サスティナブルにキャンプを楽しむには?
自然と遊ぶ上で気にかけたい環境のこと。環境に負荷をかけず、サスティナブルにキャンプを楽しむには何を意識したらいいのでしょうか。
地球環境のためにできることはたくさんありますが、まずは「使い捨てを減らすこと」から始めてみるのもおすすめです。
使い捨てをやめ、さまざまなシチュエーションで長く使える物を選ぶことは、簡単でお財布にもやさしいサスティナブルな行動といえるでしょう。
今回は、キャンプにおすすめの繰り返し使えるアイテムを3つご紹介します。日常生活においても便利な商品なので、キャンプに行く頻度が低い方も持っていて損はないはずです。
サスティナブルな3つのキャンプアイテム
サスティナブルな3つのキャンプアイテムと、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
ガスを充填して繰り返し使える「トーチ」
使い捨てのチャッカマンやライターの代わりとして、ガス充填式のトーチはおすすめです。
筆者が使用しているのは、SOTOの「マイクロトーチACTIVE」。この製品は、カセットガスからガスを充填できます。
マイクロトーチの下部から、カセットガスを差し込むことでガスを簡単に充填できます。
用途は、ストーブやランタン、焚き火の着火、ロープの切断などさまざま。
キャンプ中はもちろん、家の中でも、料理の焦げ目付けの際やキャンドルを灯す際に活躍するでしょう。
火口に指を近付けずに着火できるため、小さくなってしまったキャンドルなどにも安全に火がつけられます。ライターの扱いに慣れていない方にもおすすめです。
SOTOのマイクロトーチACTIVEは、カラーがオレンジ・ブルー・ブラックの3色展開。お好きなカラーを選んで愛用するといいでしょう。
SOTO「マイクロトーチ ACTIVE」
サイズ:幅50×奥行19×高さ90mm
重量:45g
価格:1,980円(税込)
捨てずに何回も使える「シリコン容器」
食品を下処理してキャンプに持っていく場合、使い捨てのフリーザーバッグはやめて、繰り返し使えるシリコン容器を使うとゴミが減ります。
おすすめは、何回も使える耐久性がある、ZipTopのシリコン容器です。さまざまなサイズがありますが、筆者が使っている「ディッシュSサイズ」は使い勝手が良いコンパクトなサイズです。
キャンプではカットした野菜を入れたり、下味を付けたお肉を入れたりと、使い捨てのフリーザーバッグと同じように使えます。
その他にも、下記のとおり幅広い用途があります。
- 電子レンジを使用した食材の加熱
- 電子レンジを使用した炊飯
- 食品の保存
- お弁当箱
- ポーチ
食洗機や冷凍庫でも使用できるタフな素材なので、色々なシーンで長く使うことができます。
さらに、プラスチックを使わず100%シリコンで作られており、BPA、PVCともにフリー。したがって、環境にも人にもやさしい商品です。
Zip Top 「ディッシュ S」
サイズ:20×7.5×10.3cm
重量:132g
容量:473ml
価格:2,310円(税込)
使い捨てカイロの代替となる「湯たんぽ」
春でも朝晩は冷え込み、まだまだ防寒対策が必要なキャンプ場も多いでしょう。防寒対策として、使い捨てのカイロの代わりに使ってほしいのが湯たんぽです。
LOGOSの「どこでもソフト湯たんぽ」はウェットスーツの生地でできており、柔らかい使い心地が特徴。さらに、高い断熱性と保温性があります。
湯たんぽ自体が熱くなりすぎずカバーが不要なため、お子さんでも安心して使えるでしょう。
ロートも付属しているので、鍋からでも安全にお湯を注ぐことができます。
もちろん普段使いも可能なので、冬は自宅でも活用しましょう。湯たんぽを使って暖房の設定温度を下げれば、節電にもつながります。
LOGOS「どこでもソフト湯たんぽ」
サイズ:縦23×横16×高さ8cm
重量:160g
容量:1L
価格:7,800円(税込)
使い捨てを減らして、サスティナブルなキャンプを楽しもう!
キャンプ時の環境負荷を減らす方法のひとつとして、使い捨てをやめるためのアイテムをご紹介しました。
使い捨てをやめて長く使えるものを選ぶと環境への配慮になることはもちろん、長期的に見ればお財布にもやさしいでしょう。
環境にやさしい洗剤を使う、近場のキャンプ場を利用して車での移動距離を短くする、ゴミを適切に処分するなど、他にも環境のためにできることはたくさんあります。
大事な自然を守るために、ひとつひとつ小さなことから環境負荷の少ない選択をしていきましょう!