光し、人を検知すると100%の明るさ(350ルーメン)で発光、15秒たつと20%の明るさに戻る。いちばんエコなのは「消灯」モード。暗くなっても発光せず、人を検知すると100%の明るさで発光し、15秒たつと消える。光の色は白すぎず、黄色すぎない満月色。
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センサーライト クリッパ 迷彩/オンロード 4,400円(税込み)
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