ソロキャンプ用のテーブルを探す際、皆さんはどのようなポイントを重視していますか?
様々なサイズ、高さ、素材のテーブルが存在しますが、筆者は中でもサイズを重視しており、できるだけコンパクトなものを選ぶようにしています。
今回はそんな筆者がおすすめするソロキャンプ向けのテーブル、38exploreというブランドの「A38grate」をご紹介します。
コンパクトながら、利用シーンによっていくつかのスタイルに変形することができる多機能テーブルです。ぜひ参考にしてみてください。
「A38grate」とは?4つの特徴
「A38grate」はどんなテーブルなのか、特徴を解説していきます。
特徴1:コンパクトで持ち運びやすい
「A38grate」の大きな特徴といえば、そのコンパクトさ。
収納時の大きさは横50cm、横17cmで、バッグパックの中に入れることができるサイズ感です。
バイクや徒歩など荷物が制限されるキャンパーの方には特におすすめ。
また、アルミと木材で作られているため、重量も軽く、片手で持ち運びできるのが嬉しいポイントです。
特徴2:組み立てが簡単
「A38grate」は、組み立てが簡単なのも特徴の一つです。
組み立てに使う基本パーツは木製天板、ロストル、脚2本のたった3種類。
ロストルとは、焚き火台などにのせる耐久性の高い網のことで、「A38grate」ではロストルも天板の一部として使います。
木製天板を除いて、ロストルと脚だけで組み立てることもできます。その状態で焚き火の上にセットすれば、ロストル本来の使い方も可能。
組み立ての手順は、以下の通りです。
まず、木製天板とロストルを重ね合わせます。
そして、重ね合わせた天板とロストルに、両脚をはめ込むだけ。これで完成です。
キャンプを始めて行う、という方でも迷わず組み立てられるでしょう。ちなみに、マルチハンガーの活用法はこのあと紹介します。
特徴3:サイズや高さを変えられる
「A38grate」はロストルと木製天板をずらして固定することにより、テーブルサイズを拡張することが可能です。
机に置きたい物が増えた際、簡単に机上スペースを広げることができるのは、非常に有難い機能です。
加えて、脚の角度は2段階に調整可能。脚の角度を変えることで、テーブルの高さを変更できます。
ハイモードは、ローチェアと一緒に使うときにちょうどよい高さです。
ローモードは、ハイモードと比較して7cmほど天板の高さが低くなります。
ローモードにすれば、地べたに座るいわゆる「お座敷スタイル」のキャンプにぴったり合うでしょう。
特徴4:機能性を爆上げする付属のマルチハンガー
このテーブルの使い勝手をさらに向上してくれるのが、付属品の2本のマルチハンガーです。
アルミ製の細いコの字型で、長さはロストルや木製天板よりも少し短くなっています。どのように使うのか、気になりますよね。
マルチハンガーの使い方はいくつかありますが、たとえばロストルの四隅にある穴にマルチハンガーを差し込むことで、ハンガー本来の使い方ができます。
ハンガーによって、机のサイドにシェラカップなどを吊るせるように。
ほかにも、付属の収納袋をマルチハンガーに通してロストルに差し込むことで、テーブル下に収納スペースを作ることも可能です。
カトラリーやウェットティッシュなど、すぐに取り出したいものを入れておくのに最適でしょう。
さらに、コの字のマルチハンガーの一方には輪っかがついており、この輪っかにもう一つのマルチハンガーを引っ掛けて組み合わせれば……。
なんと、小型ランタンフックが誕生します。
小型ランタンフックは、マルチハンガーを差し込む位置によって、テーブル前方またはサイドに設置できます。
ちょうど良い高さから手元を照らしてくれるので、大変便利な機能です。
あなたのキャンプスタイルに対応する万能テーブル!
以上、今回は38exploreのテーブル「A38grate」をご紹介しました。
筆者は、これまでいくつかのキャンプテーブルを購入してきましたが、これほど多彩な機能を持ち合わせた、コンパクトなテーブルは見たことがありません。
様々なシーンに対応した、まさに痒いところに手が届く商品。また、ウッドテーブルは未塗装のため、ワックスや塗料で自分なりにカスタムして楽しむことができます。
ソロキャンプでのメインテーブルとして、ぜひ検討してみてくださいね。