日本の夏の風物詩そうめんは、保存に便利で調理も簡単、チュルッと食べやすいと、キャンプ飯にピッタリの食材。
今回は、そんなそうめんを韓国風にアレンジしたビビン麺のレシピをご紹介。簡単に作れてピリ辛コクうま、食べやすくてクセになる味わいの一品です。
そうめんで作るビビン麺のレシピ
材料(1人分)
- そうめん 100g
- 水 1L
- ツナ缶(食塩不使用シーチキンマイルド) 1個(70g)
- 卵 1個
- きゅうり 1/2本(約50g)
- 韓国のり 1枚
☆調味料
- コチュジャン 大さじ1
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
- 白いりごま 小さじ1
ツナ缶とめんつゆのコクを利用して、調味料は少なめでも本格的な味わいに。卵は温泉卵にして、シズル感たっぷりに仕上げます。では、さっそく作り方をご紹介!
作り方
まずはクッカーに水を入れてお湯を沸かし、そうめんを表記時間どおりに茹でましょう。なお、お湯はこのあと使用するので、そのまま置いておきます。
茹でたそうめんは冷水でしっかり締めましょう。今回は「よりキリッと仕上げるため」という理由と、さらにもう1つ別の理由から氷水を使用しています。気になるその理由は、後ほどご紹介します。
締めたそうめんはシェラカップ用のザルなどで水気を切っておきます。このあと他の具材や調味料と混ぜるまでに少し時間が空くので、乾燥しないようにラップなどをかぶせておきましょう。
続いて、先ほどそうめんを茹でたお湯を再度沸騰させて火を止め、卵を入れて温泉卵を作っていきます。
先ほどのもう1つの理由というのは「温泉卵を作るため」。
じつは、温泉卵は常温の卵をお湯に入れて15分ほど放置し、氷水に入れて冷やすことで簡単に作ることが可能!中までしっかり冷やせば、プルプル濃厚な温泉卵に仕上げることができます。
温泉卵を作っている間に、きゅうりを切っていきましょう。まずは斜め薄切りにして並べて……。
さらに千切りにしていきましょう。「切るのが面倒」という場合は、きゅうりではなくカットレタスを利用するのもおすすめ。
食感は変わりますが、一味違ったシャキシャキ感を楽しむことができますよ。
下ごしらえが終わったら、あとはそうめんと具材、調味料を混ぜるだけです。ちなみに、今回ツナ缶は「食塩不使用シーチキンマイルド」を使用しました。
コチュジャンは粘度が高いので、合わせる食材は水分や油分が多めに含まれているものがおすすめです。
ビビン麺の「ビビン」は韓国語で「混ぜる」という意味。ここでしっかり混ぜて、具材と調味料をそうめんに絡めていきましょう。
これでビビン麺本体は完成。あとは盛り付けていきましょう。
器にビビン麺を盛り、中央にくぼみを作って温泉卵を乗せ、韓国のりをちぎってちらして完成!ステンレスの器に入れると、コチュジャンの赤も映えますね。
チュルッとすすると、コチュジャンの甘辛い風味、ツナとめんつゆのコクが口の中に広がります。
さらに、きゅうりのシャキシャキ食感でさっぱりながらも、温泉卵を絡めて食べるととろ~りまろやかな味わいに。辛いのにお箸が止まらない、まさにやみつきの一品に仕上がりました。
そうめんで夏のキャンプをチュルッと楽しもう!
日本の夏の食卓を支えるそうめんですが、意外と余りやすい食材でもあります。
「茹でてめんつゆで」ばかりだと飽きも来やすいですが、今回のような混ぜ麺レシピやチャンプルー風の炒め物、はたまた粉に混ぜてピザやお好み焼き風に……と意外とアレンジがしやすい食材なんです。
ぜひ便利食材のそうめんを利用して、夏キャンプをチュルッと楽しみましょう!