近年の加工食品は、便利で美味しい商品が増えてきた。この恩恵は普段づかいだけでなく、キャンプや防災など非日常的な場面でも大いに役立つ。
“暮らし・美味しく・ストック”をコンセプトに、おいしさにこだわった保存食を提供するテーブルストックから、アウトドアにぴったりな保存食を発見。実際に調理から食事まで試してみて、その魅力を紹介する。
味だけでなく加工方法にもこだわりあり
テーブルストックが展開するストック飯ブランド「TABLE STOCK」は、2021年3月に災害に備えながら環境にも配慮し、日常的に使いきる、食べきる、だからこそ美味しさにこだわった保存食を開発し展開。
最大の特徴は、独自製法(製法特許取得)により麺の水分値をコントロールし、湯煎後に「茹でたて」に近い食感を実現したところ。2022年2月にはより身近で購入できるよう、コンビニを皮切りにパスタ料理を中心とした「麺QUICK」シリーズも販売。ローリングストックとしての備蓄や災害時の利用などに最適だ。
いずれも麺がそのまま入っており、食べ応えがあるのが画期的である。一般的なレトルトは具材しか入っておらず、白米やパスタなどを別で用意する必要がある。
それに対して、おいしさにこだわった保存食と麺QUICKは具材と麺が一緒に封入されており、温めたらそのまま料理が食べられる。余計に出るゴミもなくなり、すぐに食事したい人には適しているのだ。
実際にキャンプで保存食を食べてみた
最初に紹介するおいしさにこだわった保存食シリーズの特筆すべき点は、常温保存で5年ももつこと。麺の水分値を加工時にコントロールし、保存料を使わなくても長くもつ技術を開発。しかも汁が入っているにもかかわらず、麺は伸びず湯煎することでちょうどいい具合に仕上がるからすごい。
実際に湯煎して試食してみた。使った鍋は「SOTO」のナビゲーター クックシステムの直径19cmのクッカー大で、水をたっぷり入れれば問題なく温められる。
湯煎した料理がこちら。ゴロッと大きい食材と汁がたっぷり入っている。本格的なほうとうが食べられてこれは嬉しい。しかも合成着色料は使っておらず、28品目のアレルギー原材料は不使用なのも魅力だ。
そして、パッケージを自立させ、移し替えなくてもそのまま食べられるのも特徴。皿洗いをする必要がなくなるため節水につながり、食べ終わったら小さく畳んで捨てられる。キャンプや災害時に重宝するのだ。
味は本場のほうとうをリアルに再現しており美味。ほんのり塩分が多めで、運動後や汗をかいた後に食べるのがよし。太い麺がおなかの中にしっかり溜まり、満足感もある。
次に麺QUICKを試食。パスタ料理が中心で、最近では男性ウケのいい「豚まぜそば」が追加された。こちらはおいしさにこだわった保存食とは違い、常温保存は1年なので注意しよう。
今回試食したのは、ボロネーゼパスタ。フェットチーネのような太麺で、モチモチした質感が特徴。肉とトマトソースがしっかり絡まり、深みのある味はお店で提供されるものに近い!
ちなみに、電子レンジだと2分30秒でできてしまうため、リモートワークなどでサクッと食事したい人はぜひ試してもらいたい。
湯煎はしっかり温めないと仕上がりが不十分に
いずれの商品も太麺を使用しており、食べ応えも味も申し分なし。ただアウトドアで食べる際に注意したいのが、パッケージ全体を沈めて全体を温めること。中途半端に温めると麺の仕上がりが中途半端になり、モチモチした食感が半減される。
そのため、湯煎で調理する際は大きい鍋を用意してしっかり沈めて温めるようにしよう。
キャンプ、登山、防災で活躍するテーブルストックは買いだ!
テーブルストックが販売するレトルト料理シリーズは、湯煎という簡単な調理方法に加えて本格的な味を楽しめ、なおかつ保存も利く優れた商品。現在はオンラインショップやAmazonで販売しており、定期便やまとめ買いもできるので、災害の備えも含めぜひ試してみてはいかがだろうか。
テーブルストックの詳細はこちら
https://tablestock.shop