ダイソーのコーヒーミルは破格の550円!! 売り切れ続出の理由を探るべく本音レビュー
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    2023.06.30

    ダイソーのコーヒーミルは破格の550円!! 売り切れ続出の理由を探るべく本音レビュー

    筆者が購入したダイソーのコーヒーミル。

    550円で買えるコーヒーミル!?

    挽きたての新鮮なコーヒーを飲むために、無くてはならないアイテムがコーヒーミルです。一般的に、価格は安いものでも2000円ほどしますが、なんとダイソーでは税込550円で購入できます!

    550円という格安のコーヒーミル、「本当にコーヒー豆がしっかりと挽けるのか?」と不安に思う方もいらっしゃると思います。

    そこで今回は、筆者が実際に使用して感じたGOODポイントとBADポイントを、それぞれ本音でお伝えします。

    ダイソーのコーヒーミルを本音レビュー

    GOODポイント

    金属の臭いが豆に移りにくい

    セラミック製の臼のパーツのアップ画像。

    セラミック製の臼のパーツ。

    ダイソーのコーヒーミルは、豆を挽く部分のパーツにセラミックを採用しています。

    セラミックは金属のように錆びることがありません。また、金属であれば「食材に金属の味が移ってしまい、食材本来の風味が落ちてしまう」というデメリットがありますが、セラミックなのでそのような問題とも無縁です。

    実際にダイソーのコーヒーミルで挽いた豆の臭いを嗅ぐと、余計な臭いもなく、コーヒー本来のやさしい香りがしました。

    カバーがあるので使用中に豆が落ちない

    プラスチック製の蓋のアップ部分。

    プラスチック製の蓋があるので、豆がこぼれません。

    コーヒーミルの中には、豆を入れる上の部分が開いているものがあります。

    そういったタイプのミルで豆を挽く場合、豆が外にこぼれないように気を使いながらハンドルを回す必要があります。

    その点、ダイソーのコーヒーミルは上部にプラスチック製の蓋があるため、豆がこぼれません。手で持ち上げて、傾けても使うことができました。

    ワンタッチで粒度の調整ができる

    コーヒーミルの箱に記載された粒度の写真。

    箱に記載されている5段階の粒度。

    ダイソーのコーヒーミルは粒度を5段階に調整することが可能です。

    エスプレッソ用に細かく引いたり、あっさりとしたコーヒーを淹れるために荒く挽いたりと、好みに合わせて豆を挽けます。

    粒度の調整は本体のダイヤル部分を回すだけのワンタッチ。本体を分解して調整をするコーヒーミルと比べて、誰でも簡単に調整できます。

    大量の挽いた豆をストックできる

    ガラス部分のアップ画像。挽いた豆が入っているのがわかる。

    ガラス部分に挽いた豆をストックしておける。

    ダイソーのコーヒーミルは一度に20gほど(コーヒー約2杯分)の豆が挽けます。

    挽いた豆は本体下部のガラス部分にストックしておけるので便利。ガラス部分には約80gほどの豆がストックできます。

    透明なので、どれだけ中身が入っているのか確認しやすいのもいいですね。

    コンパクトに収納できてアウトドアに便利

    コーヒーミルを上から見た様子。ハンドル部分が本体の径に収まっている。

    ハンドル部分を収納した様子。

    ダイソーのコーヒーミルは、ハンドル部分をスライドして収納できます。

    収納するとハンドルが本体の径の大きさに収まるため、使わないときにも邪魔になりません。

    収納時のサイズは径が7.7cm、高さが17cm。コンパクトなので、自宅だけでなくアウトドアでの使用にもおすすめです。

    また、ハンドル部分が本体と一体化していて、どこかに落として紛失する恐れが無いので、その点もメリットと言えます。

    BADポイント

    ハンドルが短い

    取っ手を持ってコーヒーを挽いている様子。

    取っ手が短めです。

    ダイソーのコーヒーミルのハンドルは、コンパクトに収納できる反面、一般的なコーヒーミルと比べて長さが短めに感じました。

    豆を挽くにはこまめに、たくさん回す必要があります。

    また、ハンドルの先端の取っ手部分が小さく、手のひらでは握りづらいため、親指と人差し指でつまむようにして持つことになります。

    その結果、力が入りにくく、ハンドルを回しているうちに手が疲れてしまいます。

    ガラス製なので扱いに注意が必要

    下部パーツを手で持っている様子。

    ガラス製の下部パーツ。

    前述のとおり、ダイソーのコーヒーミルの下部パーツはガラスでできています。

    高い所から落としたり、ぶつけたりしないように扱いには注意が必要です。

    アウトドアに持ち出す際は、念のためクッション性のあるパッドが入ったギアボックスなどに収納したほうがよいでしょう。

    ダイソーのコーヒーミルの使い方

    ここからは、ダイソーのコーヒーミルの使い方を解説します。

    ステップ1:ハンドルを引き出す

    ストッパーを指でつまんでいる様子。

    ストッパーを緩めれば、取っ手が引き出せます。

    本体の頂点にあるストッパーを反時計回りに回して緩め、ハンドルを本体の外側に引き出してから、ストッパーを時計回りに回して固定しましょう。

    ステップ2:カバーを外し豆を入れる

    コーヒー豆をコーヒーミルの上部に入れている様子。

    開いた上部にコーヒー豆を入れましょう。

    コーヒーミル上部の透明なカバーをOPENと書かれた矢印の向きにひねり、外します。

    上部にコーヒー豆を入れ、今度はCLOSEと書かれた矢印の向きにひねって再度カバーをしましょう。

    ステップ3:粒度を調整し取っ手を回して豆を挽く

    調整ダイヤルをアップした様子。

    調整ダイヤル。

    カバーの下にある黒い調整ダイヤルを回し、粒度を調整します。ダイヤルを左に回すと粒度が細かく、右に回すと粒度が荒くなります。

    粒度を決めたら、ハンドルを時計回りに回して豆を挽きます。

    ミルの上部に入れたコーヒー豆がすべて無くなり、本体下部のガラス部分に全ての粉が落ちたら、完了です。

    豆の粉砕にかかった時間は?

    コーヒー豆を挽くのにどれほどの時間がかかるのかを検証してみました。

    コーヒー豆の量は10g(コーヒー約1杯分)、粒度はペーパードリップに適した中細挽き(5段階の粒度の中間)に設定しました。

    3回試して、かかった時間はそれぞれ3分23秒、3分41秒、3分27秒でした。個人差があるとは思いますが、10gの豆を3分30秒ほどで挽けることがわかりました。

    粒度を細かくするとこれ以上の時間がかかり、逆に荒くするとより少ない時間で豆が挽けるはずです。

    コーヒーミルの洗い方もマスターしよう!

    使い終わったコーヒーミルの中に豆の粉が残っていると、粉が酸化して次に入れる粉の味を落としてしまいます。そのため、コーヒーミルは定期的に清掃が必要です。

    ダイソーのコーヒーミルは水洗い可能な製品です。したがって、水洗いの手順をお伝えします。

    まずは、ガラス製の下部パーツを食器用中性洗剤をつけたスポンジでやさしく洗いましょう。

    次に、上部パーツをつけ置き洗いします。容器に水で薄めた中性洗剤を入れ、その中に上部パーツを浸し、30分ほど放置しましょう。

    セラミック臼の内側部分にはスポンジは届きませんが、つけ置き洗いをすることで内側についたコーヒー粉のかすや油分を落とせます。

    最後に、上部パーツと下部パーツを流水ですすいで表面についた洗剤をよく落とし、しっかりと乾燥させたら清掃完了です。

    ダイソーのコーヒーミルはコスパ最高の商品だった!

    アウトドア用のコーヒーキットとともにダイソーのコーヒーミルが並んでいる。

    持ち運びしやすく、アウトドアでも活躍します!

    ハンドルが短く、豆を挽くのに若干時間がかかるものの、それらのデメリットをカバーできるほどクオリティの高い商品です。売り切れ続出なのも納得できますね。

    コスパ抜群なので、はじめてのコーヒーミルとしてもおすすめできます。自宅やキャンプで、挽きたてのコーヒーを味わってくださいね!

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

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