ハイポジ&遮温カバーがついて『KAMADO』がパワーアップ
オーブン料理と鍋料理が同時にできる「ロゴス」の『LOGOS the KAMADO』に、2つのオプションが誕生。格段に使い勝手がよくなった。
石窯のようにポッカリ口が開いたままの『LOGOS the KAMADO』だが、ここをふさぐことで内部を400℃にまであげることができるのだ。
これの何がすごいかというと、高温でピザやパンをパリッと焼き上げられるということ。短時間だけ300℃に達するものがあるけれど、家庭用の電気オーブンの上限は、基本的に250℃まで。
『LOGOS the KAMADO』は、遮温カバーのおかげで温度管理がかなり楽になり、家庭用オーブンよりも「石窯」に近い高温でオーブン料理ができるようになったのだ。
『LOGOS the KAMADO』専用の遮温カバー。取り付けは工具不要。左右に2cmほどスライドできるので、そっと中をのぞくこともできる。
もうひとつはハイポジション用の『専用スタンド』(1万3200円)。昨今のキャンプは「ロースタイル」が主流となっているが、調理はやはり、立ったままのほうが都合がいい。とくに『KAMADO』で石窯料理をする場合は、ハイポジションのほうが、奥まで焼き具合を確認しやすくなる。
テーブルと並べた際の高さを考慮した設計
すでに『LOGOS the KAMADO』ユーザーであるなら、各オプションを購入することになるが、これから購入するなら『LOGOS the KAMADOコンプリート』(3万4800円)一択。オプションをそろえるよりお得だし、スタンドはジョイントの数を変えるだけでハイポジションとローポジションを簡単に交換できるのだから。
元祖『KAMADO』は高さ57cm(ピザ窯面28cm)で、オプションスタンドを用いるとハイポジションで97cm(同68cm)。同社の新顔テーブルである『グランベーシック 丸洗い3FDスリムテーブル』(69cm)と高さがほぼそろう。並べた際の美しさも、コンプリート版に軍配があがる。
もっとも、ロースタイルにこだわっていて、キッチンもロースタイルだけでいいなら、元祖『KAMADO』+『遮温カバー』という選択肢は十分ありだ。
■問い合わせ ロゴスコーポレーション
http://www.logos.ne.jp
◎構成=大森弘恵