お菓子のラムネは手作りができる、ということをご存知ですか?ラムネは火を使わずに、材料を混ぜ、型に入れるだけで完成してしまうのです。
ファミリーキャンプでお子さんと一緒に作ったら、盛り上がること間違いなし!自分だけのオリジナルラムネは感動がいっぱいで、味も格別です!
今回は、そんなオリジナルラムネの作り方をご紹介します。
簡単!手作りラムネの作り方
さっそく自分だけのラムネを作る手順を紹介していきます。
クエン酸や重曹を用意して、口の中でしゅわしゅわと広がるラムネを作ってみましょう。
ラムネの材料(約9個分)
- 粉砂糖 100g
- コーンスターチ 20g
- 食用色素(今回は赤・緑・黄) 適量
- クエン酸 小さじ1
- レモン果汁 小さじ1
- 水 小さじ1
- 重曹 小さじ1
必要な道具
- 計量スプーン(小さじ)
- 竹串または爪楊枝
- スプーン
- ゼリーなどの空カップ
- トレー
- シェラカップや小さめのボウル
作り方
粉砂糖、コーンスターチ、重曹、クエン酸をそれぞれ計量し、小分けにしてビニール袋に入れておきます。
こうしておくと、野外で混ぜるときにスムーズ!今回は4人の子ども達にそれぞれ作ってもらうため、材料を4等分して小分けにしました。
1.粉類を混ぜる
まず、粉砂糖にコーンスターチを混ぜ、お好みの食用色素を混ぜます。
食用色素は、少量ずつ入れていきましょう。
「赤と黄色を混ぜて、オレンジにしたい!」という子や、「私は赤を少しだけ入れて、ピンクにしたいな」という子も。食用色素を混ぜて、自分の好きな色を作る体験は、ワクワクしますよね!
2.その他の材料を入れる
クエン酸、レモン、重曹、水を入れます。
粉が飛び散らないように、ゆっくりと混ぜていきます。
3.まぜまぜタイム!
材料を入れ終わったら、スプーンを使ってこぼさないように混ぜていきます。
水分が少ないので少し混ぜにくい場合もありますが、スプーンの腹を使いながら容器の側面に材料をこすりつけるようにゆっくり混ぜていくといいでしょう。だんだん色味がついてきます。
ここまで混ざったら、手のひらをスリスリするように擦り合わせて、より細かい粉状にします。
4.重曹を入れる
よく混ぜ合わせ、水分がなくなってきたら重曹を入れて再度混ぜます。
ラムネの素が、できあがりました。
5.カップに入れる
用意しておいた空のゼリーのカップに、ラムネの素を入れていきます。粉自体がふわっとしているので、上まで入れたら指でギュッと押しましょう。
一色だけでもいいし、何色か重ねてシマシマ模様にしても楽しいはず。
カップに入ったラムネの素を見て、子ども達は「なんだかカラフルで恐竜の卵みたい〜!」と大喜びです。
6.固まったら完成!
ラムネの素を入れたゼリーのカップをトレイに入れたら、ラップや蓋を被せ、6時間以上置いておきます。
しっかりと固まるまで時間がかかるので、キャンプ場到着後にすぐ作って、夕食後のデザートにしたり、翌日のおやつにしたりしてもいいですね。
待ちきれない子ども達は、溢れた粉をぺろぺろし始め、「本当にラムネだ!」「しゅわしゅわして酸っぱい!」と味見を楽しんでいました。
固まったことが確認できたら、カップから取り出します。ポコっと上手に抜くのは意外と難しいので、ゆっくりと。
多少壊れてしまっても大丈夫です!味は一緒なので、失敗も楽しみましょう。子ども達は大喜びで食べてくれます。
色がピンクなだけで、「なんかイチゴの味がする!」という子も。
甘味は粉砂糖のみですが、想像が膨らんで味を楽しめる子ども達に、なんだかほっこりしてしまいますよ。
上手に作るためのコツは?
うっかり水分を多く入れてしまわないよう要注意!水分量が多いとネトネトになってしまうので、その点は気を付けてください。
水分を多く入れてしまった場合に備え、計量した分量以上の材料を多少持参しておき、粉砂糖とコーンスターチを少々足して調整するといいでしょう。
ラムネ作りは、粉と粉を混ぜ合わせるのに思いのほか時間がかかります。
粉が飛ばされるのを防ぐため、風の影響を受けにくい場所で作るのがおすすめです。調理場所は、テント内やタープ下がいいでしょう。
また、今回は食用色素を使用しましたが、100%のぶどうジュースなど色味の強い飲み物を活用しても色をつけることができます。お子さんの好きな飲料で作るのも、楽しみが広がりますよね。
子どもが喜ぶラムネ作りを楽しもう!
材料さえ計量しておけば、火も使わずに手軽に楽しくできるラムネ作り。
ぜひお子さんと一緒に作って、楽しいキャンプの思い出にしてくださいね!