6600万~6800万年前の白亜紀後期に生息し、全長は最大で13mあったと推定される最強の呼び声高い肉食恐竜ティラノサウルス。その骨格や生きている姿を最新の学術研究に基づいてリアルに再現したプラモデルが、「プラノサウルス ティラノサウルス」だ。
自らの手で理解するティラノサウルスの肋骨
「プラノサウルス ティラノサウルス」は、博物館に展示されている標本のような「骨格ビルド」と、その骨格に外皮を取り付けて恐竜の生き生きとした姿を復元する「恐竜ビルド」という、2つの組み立て方が可能。しかも、「ティラノサウルス」の外皮に関しては、羽毛のあり/なしを選択でき、いずれのパーツも同梱されている。自分にとっての「これぞ、ティラノサウルス!」という姿を組み立てることができるのだ。
各パーツはニッパーを使わず手でランナーから外すことができ、組み立てには接着剤も不要。対象年齢は6歳以上で、子どもや初心者でも難なく本格的なプラモデルを組み立てることができる。恐竜には興味があるけど、細かい作業は苦手で…なんて人も全く問題なし。親子で楽しく挑戦してみるのもおすすめだ。
何より楽しいのが、組み立てる過程で「ティラノサウルス」の身体的な構造や特徴を実感を伴って理解できること。鋭い歯、強靭な爪、3本の骨が一体化した足の甲などが事細かく再現されているため、自らの手で恐竜のリアルな姿を知ることができるのだ。どの部位も再現度が高く、「ティラノサウルスの肋骨って、こうなの!?」などと感心しているうちに、組み立てが完了する。
監修を務めたのは爬虫類・恐竜研究家の富田京一氏で、歯の生え方や筋肉の付き方なども最新の学説が反映されているという。また、組み立て説明書にも「ティラノサウルス」についての学説や豆知識が覚えられる4コマ漫画なども掲載されており、恐竜をより楽しく、興味深く学ぶことができる。
組み立てた「ティラノサウルス」は、顎の開閉をはじめ、前肢や後肢、首や尾を可動させることが可能。今まさに獲物に襲いかかろうとしている姿など、自分が思う理想的な「ティラノサウルス」の姿でディスプレイすることができるのだ。また、組み立て方を工夫すれば、半分だけ外皮パーツが付いた解剖標本のような状態にすることもでき、これはこれで楽しい(トップ画像、参照)。
現在、「プラノサウルス」シリーズは「ティラノサウルス」の他、「トリケラトプス」と「ステゴサウルス」もラインナップ。2023年6月に「モササウルス」も発売、さらに2023年7月に「スピノサウルス」の販売も予定されている。好みの恐竜をそろえたり、「ティラノサウルス」の骨格ビルドと恐竜ビルドを並べて飾ったりと、さまざまな楽しみ方ができる。
プラノサウルス ティラノサウルス
- 価格:1,430円
- 付属品:外皮パーツ(羽毛)×1、台座×1、シール×1
プラノサウルス トリケラトプス
- 価格:1,595円
- 付属品:台座×1、シール×1
プラノサウルス ステゴサウルス
- 価格:1,650円
- 付属品:台座×1、シール×1
プラノサウルス モササウルス
- 価格:1,870円
- 付属品:台座×1、シール×1
※2023年6月発売予定
プラノサウルス スピノサウルス
- 価格:1,595円
- 付属品:前肢パーツ(四足歩行用)×1、台座×1、シール×1
※2023年7月発売予定