手ぬぐいの便利な使い方とは?アウトドアにおすすめしたい理由4つ
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    2024.07.16

    手ぬぐいの便利な使い方とは?アウトドアにおすすめしたい理由4つ

    手ぬぐいの便利な使い方とは?アウトドアにおすすめしたい理由4つ
    日本の伝統的なアイテム「手ぬぐい」。登山やキャンプなどのアウトドアで、見かけることも多いと思います。しかし、初心者の方は「なぜみんな手ぬぐいを持っているの?」「綿は乾きにくいから登山ではNGじゃないの?」と疑問に思ったこともあるでしょう。実は、アウトドアシーンで手ぬぐいがよく見られるのには、きちんとした理由があるんです。今回は、手ぬぐいの便利な使い方とともに紹介していきます。※上画像は筆者私物の手ぬぐい。

    なぜアウトドアに手ぬぐいなのか

    アウトドアに手ぬぐいがぴったりだと言える理由は、いくつか挙げられます。

    手ぬぐい

    実は万能な手ぬぐい!

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    手ぬぐいがおすすめな理由

    速乾、吸水性能に優れている

    一般的に綿は乾きが遅いので、アウトドアには不向きとされています。

    しかし、手ぬぐいは綿で作られているとはいえ、薄くて繊維が密集したつくりになっているので、とても乾きが早いです。

    また、綿の特性でもある吸湿性に優れているので、汗をすばやく吸収してくれます。汗を吸収してもすぐ乾くので、衛生的に使えるというわけです。

    薄くて軽い

    手ぬぐいはタオルに比べると圧倒的に薄いので、何枚か持っていてもかさばりません。

    たたんでポケットに入れても邪魔にならず、さっと広げればフェイスタオルのように使えるのでとても便利です。

    この薄さはキャンプや登山で荷物をコンパクトにしたいときに、とても助かるでしょう。

    熱に強い

    綿の手ぬぐいは熱に強く、化学繊維のように簡単に溶けたりしません。

    なので、キャンプなどでスキレットやダッチオーブンを使う場面では、鍋つかみの代わりにもなります。

    お土産にちょうどいい

    山小屋や売店では、オリジナルデザインの手ぬぐいがよく売られています。

    コンパクトで邪魔にならないし、登山やアウトドアで使えるうえに、記念にもなるので、知人や自分へのお土産に最適です。

    筆者も登山中や旅先で手ぬぐいを見つけると、ついつい買ってしまいます。

    手ぬぐいの便利な使い方

    ここからは、便利な手ぬぐいの使い方を紹介します。アウトドアシーンでは、たくさん活躍してくれることでしょう。

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    手ぬぐいの使い方

    手ふき・汗ふき

    ベルトやベルトループに手ぬぐいを結びつけておくと、サッと手をふけます。

    この使い方は、特にキャンプで料理を作るときにとても便利です。

    腰に手ぬぐい

    ベルトやベルトループに結ぶと便利。

    また首に巻いておけば、かいた汗をすぐにふくことができます。顔や首にかいた汗が体につたってくるのを防いでくれるでしょう。

    首に手ぬぐい

    首に巻けば汗拭きに。

    マスク

    手ぬぐいをマスクに

    マスク代わりに。

    口に巻くことで、簡単なマスク代わりとして使うことができます。

    筆者は富士登山の下りのときに、砂ぼこりを防ぐために手ぬぐいを使いました。

    暑さ対策(かぶる、首に巻く)

    頭にかぶることで、帽子代わりとして使うことができます。

    また、この上からヘルメットをかぶることで、ヘルメットのインナーにもなります。

    さらに、濡らした手ぬぐいを首に巻けば、厚さ対策としても使えるでしょう。

    頭に手ぬぐい

    頭にかぶれば帽子代わりに。

    応急処置

    いざというときにも手ぬぐいは使えます。

    ねんざなどで足を痛めてしまった際、濡らした手ぬぐいを巻けばアイシングができます。

    また、手ぬぐいは細く裂けるので、靴紐のかわりに使ったり、靴底がはがれてしまったときに、巻いて結んで使うなどの応急処置も可能です。

    鍋つかみ

    先述したとおり、化学繊維とちがって綿は熱に強いので、鍋つかみとしても使えます。ただし、あまり熱いものをつかむと手ぬぐいがこげてしまうため、注意が必要です。

    スキレットを手ぬぐいを使ってつかむ

    綿なので鍋つかみとしても役立ちます。

    枕カバー・シーツ

    山小屋の寝袋を使って寝るのは、少し抵抗がある人もいるでしょう。そんなときには、枕やえり元に手ぬぐいを使いましょう。枕カバーやシーツのような役割をし、安眠度がUPするはずです。

    手ぬぐいを使った包み方って?

    また、手ぬぐいを使えば、簡単に物を包むこともできます。包み方をマスターして、エコバックのように使用してみるのもいいでしょう。

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    知ってると一目置かれる包み方

    ペットボトル包み

    手ぬぐいの端を折って、ペットボトルの口が少し出るように置きます。

    手ぬぐいの上にペットボトル

    手ぬぐいの上にペットボトルをセットします。

    ペットボトル全体を両サイドから包んで、口の部分を結びます。

    ペットボトルを手ぬぐいでつつむ

    ペットボトル全体を包み込むようにします。

    底の部分を平らに折って、残りの部分をねじり、口の部分に一周巻いて縛れば完成!カラビナでベルトなどにつなげれば、両手が使えて便利です。

    ペットボトルつつみ

    余った布の部分をくるくる巻いて口の部分で縛りましょう。

    缶包み

    手ぬぐいの中心に缶の底面2つ分目安の隙間を空けて、2本置きます。

    手ぬぐいに缶を2本

    少し間隔を開けて缶を並べましょう。

    両側から缶を棒状に包みます。

    手ぬぐいで缶を包んでいる

    くるくる巻いていきます。

    2本の缶を立てて、両端をしっかりと結びます。

    手ぬぐいに包まれた缶

    手ぬぐいの両端を上部で結びます。

    余った布を両端からねじっていって、先端を結んで出来上がり!

    このようにすれば片手で2本の缶を持てるようになり、輪っかの部分にロープを繋げば川で冷やすこともできます。

    缶つつみされた缶

    取っ手があるので持ち運びがラク!

    手ぬぐいを使うときの注意点

    アウトドアに最適な手ぬぐいですが、使用に際しては注意点がいくつかあります。最後に取り扱いの注意点も押さえておきましょう。

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    知っておきたい使用時の注意点

    色落ちに注意

    手ぬぐいを使う上で気をつけなくてはいけないのが、色落ちです。

    特に初めの5回くらいまでの洗濯は、ぬるま湯ではなく水を使って、単独での手洗いをおすすめします。

    そのあとは色落ちが少しずつ落ち着いてくるので、洗濯機で洗ってもOK。ただし、色移りが心配な白いシャツなどとは分けて洗ったほうが無難です。

    ほつれはハサミでカット

    手ぬぐいは使っていると、切れっ端の部分がほつれてきます。

    ほつれてきたらその都度、ハサミでカットしましょう。ほつれは引っ張るとヨレるので、引っ張らず切るのがポイントです。

    お気に入りの一枚を持って出かけよう

    テーブルに手ぬぐい

    手ぬぐいと一緒に外へ。

    今回は、登山やキャンプなど、アウトドアで人気の手ぬぐいを紹介しました。

    便利なだけではなく、集めるのも楽しくなるアイテムです。ぜひ、あなたのお気に入りの一枚を持って、山登りやキャンプへ出かけてくださいね。

    すー(鈴木 隆)さん

    アウトドアガイド・ライター

    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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