タンパク源として優秀なツナ缶。しかし、なんとなくサバ缶やオイルサーディン、焼き鳥缶詰などの影に隠れている印象がありませんか?
そこで今回は、ツナ缶をメインにした親子丼風のレシピをご紹介。簡単に作れてガツガツかきこめるので、キャンプ飯にぴったりの一品です。
一口にツナ缶と言っても種類はさまざま
レシピの前に、改めてツナ缶について説明したいと思います。
一口にツナ缶と言っても、原料がまぐろだったりかつおだったり、また油漬けだったり水煮だったり、種類はさまざま。
今回は形状に注目!
さらに、形状もソリッドやチャンク、フレークなど、いろいろあります。
ちなみに、ソリッドというのはまぐろやかつおの大きな塊がそのまま缶詰にされているもの。フレークはその名のとおり細かいフレーク状になっているものです。
今回使用するのは、その中間の「チャンク」タイプのもので、程よく塊が残っているので食べごたえがあり、卵にもよく絡みます。
それでは、実際にツナ缶の親子丼風を作っていきます!
ツナ缶の親子丼風レシピ
材料(1~2人分)
- ごはん 人数分
- ツナ缶(はごろも「シーチキンLチャンク」) 1個(140g)
- 卵 2個
- カットレタス 1袋(約70g)
☆調味料
- 水 100ml
- 焼肉のタレ 大さじ2
★トッピング
- 刻みネギ 適量
- 七味唐辛子 適量
- ごま油 小さじ1/2
今回ツナ缶は、はごろもの「シーチキンLチャンク」を使用。意外とボリュームがあるので、少食の方は卵やレタスの量を減らして作ってもOKです。では、さっそく作り方をご紹介!
作り方
まずはシェラカップなどに卵を割り入れて溶きましょう。先の割れたフォークなら、黄身と白身をキレイに混ぜることができます。
今回は玉ねぎではなくカットレタスを使用するので、なんと下ごしらえはこれで終了です。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、実はレタスは加熱して食べるのにもおすすめの食材。
卵と合わせれば彩りもやさしく、表面はとろ~りとしつつもほんのりシャキシャキ感が残って、さっぱりとした食感に仕上がりますよ。
フライパンやクッカーに水と焼肉のタレを加えて、混ぜながら煮立たせましょう。ちなみに、焼肉のタレはエバラ「黄金の味・中辛」を使用しました。
さらに、シーチキンとカットレタスを投入。レタスの表面がほんのりしんなりするまで弱火で加熱します。
一旦火を止めて溶き卵を回し入れたら、再度加熱してやや強めの中火にし、大きくかき混ぜて卵に火を通していきます。
卵が半熟になったら火から下ろしましょう。
ごはんに具材をたっぷりかけて、刻みネギ、七味唐辛子をちらしたら、仕上げにごま油をたらり。
卵とレタス、刻みネギのコントラストが目にやさしい親子丼風が完成しました!ツナ缶とカットレタスのおかげで、ごはんさえ炊いておけば調理時間はなんと5分足らずです。
食べてみると、ふんわり卵にツナのコク、焼肉のたれのうま味がごはんに絡まって、キャンプ飯らしいパンチの効いた味わい。
しかし、レタスと刻みネギのシャキシャキ感で後味はさっぱり。七味唐辛子のピリ辛とごま油の香ばしい香りのおかげで、ガツガツかきこめる一品に仕上がりました。
自分に合ったツナ缶を見つけて楽しいキャンプ飯を!
今回はツナ缶で作る親子丼風のレシピをご紹介しました。
ツナ缶はクセがないため、どんな料理にも合うのはもちろん、マヨネーズやスパイスをかければそれだけで立派な一品になるので、キャンプなどのアウトドアにもピッタリ。荷物は少なく、調理時間は短く、キャンプ飯を作ることができます。
また、今回のレシピでは、はごろもの「シーチキンLチャンク」の油漬けタイプを使用しましたが、「最近お腹周りが気になる……」という方は、水煮タイプやノンオイルのものを使用するのもおすすめです。
さらに、「缶詰は意外とかさばるんだよなぁ」という方でも、パウチタイプなら場所を取りません。
バリエーション豊かなツナ缶なら、きっと自分に合ったタイプのものが見つかるはず。ぜひお気に入りのツナ缶で、おいしいキャンプ飯を楽しんでください!