山の頂上で食べる山ごはんに、炊き込みごはんはいかがでしょうか。
今回は、メスティンとコンビニ食材を使って簡単に作れる、炊き込みごはんのレシピを2つ紹介します。
下準備はほとんどなく、簡単に調理ができてしまうので、初心者の方におすすめ。ぜひ、アウトドアで食事を楽しむ際の参考にしてみてください。
メスティンは「トランギア」がおすすめ!
メスティンは、取っ手付きのアルミ製飯盒です。熱伝導率が高いため、ごはんを美味しく炊けるのが特徴。また、炊飯だけでなく麺料理や蒸し料理などにも幅広く活用することができます。
なお、今回使用するメスティンは、「トランギア」のメスティンです。
上の写真のメスティンは、重量150gで、サイズが17cm×9.5cm×6.2cm。容量は750mlとなっています。
約1.8合分の炊飯が可能なため、1~3人分のごはんを作りたい方におすすめのサイズです。
もう少したくさん炊きたいという方には約3.5合炊けるトランギアのラージメスティンもあるので、用途に合わせて大きさを選んでみてください。
また筆者は、山での火器はPRIMUSの153ウルトラバーナーを使用することが多いです。
こちらのバーナーは簡単に点火することができ、コンパクトにまとまるので初心者の方にもおすすめです。
(1)本格鮭の炊き込みごはん
ここからは、炊き込みごはんのレシピを紹介していきます。
まずは、「本格鮭の炊き込みごはん」のレシピです。
材料(2人分)
- 無洗米 1合
- 水 250ml
- 銀鮭の塩焼き 1個
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 顆粒和風だし 少々
醤油、酒、みりん、顆粒和風だしはあらかじめ混ぜ合わせて持っていくと便利です。筆者は、調味料を持っていく際、100円ショップなどで売っているミニボトルを活用しています。
また、今回鮭は、コンビニで売っているものを使用しました。
家での下準備
お米を水につけて吸水をさせておきます。暖かい時期は20~30分程度、寒い時期は1時間程度吸水させてください。
今回は無洗米を使っているのでそのまま水につけましたが、無洗米でない場合は米を研いでから吸水をさせるようにしてください。
その後、吸水させた米をジップロックに入れてしっかりと密閉させます。
家でお米を吸水させる時間がないという場合は、山に登る前にペットボトルにお水とお米を入れて吸水時間を確保したり、調理前に少し水につけてから調理を始めたりするのでも大丈夫です。
作り方
始めに、お米と調味料をメスティンへ入れて、水250mlを入れます。
トランギア製のメスティンであれば、持ち手を固定するリベットのだいたい中央くらいになるよう水を入れると良いでしょう。
次に、銀鮭の塩焼きを中央に乗せます。
あとは、火にかけるだけ。まずは強めの火で20分加熱します。
湯気がでてこなくなったら火を止めて、タオルにくるんで裏返して蒸らします。10分ほど蒸らしたら完成です!
簡単に本格炊き込みごはんができあがりました。
筆者がおすすめする、銀鮭の塩焼きと一緒に入れると美味しい具材は、きんぴらごぼうです。
銀鮭の塩焼きだけでも十分美味しいですが、コンビニで売っているお惣菜のきんぴらごぼうを入れるとしゃきしゃきとした触感が加わり、違った味わいがプラスされます。
家で好きな野菜をカットして持っていき、いろいろな食材を追加しながらお気に入りの組み合わせを見つけてみるのも楽しいでしょう。
(2)ひじきの炊き込みごはん
続いて紹介するのは、「ひじきの炊き込みごはん」のレシピです。
材料(2人分)
- 無洗米 1合
- 水 250ml
- ひじき煮
今回使用したのは、ファミリーマートで購入したひじき煮。7種類の具材が入っているので、簡単に本格炊き込みごはんを作ることができます。
家での下準備&作り方
下準備や作り方は先ほどのレシピとほぼ同じです。
家であらかじめ、吸水させておいたお米を使用します。
現地ではお米と、水250mlをメスティンへ入れ、ひじき煮を追加すれば、準備は完了です。
先ほどのレシピと同じように炊飯していきます。
炊きあがったら全体を混ぜ込んで完成です!
簡単本格炊き込みごはんで山を楽しもう!
コンビニで買える食材を使って簡単に作ることができる超お手軽レシピ。家での下準備を済ませておけば、山ごはんにもぴったり。かなり重宝するでしょう。
メスティンを使った炊き込みごはんは、基本的に調味料や具材を混ぜて炊くだけ。自分だけのお気に入りレシピを見つけて、山ごはんを楽しんでくださいね。