アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」ではさまざまな日本の伝統工芸品とコラボレーションを行っており、好評を博している。そしてこの夏は、三重県の伝統産業「萬古焼」とコラボレーションを実施。4月より豚を模った陶製の蚊取り線香ホルダー「LOGOS×萬古焼 蚊遣ぶた」を発売している。
ぶたの表情や輪郭、模様などはひとつひとつ職人の手作りに
萬古焼は約300年前から伝わる三重県の伝統産業で、1979年に経済産業大臣指定伝統文化工芸品に指定。丈夫で直火への耐久性があるため急須や土鍋などが有名で、中でも土鍋の国内シェアは約8割を占めている。また「蚊遣ぶた」は地元の名産品としても親しまれており、今回ロゴスとのコラボレーションを実現した。
「LOGOS×萬古焼 蚊遣ぶた」は中のフックに市販の蚊取り線香を引っかけるだけで、簡単に取り付けが完了。使用する蚊取り線香に合わせて、針金の長さや角度を調節することもできる。
ぶたの表情や輪郭、模様なども職人の手でひとつひとつていねいに作られるなど、見た目にもこだわっている。ハンドルが付いているので持ち運びもしやすく、夏キャンプに蚊取り線香とともに持参すれば、たちのぼる煙で風情ある夏を演出。もちろん蚊の不快感を軽減することにも役立つはずだ。
またLOGOS×萬古焼シリーズでは蚊遣ぶたのほか、「LOGOS×萬古焼 いろり付き土鍋」と「LOGOS×萬古焼 卓上水コンロ」も展開している。アウトドアに伝統工芸品を取り入れるロゴスの試みに、これからも注目していきたい。