山も海もある!はやま三ヶ岡山緑地のお手軽ハイキングコースをご案内
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    2023.05.20

    山も海もある!はやま三ヶ岡山緑地のお手軽ハイキングコースをご案内

    登山道のツツジの花

    新緑が美しい季節。「登山に行きたいけれど、計画や準備が億劫」そんなことを思ってしまう方に、ぴったりのお手軽ハイキングスポットがあります。

    そのスポットとは、都心から1時間程度でアクセスできる、神奈川県のはやま三ヶ岡山緑地です。

    はやま三ヶ岡山緑地には小さな山があり、頂上から見える海も非常に素敵。葉山の海をのぞむことができます。

    今回は、山も海も楽しめる、はやま三ヶ岡山緑地の魅力を、実際に筆者が訪れたときの様子とともにご紹介します。

    はやま三ヶ岡山緑地とは

    はやま三ヶ岡山緑地は、神奈川県三浦半島の葉山町にある、自然豊かな県立公園です。はやま三ヶ岡山緑地からの富士山の眺めは素晴らしく、「関東の富士見百景」にも選ばれています。

    はやま三ヶ岡山緑地には、標高約146mの大峰山を中心とした「真名瀬(しんなせ)コース」「つつじコース」「あじさいコース」といったハイキングコースがあります。

    標高が低いため、いずれのコースも登り始めてから30分程度で頂上広場まで到達することができます。

    コースには丸太の階段やベンチ、あずま屋があり、道標もしっかりと整備されているため、小さなお子さんが一緒の家族でも安心してハイキングを楽しむことができますよ。

    なお、途中にトイレはないため、事前に最寄りの駅などで済ませておくといいでしょう。

    はやま三ヶ岡山緑地ハイキングレポート

    先述した通り、はやま三ヶ岡山緑地には主に、真名瀬コース・つつじコース・あじさいコースの3つがあります。

    真名瀬コースは、真名瀬の海辺から登り始めるコースで、急登の階段が続きます。つつじコースは傾斜がゆるやかで、コース名の通りつつじの花を楽しみながら登ることができます。そして、あじさいコースはふもとの「あじさい公園」から登り始める、山頂広場までの距離が一番短いコースです。

    今回筆者は、真名瀬コースから登り、山頂広場を経てつつじコースに下るルートを計画しました。

    都心から1時間半で登山口に到着

    真名瀬コースに向かう真名瀬のバス停

    真名瀬コースに向かう真名瀬のバス停。

    真名瀬コースの登山口は、「真名瀬」というバス停から徒歩約5分で着きます。

    真名瀬バス停へは、都心から約1時間のJR逗子駅、または京浜急行の逗子・葉山駅からバスで行くことができます。

    東京からも神奈川からも交通の便がよく、スムーズにはやま三ヶ岡山緑地まで到着するため、その点も休日のハイキングにはピッタリだと言えるでしょう。

    真名瀬のバス停から少し歩くと、住宅街の小道を進んだところにある熊野神社の横に登山道が見えてきます。登山口には、しっかりした案内板があるので迷うことはありません。

    真名瀬コースの登山道入口

    真名瀬コースの登山道入口。

    登山スタート

    真名瀬コースは最初から階段です。

    真名瀬コースは最初から階段です。

    真名瀬コースは登山開始から階段が続きます。階段はしっかり整備されているので安心して登ることができます。

    何段登ったか段数がわかるように、節目の段には100、200と番号が振られています。階段を登りきると尾根に出ます。

    西峰疎林広場

    西峰疎林広場でひとやすみ。

    尾根に出ると、すぐに西峰疎林広場です。

    ベンチとテーブルがあるので、階段を登って息が切れた場合はこの広場でひとやすみするといいでしょう。

    尾根道はとても歩きやすく、特に危険な場所はありません。お子さんがいる場合でも安心して歩けます。

    登山道の両側には新緑が綺麗な広葉樹があふれています。

    歩きやすい尾根道

    歩きやすい尾根道。

    登り始めて30分で頂上に到着

    頂上広場の道標

    頂上広場の道標。

    登山を開始して、約30分で山頂広場に到着します。

    頂上広場から眺める葉山の海

    頂上広場から眺める葉山の海。

    山頂には屋根のあるあずま屋もあり、ゆっくり休憩できます。山頂広場からは葉山の海を眺めることができ、眼下には森戸海岸が。

    筆者が登った日はあいにくのくもり空でしたが、晴れていれば美しい葉山の海を一望できるでしょう。

    つつじコースから下山

    つつじコースの登山道

    つつじコースの登山道。

    頂上広場からは、あじさいコースとつつじコースに登山道が分岐しています。

    先ほども紹介しましたが、あじさいコースは登山口にあじさい公園があり、歩行時間が最も短いコースです。一方のつつじコースは傾斜がゆるやかで歩きやすいコースです。

    筆者は、つつじコースを進むことにしました。尾根道をしばらく進むとつつじコースの道標があります。道標に沿って進めば迷うことはありません。

    つつじコースの道標

    つつじコースの道標。

    尾根道を下ってしばらく歩くとコンクリートの小道になり、階段を歩いて下ります。

    中腹には一般の家も見えてきて、下山が近いことがわかります。

    頂上広場から30分も歩くと、あっという間につつじコースの登山口に到着しました。

    つつじコースの登山口

    つつじコースの登山口。

    つつじコースを下山後、住宅街を抜けると国道134号線に出ます。

    ここには逗子駅行きのバスが頻繁に走っています。バスで逗子駅方面に行くのもよし、国道134号線を南に15分ほど歩いて一色海岸に向かうのもよしです。

    一色海岸は浜辺が美しいため、登山後の海岸散歩もおすすめです。また、海岸の周辺には素敵なカフェもあるので、お茶を楽しむこともできます。

    逗子駅に向かうには「旧役場前」のバス停を利用

    つつじコースの登山口から徒歩5分にある旧役場前バス停

    つつじコースの登山口から徒歩5分にある旧役場前バス停。

    つつじコースの下山後、JR逗子駅もしくは京浜急行の逗子・葉山駅に向かうには、「旧役場前」のバス停からバスに乗ります。

    バスは頻繁に出ているので、長時間待つ必要はありません。

    はやま三ヶ岡山緑地はおすすめのお手軽ハイキング

    今回は都心から1時間ちょっと、気負わずに行ける、はやま三ヶ岡山緑地を紹介しました。

    ぜひ、お散歩感覚で新緑の中を歩くハイキングを楽しんでもらえればと思います。ちょうどいいリフレッシュになりますよ。

    私が書きました!
    ライター
    蜂巣 稔
    ライター。焚き火が好き。星空を見ながら焚き火をするためにソロキャンプに出かけます。道具はシンプル&ミニマム派。キリマンジャロの頂上で感動して泣く。6000mの未踏峰でビバーク経験もあり。山登りから通算すると野宿、キャンプ歴は20年以上。境界レスで多様なスタイルのキャンプを実践を目指しています

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