水質の改善が進むにつれて、盛んになりつつあるのが都市部の河口域や運河、水路をフィールドにするSUP(Standup Paddle Board)のツアー。
幅広で落水しづらいボードを使ったり、船舶の航行が少ない時間帯、水域を選ぶなどして、入門者でも安全に楽しめる工夫がされている。
現在、団体があるのは東京、大阪、広島など。都市の自然を楽しむ方法として定着するかも。
大阪の運河がフィールド!
日本シティサップ協会
都市部でのSUPの先駆的団体。旧淀川に浮かぶ大阪の中之島の周遊や、道頓堀川を漕行するツー、ランチなどと組み合わせるツアーを催行。
日本シティサップ協会 http://www.citysup.jp/
東京・羽田の海を散歩
羽田多摩川supスクール
大森ふるさとの浜辺公園を拠点に、SUPのスクールを不定期に催行。多摩川の河口域を遡行
したり、港湾部の周遊も行なっている。
羽田多摩川supスクール https://www.facebook.com/haneda.sup.club/?rf=407460369351587
広島のデルタ地帯を旅する
マジックアイランド
原爆ドームなどが建つ、広島のデルタ地帯がフィールド。網の目のように広がる水路を自由自在に漕ぎまわり、川から広島の歴史を感じる。
マジックアイランド http://www.magicislandsurf.com/
◎構成/藤原祥弘