アウトドア用サングラスおすすめ8選!レンズの種類や選び方も解説
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    アウトドア雑貨・小物

    2023.04.29

    アウトドア用サングラスおすすめ8選!レンズの種類や選び方も解説

    春キャンプや初夏のキャンプにサングラスを持っていくべきか迷う人も多いでしょう。紫外線から目を守るためには、季節を問わず、アウトドアにサングラスを持っていくべきといえます。アウトドア用のサングラスの選び方や、おすすめのサングラスを8点紹介します。

    アウトドア用サングラスのレンズの種類

    サングラスは、太陽から出る紫外線から目を守る役割を持ちます。紫外線によって目に炎症を起こしたり、白内障のリスクを高めたりするので、季節を問わずアウトドアではサングラスを着用しましょう。

    そんなアウトドア用サングラスを選ぶ前に、まずは知っておきたいレンズの種類を二つ紹介します。

    参考:紫外線環境保健マニュアル2020|環境省

    偏光レンズ

    偏光レンズとは、ギラついた光を抑えることにより、対象物をしっかり認識できるタイプのレンズです。水面・雪に反射した光も抑えるため、釣りやスキーを始め多くのアウトドア遊びに向いています。また、日差しがまぶしい朝夕にクルマを運転するときに、まぶしさを抑え、前方をくっきりと見ることができるため、お出かけの際の安全確保にも大いに役立ちます。

    光をどれだけ抑えるかは、『偏光度』で表されます。偏光度が高いほど反射光を遮断しますが、その分視界が暗くなることが特徴です。普段使いのサングラスであれば、偏光度はさほど高くなくてもよいですが、アウトドアでは偏光度が高い方が使いやすいといえます。

    偏光レンズは釣りやドライブ、スキーなどの『光の反射を抑えたい場面』で活躍すると覚えておきましょう。

    参考:偏光レンズとは|OHKEI

    調光レンズ

    調光レンズは、紫外線の強さに応じて色が変わるタイプのレンズです。紫外線が強いところほど暗くなり、逆に弱いところではメガネのように明るくなるのが特徴です。

    環境によってレンズの明るさが変わるため、屋内外問わず、ずっとかけ続けられる点がメリットといえます。また、ファッション性が高いので、屋内ではおしゃれメガネのように使えることも魅力の一つです。

    ちょっとしたお出かけに持っていきたい人や、ファッション性を重視したい人におすすめです。

    参考:調光レンズと偏光レンズの違いは?サングラス購入時の見分け方 | メガネストアー(眼鏡・めがね・コンタクトレンズ・補聴器)

    アウトドア用サングラスの選び方は?

    レンズの違いのほかにも、アウトドア用サングラスを選ぶポイントはいくつかあります。選ぶときのポイントを三つ解説します。

    レンズの素材を確認

    レンズの素材は、『ガラス』『プラスチック』『ポリカーボネート』が代表的です。ガラスは視界の歪みを抑えやすく、傷にも強いという特徴があります。しかし、落とすと割れやすいので、取り扱いには注意が必要です。

    プラスチックは衝撃に強く、落としても割れにくいなど耐久性に優れています。カラーデザインも豊富なので、お気に入りのデザインが見つかりやすいでしょう。

    ポリカーボネートとは、プラスチックよりもさらに衝撃に強い素材のことです。激しい動きを伴う、スポーツシーンに向いています。ただし、光学性能がやや落ちてしまうのが難点です。

    参考:レンズの基礎知識|AJOC

    レンズのカラーで選ぶ

    レンズのカラーによって、視界がどのように見えるのかが変わるので、デザインだけでなく機能性の観点からもカラーを選ぶのがおすすめです。レンズのカラーは数多くありますが、代表的なものの特徴と、それぞれ向いているアウトドアアクティビティを紹介します。

    『グレー系』は裸眼に近い状態で光をカットするため、ドライブにぴったりです。『グリーン系』は強い光を柔らかい光に変えてくれます。ナチュラルさを重視する人やキャンプシーンにもおすすめです。

    『レッド系』『ブラウン系』は、コントラストをはっきりさせる効果があります。水中のものが見やすくなるため、釣りに適しています。『ブルー系』はまぶしい光をカットする性質があり、日差し対策をしたいサイクリングに向いているでしょう。

    参考:カラーレンズとは?そのメリットと、自分に合うレンズの選び方|Zoff MAGAZINE

    偏光度と可視光透過率をチェック

    前述の通り、偏光度とは『光を遮る力』です。一方、可視光透過率は『可視光(人に見える光)をどれだけ通すか』を表す指標のことです。偏光度が高いほど視界がクリアになり、可視光透過率は低いほど光が入りにくい、つまり視界が暗くなります。

    一般的に、偏光度と可視光透過率は対極の関係にあります。言い換えると、偏光度が高くなるほど可視光透過率は低くなり、逆も然りということです。

    偏光レンズの場合、偏光度は最高値の99%がおすすめです。可視光透過率は、高いものだと光が多く入り、見えにくく感じやすくなるため、30%以下を目安にすると景色を見やすくなるでしょう。

    偏光レンズのおすすめアウトドアサングラス

    偏光レンズを使ったおすすめのアウトドアサングラスを、4点紹介します。どれもカラーバリエーションが豊富なため、ニーズに合ったレンズカラーを選ぶとよいでしょう。

    エレクトリック「ROAD GLACIER」

    イタリア製のおしゃれなサングラスです。一見普通のサングラスのように見えますが、約100%UVカット、ブルーライトは最大98%カットと高い性能を誇ります。取り外し可能なアイシールドが付いており、スポーツシーンでも活躍します

    テンプルは調節可能で、自分にぴったりのかけ心地を実現できるでしょう。ポリカーボネートレンズを使用しており、はっ水・反射防止・傷が付きにくいコーティング加工がされています。重量は約38gと標準的です。

    • 商品名:エレクトリック「ROAD GLACIER」
    • エレクトリック公式オンラインストア:商品はこちら

    スワンズ「FACEONE 偏光レンズモデル」

    テンプルがこめかみにフィットし、顔と一体化するような装着感を実現したサングラスです。こめかみ部分に設けられたグラビングテンプルにより、頭の動きに合わせて柔軟に形を変えられます。

    偏光度は約97%以上、可視光透過率は約16%のため、視界をクリアにしたいスポーツシーンに向いているでしょう。レンズにはポリカーボネートを使用しているので、耐久性も十分です。

    レンズの両面には反射防止マルチコートを施し、映り込みも防止しています。重さは約30gと比較的軽量です。

    • 商品名:スワンズ「FACEONE 偏光レンズモデル」
    • スワンズ公式オンラインストア:商品はこちら

    スワンズ
    FACEONE 偏光レンズモデル


    オークリー「Radar EV Path」

    世界のトップアスリート協力のもと開発された、スポーツグラスです。左右でレンズを分けず、上部を大きく作ることで広い視界を確保しています。

    レンズカラーがグレーの場合の可視光透過率は約11%と、多くの光をカットしてくれるので、日差しが強い日でもクリアな視界を保てるでしょう。

    ほかにも多くのカラーバリエーションが展開されており、それぞれで可視光透過率が変わります。基本性能はそのままに、利用シーンに合ったものを選べるでしょう。レンズは高水準の耐衝撃テストに合格しており、高い耐久性が期待できるのもポイントです。

    • 商品名:オークリー「Radar EV Path」
    • オークリー公式オンラインストア:商品はこちら

    オークリー
    Radar EV Path

    重量: 0.181 kg


    シマノ「STL302」

    シマノとタレックス社によるコラボ製品で、メガネの街『鯖江(福井県)』の工場で職人が手作業で仕上げています。テンプルを固定する板バネはチタン製で、長い時間使用してもストレスを感じにくいかけ心地が魅力です。

    レンズのカラーは、トゥルービュースポーツ・イーズグリーンの2種類から選べます。前者の偏光度は約99%、後者は約90%です。形状はベーシックなスクエア型で、ファッションにも違和感なく溶け込むでしょう。

    何重にもコーティングを施したプラスチック製レンズは、高いはっ水性・耐久性を実現しています。

    • 商品名:シマノ「STL302」
    • シマノ公式オンラインストア:商品はこちら

    シマノ
    STL302

    収納サイズ(mm):176×69×87


    偏光レンズで軽量なアウトドアサングラス

    偏光レンズを使ったサングラスの中でも、軽量なタイプを二つ紹介します。長時間かけるときには、いかに軽量で耳に負担がかからないかが重要です。

    モンベル「トレールグラス ワイドレンズ PL」

    わずか18gほどの軽量設計のサングラスです。可視光透過率約15%とスポーツシーンにぴったりです。

    レンズ素材はポリカーボネートを使っており、軽量ながら耐久性も高くなっています。横に広いワイドレンズにすることで、レンズと顔の隙間から入る光も遮断します。

    また、交換用レンズ(別売り)に付け替えることで、シーンごとに適切な機能を発揮できるカスタマイズ性も魅力の一つです。また、顔のサイズに合わせて、ワイドレンズよりも小さめな2種類のレンズサイズから選ぶことも可能です。

    日本人の骨格に合ったアジアンフィットデザインにより、快適なかけ心地を体感できるでしょう。

    • 商品名:モンベル「トレールグラス ワイドレンズ PL」
    • モンベル公式オンラインストア:商品はこちら

    エレクトリック「COVE」

    無駄を省いた、シンプルなデザインのイタリア製サングラスです。重量は約26gと軽く、長時間かけても違和感が少ないでしょう。レンズには傷が付きにくいポリカーボネートを使用しており、激しい動きを伴うスポーツシーンでも活躍します。

    ブルーライトは約98%、紫外線は約100%カットな上、フレームには耐衝撃性が高く軽量な『Grilamid』を使用しています。

    また、リサイクル素材を用いたマイクロファイバーケース付きで、持ち運びにも困りません。

    • 商品名:エレクトリック「COVE」
    • エレクトリック公式オンラインストア:商品はこちら

    エレクトリック
    COVE

    重量:26g


    調光レンズのアウトドアサングラス

    調光レンズのおすすめアウトドアサングラスを、二つ紹介します。おしゃれさも重視したい人は、調光レンズを選んでみてはいかがでしょうか?

    スミス「PivLock Reverb」

    重量わずか27gほどの軽量設計のサングラスです。男女問わずかけられるユニセックスモデルのため、使う人を選びません。ノーズは4パターンに変更可能で、適切なポジションに調整できます。

    レンズには、『Chromapop』という独自のテクノロジーを用いた調光レンズを使っています。コントラストをより鮮明にすることで、浮き立つような見え方を実現しているのが特徴です。

    レンズが2セット付いており、シーンに応じて使い分けできる点もポイントです。ハードケースも付属するので、保管や持ち運びもしやすいでしょう。

    参考:Chromapop|スミス公式サイト

    • 商品名:スミス「PivLock Reverb」
    • スミス公式オンラインストア:商品はこちら

    スミス
    PivLock Reverb

    ノーズパッド可変4種類


    スワンズ「STX DA-0066 MGMR STRIX D.A. 調光レンズモデル」

    紫外線量により、可視光透過率が17〜88%まで柔軟に変化するサングラスです。UVカット率は99.9%以上を誇ります。

    レンズには優れたグレードのポリカーボネートにコーティングを施した、スワンズ独自の『ペトロイドレンズ』を使用しており、高い耐久性を実現している点にも注目です。

    ノーズは調節可能で、肌触りの優しいラバーを採用しています。テンプルはハード素材・ソフト素材の組み合わせで、顔へのフィット感を高めています。

    別売りの10種類以上のレンズと付け替えが可能で、カスタマイズ性の高さも魅力です。

    参考:SWANS公式オンラインショップ|SWANS STORE Web

    • 商品名:スワンズ「STX DA-0066 MGMR STRIX D.A. 調光レンズモデル」
    • スワンズ公式オンラインストア:商品はこちら

    スワンズ
    STX DA-0066 MGMR STRIX D.A. 調光レンズモデル

    重量:29g


    まとめ

    紫外線は季節に関係なく発生するので、基本的にアウトドアにはサングラスを持っていくのが望ましいでしょう。「いつもサングラスをかけているのは気が引ける」という人には、暗いところでレンズが明るくなる調光レンズもおすすめです。

    アウトドア用のサングラスは、レンズの種類や偏光度・可視光透過率などの性能によって、さまざまなものがラインアップされています。利用シーンに合わせて、最適な一本を選びましょう。

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