【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記Vol.29
釣り番組を見ていると、磯釣り師が磯の上でお湯を沸かし、カップ麺を食べながら「磯で食べるカップ麺は最高!」とよく言ってる。そして本当に美味しそうに食べている。だったらカヤックでも頑張れば出来るじゃないの? と思ったのでやってみることにした。
逗子から2時間半もかけてたどり着いた『江ノ島(前回の記事へリンク)』で、そろそろお腹もすいてきた。間近に迫る江ノ島を眺めながら、海の上で温かいカップ麺を食べたら絶対美味いに違いない。早速、持参した小型の「ストーブ」を準備する。
普通のカヤックなら無理だが、プロアングラーは広く、比較的安定しているので、お湯を沸かすスペースくらいはある。安定しているとはいえ、小さい波でも多少は揺れるので、仕方なく手でカップを持ちながらお湯を沸かす。
我ながら何をやっているんだろうと思いつつ、待つこと数分。お湯が沸騰してくる。カップ麺にお湯を注ぎ、3分ほど待つ。いつもはおにぎりやサンドイッチなので、特に冬は温かいものはありがたい。