海越しに見える夕焼けやリバーサイドなどの「絶景」キャンプ場や、愛犬と一緒に楽しめる体験型の「絶景」キャンプ場を紹介する。ソト遊びをもっと自由にする「サブスク型」、犬服ブランドがプロデュースする「異業種参入型」や、女性専用もあったりと個性派ぞろいの「個人が開業したキャンプ場」など、「次世代」のキャンプ場もチェック!
※価格などの情報は取材時のものです。最新情報は各キャンプ場でご確認ください。
千葉県でおすすめのキャンプ場
千葉県でおすすめのキャンプ場
【1】きさらづCAMP ORGANIC FIELD in みたて
営業:通年
テントサイト:30
その他の宿泊施設:3棟
モデル料金:6,600円
海越しに見える夕焼けの美しさは必見
広大な金田みたて海岸潮干狩り場に位置する。都心から約1時間というアクセスの良さながら、抜群のロケーションで、東京湾アクアラインや海ほたる、富士山を望むことができる。とくに海越しの夕焼けがおすすめ。
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【2】一番星ヴィレッジ
海外の絵本から飛び出したような別世界が広がる!
広大な牧草地には、夜になるとライトアップされる大きなケヤキのシンボルツリー。また、海外の絵本に出てきそうなツリーハウスなど、東京から車で約70分とは思えない、別世界の景色を楽しめる。
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【3】リキャンプ館山
営業:通年(水木定休)
テントサイト:147
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:6,600円〜
メールアドレス:yoyaku-tateyama@recamp.co.jp
南国リゾート気分に浸れるオープンフィールド
ヤシの木が立ち並び、まるで南国リゾートのような開放感が魅力。徒歩5分で平砂浦海岸に出ることができ、場内の高台からは海を眺めることも可能だ。キッズスペースもあり、ファミキャンにも最適!
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【4】ドッグデプトガーデンリゾート安房白浜
犬服ブランドがプロデュース!ドッグファーストで口コミNo.1の犬連れキャンプ場!
房総半島最南端、徒歩0分でプライベート感満点のビーチという抜群のロケーションに加え、ドッグデプトが手がけるだけあって、とにかく犬ファースト。3種類のオートサイトとトレーラーサイトはともにすべて柵で囲われ、飼い主はなんの不安もなくリードから離せる。足元は除草剤不使用のウッドチップを敷く。各サイトには水道があり、水場を往復せずに済むので、心置きなく犬との時間を過ごせる。
ロケーションや施設が整ったキャンプ場は珍しくなくなったが、人気を決定づけているのがスタッフのホスピタリティーだ。快適な空間とサービスのために、管理人の鈴木さんは、ニコニコと休むことなく動き続ける。
「人が集まり、楽しんでいる姿を見るのが好きなんです」
施設の充実度とスタッフの人柄が、常連客の多さを物語る。
こんな会社が運営!
ドッグデプト
西隣にあった「白浜フラワーパーク」で管理人を務めたのち、閉鎖とともに現職。ホスピタリティ溢れる人柄を慕って、当時の常連が今も訪れる。「風景を楽しんで!」
「あるといいな」がすべてある
このキャンプ場のこだわり3か条
- 犬が快適に過ごせることを最優先
- スタッフの人柄が人を呼ぶ
- 犬好き&キャンプ好きの仲間が見つかる
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【5】ogawa GRAND lodge FIELD
私たちが体験してきました!
ライター 佐藤旅宇ファミリー
アウトドアブランド・ogawa初の直営フィールド!
千葉県柏市といえば、大手アウトドアチェーンやアウトドアブランドが多く入る商業施設があり、関東有数のアウトドアの集積地。そんな場所に、2022年7月アウトドアブランドのogawaが運営するキャンプ場「ogawa GRAND lodge FIELD」がオープン。1万7000坪にも及ぶ広大なゴルフ場の跡地を整備した。
車だと都心から1時間少々。こんな近場に緑豊かなフィールドが広がっているという。うむむ、これは一度試してみなければ。妻と遊び盛りの子供3人を連れて、早速キャンプをしてきた!
常磐自動車道を柏ICで降り、国道16号線を千葉方面へ。この道は大型商業施設が立ち並ぶ賑やかな幹線道路だが、10分ほど走ってキャンプ場へ続く県道に入ると周囲の風景は一変。畑が広がるのどかな景色に。
満を持してオープンした快適性MAXな施設作り
その1
ゴルフ場の芝生を存分に生かした気持ちいいサイト
「SDGs的な観点から、なるべく大きな工事を行なわずキャンプ場へとリノベーションしました。ゴルフ場のシンボル的な存在である防球ネットも、あえて残してあります」
そう語ってくれたのは支配人を務める小室さん。早速、受付を済ませてテントサイトへ移動すると……おお~、まさにゴルフ場そのものだ。ティーグラウンドやグリーンははっきりと面影を残しているし、砂こそ撤去されているものの、バンカーの窪みもそのまま。結構な落差で、子供たちの格好の遊び場となりそうだ。全体的に芝の状態がとても良く、マットを敷かなくても快眠できそうなほど柔らかい。空を広く見渡せる開放的な空間で、よく晴れた夜なら満天の星が見られそうだ。
その2
ogawaのほぼ全ラインナップをじかに見られる
支配人 小室徳之さん
創業100年を超える老舗アウトドアブランドが手掛けているだけあって、テントやタープなどの充実したレンタル品が光る。そして、各スタッフさんがキャンプを熟知したプロフェッショナルという点も高ポイントだ。もし気になっているogawaのテントがあれば、事前に連絡を入れることをおすすめする。なんと、来場までにサンプルを設営・展示してくれるサービスを行なっているのだ。
さらに特筆したいのが、冬のアクティビティーとしてイチゴ農園が併設されており、ファミリーで収穫体験ができること。ゴールデンウィーク頃まで楽しめるので、ぜひお試しあれ!
その3
季節限定「イチゴ農園」で子供と一緒に果実狩り
サウナとデッキサイトは鋭意整備中
このキャンプ場のこだわり3か条
- 都市部からアクセスしやすいのに緑が豊か
- ゴルフ場の地形を活かし魅力的なキャンプ場に
- ブランドのサービスを惜しげもなく提供
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【6】しげキャン
営業:通年
予約:随時
テントサイト:15
モデル料金:8,000円〜
メールアドレス:robamaru@jinriki.net
間伐材サウナにBARまで!ファミリーやソロもゆったり
千葉のローカル路線として人気の小湊鐵道。キハ40形のディーゼルカーにゴトゴト揺られて降り立ったのは、終着の上総中野駅だ(この先も線路は続いているが、いすみ鉄道となる)。乗客全員が車体前方に集まり、青空に映える朱色の車体を写真に収めた。この「乗り」だけを目的にしても十分。しかし、真なる行き先は駅から徒歩5分の場所にあるキャンプ場だ。
ノンフィクション作家の中山茂大さんがオーナーのしげキャンが、2022年5月にオープン。なんでも農地として使われていた場所をキャンプ場にしたという。
作ったのはこの人!
ノンフィクション作家
中山茂大さん
「母がここで農業をしていたのですが、認知症を患って使わなくなっていました。時々草刈りなど手入れをしに来ていましたが、ふとキャンプ場にしようと思い立ったんです。そこからひとりでコツコツ整地を始めました。いまも一部造成中なんです」
と中山さん。法律上、農地として登録している土地を他の目的で使う場合は手続きが必要だ。転用の手続きは煩雑とも聞くが。
「そうでもなかったですよ。この辺りも過疎化が進んでいますし、遊休地が増えてしまう事情もあるのだと思います。活用されて地域に貢献できるほうがいいですしね。いつだったか鉄道会社の方も視察に来られました。この周辺には、キャンプ場がいくつかオープンしているんです」
自然の中のプライベート空間
自らの手で理想の地を作る!
場所は駅チカながら、周りを木と川に隔てられているのでプライベート感が高い。販売している薪は、買い足した土地から伐採、あと10年はいけるかな? とのこと。キャンプ場の施設はどれも中山さんのお手製。ただ、敷地内にあるサウナだけは地域おこし協力隊が作ったもの。
「若き林業家のふたりでサウナエン(sauna_en)というコンビがいるのですが、彼らがサウナ小屋を作れる場所を探していました。そこで川のすぐ近くに作ってもらうことにしたんです」
キャンプ場利用者であれば、事前予約で90分貸し切り、ワンドリンク付きで1人2800円で利用可能。クールダウンは川で。
当初は知り合いだけの内輪キャンプ場を考えていた中山さん。「知らない人を迎え入れるのは緊張しましたが、みなさんいい方ばかりで助かっています」
夜になるとあちこちで灯るテントの明かり。それを眺めながらお酒を飲むのが、至福のひと時だと嬉しそうに笑った。
車窓を楽しみながら電車で来られる
お手製のキャンプ場はいまも増設中
素敵すぎるバーでグラスを傾け語らう
このキャンプ場のこだわり3か条
- あるものを最大限活用したサステイナブルな場作り
- 少人数の利用で自然と心地よく過ごせる雰囲気に
- オーナー自身も楽しみながらキャンプ場を造成&運営する
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【7】中野屋 haconiwa Camp
営業:通年(不定期休業日あり)
予約:随時
テントサイト:1
モデル料金:16,500円〜
"囲まれ感"に癒やされる庭キャンプ
中野屋は、古民家を再生した貸別荘。茅ぶきの純和風建築は明治時代のもので、国の有形文化財に登録されている。ハコニワキャンプは、その美しい庭にある貸し切り空間だ。
400年以上続く家系で、もはや何代目かもわからないという管理人の潮田夫婦はキャンプが趣味。カップルが珍しかったころは家族連ればかりのキャンプ場でどこか引け目を感じていた。離島も好きだったが気軽には行けないため、「試しに」庭にテントを張ってみたところ、これが意外といい感じだったとか。ハコニワキャンプは、こうして生まれた。
箱庭とは言い得て妙。ここには適度な“囲まれ感”があって、いつものキャンプとは少し違う、落ち着いた時間が流れている。たとえば、気の置けない友人や家族と人目を気にせずキャンプしたい人とか、静かな時間を求める人には、とてもおすすめ。「自然」ではなく、自分自身と向き合うかのような時間が過ごせる。
囲炉裏も使える団らん体験
丁寧に作られたプライベートサイト
このキャンプ場のこだわり3か条
- 小さな庭でこじんまりとキャンプができる
- 昔ながらの生活体験が可能!有形文化財の母屋がある
- 隅々まで手入れされた愛情たっぷりのサイト
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【8】キャンプマナビス
子供の健やかな成長をテーマにオープン
太平洋と小高い山へ続く森という2つの自然を満喫できるユニークな立地が魅力。運営は「河合塾マナビス」の子会社。企業理念である「すべてはお子様たちの健やかな成長のために」をテーマに子供が五感をフルに使う体験を用意。体験型イベントも展開予定だ。家族で利用することを考え設備を充実させているので、初めての人も安心。
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【9】野営&ブッシュクラフト野営人
秘境感漂う広大なフィールド
設置箇所を自由に選べるフリー野営サイト。秘境感漂う広大なフィールドになっていて、利用者は自分のスタイルに合った場所にテントを張っていい。場内に落ちている木や落ち葉は利用OKで、焚き付けやトライポッドを作ったりと、ブッシュクラフトが楽しめる。温水洗浄便座付きトイレやシャワー完備なのもうれしい。2023年春にオープン。
サイトは川に面している。落ちている木などを利用してタープを張ってもいい。
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【10】CAMPiece 君津
営業:通年(繁忙期以外月〜木曜休)
予約:3か月前より
テントサイト:28
モデル料金:4,400円〜
校舎内も使用可能で運動会開催もできる
廃校を利用した施設でテントサイトは校庭。校舎内には自由に入れるので、ホールでピアノを演奏したり、視聴覚室をシアタールームとして利用することも可能(要予約)。運営が運動会を企画する会社のため、倉庫には玉入れや綱引き、大玉などの道具があり、要望があれば、校庭や体育館で運動会も開催できる。ノスタルジックな雰囲気で過ごすキャンプは格別だ。
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【11】CAMPかぐや
竹林を整備して誕生!
全国で放置竹林が問題となっているが、こちらはそんな竹林の景観を残しつつ整備したキャンプ場で、2023年4月にオープン。竹に囲まれたサイトはプライベート感があり、自分のペースで過ごせる。現在も整備が続く敷地内には竹製滑り台、竹製の明かりボールも設置され、竹の魅力を再認識できる。親子で参加してみては?
【12】ゴールドマウンテンオートキャンプ場
電源付きドッグランサイトが充実!
2022年3月にオープンした設備充実型キャンプ場。なかでも人気なのは、レンガチップを敷き詰めた大小10サイトある、電源付きのドッグフリーサイト。トイレ棟近くにはペット専用の足洗い場があり、温水シャワーまで備わっている。設備はお湯の出る炊事棟、温水洗浄便座付きトイレ、女優ライト付き洗面台(女性のみ)など。犬連れキャンプ初心者も安心して利用できる。
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【1】リバーサイド長瀞オートキャンプ場
営業:3月~12月末
テントサイト:80
その他の宿泊施設:32棟
モデル料金:6,200円
自然豊かな荒川を眺めて過ごす贅沢時間
東京湾に注ぐ荒川上流部、長瀞渓谷の岸辺にあり、清流を眺めながら贅沢な時間を過ごせる。広場、ドッグラン、授乳室など、家族連れや犬連れに優しい設備が充実。関越道・花園ICから車で20分とアクセスの良さも人気の理由だ。
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【2】Plum Garden for campers
営業:通年(年末年始、夏不定期休)
予約:2か月前
テントサイト:約9
モデル料金(ソロ):3,000円〜
オフグリッド仕様の“楽園キャンプ場”
お互い大学を1年間休学して世界一周のバックパッカー旅をしていたとき、エジプトで出会ったふたり。すっかり意気投合し、いつか一緒に何かやりたいね、と話していた。その後kobaさんは大学を卒業し、一般企業に就職。青沢さんは冒険家として旅を続けた。
「年イチでしか会わないときもあったけど、なんか関係が続いてて(笑)。で、気軽に人が集まれる場を作りたいね、って話しになったとき、キャンプ場が浮かんだんです」(kobaさん)
オーナーの手作り小物がアクセント
最初は土地を買ってゼロからキャンプ場を作ろうと思ったが融資が下りず、挫折しかけた。そんなとき、小川町のはずれの飯田地域に土地を持つ地主さんに出会い、しばらく使われていなかったプラム果樹園を借りてキャンプ場を作ることになった。
「借りてる土地だから大きい開発はせず、土地にやさしいキャンプ場にしたい、と思って今の形にしました」(青沢さん)
場内は自然環境に配慮したエコな機能を大切に、電気は太陽光で自給するオフグリッドにし、わずか4枚のソーラーパネルで、管理棟の明かりとトイレの照明をまかなっている。トイレはコンポスト仕様、水は近くの湧水をタンクに汲んで運び、場内で剪定したプラムの枝を焚き付け代わりに火をおこす。夜はテントから漏れるわずかな明かりと、焚き火の篝火だけ。シンとしたこの何もなさにハマり、リピーターとなる人が多いという。
「とにかく静かに過ごしてほしいので、サイト間も間隔を空けられるよう、6組限定です。駐車場が広がれば、9組に増やすつもりですが」(kobaさん)
夜を彩るのは、星の明かりと焚き火の炎
プラムの木が点在する場内はすべてフリーサイトで、居心地のいい距離感を保てる。初夏に実るプラムは、キャンパーへの贈り物だ。
「夏季は不定休にして、海外へ旅します。ここは盆地で夏は暑いから、ちょうどいいんです」
と、管理人でもある青沢さんが笑う。そんな旅の体験談を聞きたくて、集まるキャンパーも多いのかもしれない。
「地元の農家さんが定期的に農作物を置き販売するマルシェも好評。とにかく外部から人を呼べる場所にしたい。県外から月100人以上呼べれば、町おこしにもなります」(kobaさん)
ふたりのゲストハウスのような空間に心も癒やされる。
自然の恵みをいただくオフグリッド仕様
このキャンプ場のこだわり3か条
- 自然との共生を考えた「何もなさ」がウリ
- 自分たちのライフスタイルを崩さず、無理せず運営
- 地域とタッグを組み、地元の人参加型を目指す
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【3】KALオートガーデン
テントサイトでDIYを楽しめる!
オートキャンプや車中泊を楽しむ層をターゲットにし、車遊びを存分に楽しめる環境を提供したいと、2022年10月にオープン。通常のキャンプはもちろん、DIYサイト、DIYコーナー、無料洗車場も設けられていて、自宅ではやりづらい作業をこなせる。
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【1】THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING 群馬白沢
営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:28
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:3,000円〜
キャンプもグランピングも!愛犬といっしょにアウトドアライフを満喫!
2022年にオープンしたキャンプとグランピングを体験できる複合施設。オートサイトは28サイトあるが、全サイトが小川や自然の清流の近くにレイアウトされていて、2ルームテントを張っても余裕の広さが確保されている。
うちドッグフリーサイトは10区画で、面積は220~320㎡と広々。サイト内に車を2台まで停められ、電源が付属しているサイトも4区画ある。近くには共用のドッグランがあり、清流で水遊びもできるので、ワンコも大喜びだ。
リードは必須だが、電源のないオートサイトでもペットを受け入れている。グランピングドームは全6棟で、うち2棟は専用ドッグランが付属する。また、新しいだけに設備は十分。炊事棟ではお湯が使え、トイレやシャワーも清潔だ。尾瀬へも車で40分ほどなので、観光のベースとしてもGOOD。
広いドッグフリーサイトにワンコも大満足。水遊びOKの清流があるのもうれしい。ドッグフリーサイトは定員6名。犬は3頭まで無料。
サイト近くには小川が流れ、せせらぎが耳に心地よい。
設備はピカピカ
キャンパー専用のバレルサウナ。温まったら清流白沢川で冷水浴。2~4名で利用できる。1人3,000円~。
設備は新しくて清潔。
レセプションはホテルのよう。
専用ドッグラン付き
グランピングも!
キャンプサイトの奥にグランピングエリアが設けられている。6棟のうち2棟に専用ドッグランが付属。
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【2】わんキャンドッグラン&キャンプ
営業:通年
予約:随時
テントサイト:10
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:3,850円〜
リード不要のプライベートサイトが人気!
ゲートを閉じればリード不要になるプライベートサイト(11m×10m)が6サイト、プライベートビッグサイト(11m×20m)が1サイトある(9,350円〜)。各サイトに水場と電源が付属し、車も乗り入れ可能。定員は決まっているが、臨機応変に対応しているので、予約時に相談しよう。リードは必要だが、一般フリーサイトも犬連れOKだ。
設備は温水の出る炊事場、ワンコ専用温水足洗い場など。場内には600坪のドッグランが3か所あるが、宿泊者は無料で利用できる。専属トレーナーが常駐しているので心強い。
大・中・小型犬別にドッグランを整備。アジリティー(障害物)も設置されている。
一般フリーサイトは3サイト。3,850円。
共有の炊事棟では温水を利用できる。
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【3】谷川岳山麓オートキャンプ場
営業:4月26日〜11月16日
テントサイト:32
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,000円
メールアドレス:info@tanigawadake-camp.com
岳人憧れの山麓地で瞬く星を見上げる
百名山・谷川岳の麓に位置し、近くには湯檜曽川が流れる(水遊び可能)。そばに人家はないエリアで星空を見るには最適。山深いが温泉やスーパー、水上ICまでは車で5〜20分圏内だ。
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【4】OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT
営業:5月中旬~10月中旬
テントサイト:71
その他の宿泊施設:40棟
モデル料金:7,300円~
空に近いから眺望や夜空が別世界
標高1,500mの山頂から見渡せる山々の景色は、日常では味わえない天空の世界。尾瀬国立公園の玄関口、群馬県片品村にあるので、ブナや白樺、天然記念物に指定されているレンゲツツジの群落など、豊かな自然環境も魅力だ。
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【5】DOAI VILLAGE
営業:通年(天候で変更あり)
予約:2か月前より
テントサイト:8(5〜10月)、6(11〜4月)
モデル料金:84,000円〜(インスタントハウスの場合)
土合駅から徒歩0分のグランピング施設
谷川岳の麓、JR上越線土合駅の下りホームは地下深くのトンネルにあり、地上まで486段の階段を登る。日本一のモグラ駅の愛称で鉄道ファンや登山愛好家に有名だ。その無人駅の敷地を活用してグランピング施設をオープン。今は使われていない切符売り場や駅務室は、カフェ「駅茶mogura」として活用されている。本場フィンランド式のサウナもある。
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栃木県でおすすめのキャンプ場
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【1】鷲の巣キャンプ場
清流・那珂川の渓谷美を見下ろすことができる
那珂川を見下ろす山の高台にあるキャンプ場。清流・那珂川の流域でとくに渓谷美が随一とされる、鎌倉山からの眺望が場内から楽しめる。秋から冬にかけて雲海が出現することもあり、それもまた絶景だ。
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【2】那須ユートピア 美野沢アートヴィレッジ
那須ユートピア スタッフ 後藤香織さん
明治時代に開校の歴史ある小学校
受付も兼ねているくつろぎスペース
レトロさは残しつつ、オシャレで快適に泊まれる設備が充実
児童数の減少から統廃合を余儀なくされる学校。青春時代を過ごした学び舎が消えるのはなんとも物悲しい。しかし、なかには新たに生まれ変わるケースもある。それが那須ユートピア美野沢アートヴィレッジだ。
「子供たちの声が聞こえなくなってとても寂しい感じがしていました。でも、またこうして人が集まるようになり嬉しいです」
と、話すのはスタッフの後藤香織さん。以前は保護者としてこの小学校にたびたび足を運んでいた。廃校直前の生徒数は全校生徒合わせて十数名。運動会ともなると、親兄弟、地域住民、ご近所が総出で競い合って、校庭を走り回ったのだとか。地域ぐるみで子供たちを見守っていた、そんな雰囲気がうかがえる。
「今も近所の方はグラウンドに遊びに来たりしています。先日は大先輩の卒業生(70代くらい?)がお見えになって校歌を歌ったり、帰省がてら宿泊利用されていました。地域との関わりは形を変えて続いています」
校庭はヘリポートとしても活用でき、小学校のとき同様に地域で重要な役割を果たしている。
かつての教室は客室に! ホテルのような個室も
2016年に閉校し、当初はホテルとしてリノベーションされるはずだった美野沢小学校。だがコロナ禍に突入し、アートやキャンプ、サウナを主軸とした訪れやすい施設として生まれ変わることになった。校舎内のトイレなどは改修されているが、建物は小学校時代の面影を残している。校庭での特別活動(キャンプやサウナ)はもちろんのこと、美術、体育といった学校授業さながらの遊びが楽しめる設備も。屋内外に遊び場があるので、雨天時にも強い。ファミリーやグループで過ごすには絶好の遊び場といえるだろう。
我らがビーパル編集部員たちもアートに心打たれ、バスケですっかり童心に帰り、サウナで日頃の澱を洗い流す。きっと思い出したことだろう、純粋無垢な少年だったあの日のことを。
那須ユートピアがある那須町は、栃木県内の北側に位置しており、車で10分も走れば福島県という立地。周辺には民家が点在する田園風景でとても静か。周囲に街灯はほとんどないので夜は星が綺麗に見える。新たな息吹がもたらされた学び舎は、人びとが集う地域の支柱としての存在感がある。忘れていた遠い記憶がふっと蘇ってくる。そんなユートピアだった。
サウナや五右衛門風呂など癒やしのヴィラも充実!
↓
国内外のアーティストの作品が各教室で競演
広~い体育館で童心に帰れる!
このキャンプ場のこだわり3か条
- 地域や地元住民との関わりを大切にする
- 大人も子供も気軽に集える
- らしさはそのまま生かし、新しいモノも積極的に導入
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【3】笑う ふくろう
営業:3〜12月(水曜休、GW、夏季は営業)
予約:3か月前より
テントサイト:16(駐車場は10台)
モデル料金:3,000円〜
静かさを楽しめる女性専用キャンプ場
オーナーである冨澤美弥さんのご両親は1958年に開拓者として那須高原に移住。牧草地に育て上げたものの長く放置されていた土地を冨澤さんが引き継ぎ、キャンプ場に。利用は女性か男女デュオのみに限定(子供不可)。「豊富な草花があり、野鳥が飛び交う場所をなくしたくない思いから踏み切りました。女性がアウトドアを楽しむ後押しになればと思っています」
すべて区画サイトでおすすめの場所にウッドデッキを設置している。
牧場時代から植えられた草木や自生した植物が満載。
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【4】BUSH CRAFT BASE(君嶋林業キャンプ場)
営業:通年
予約:2か月前より
テントサイト:36
モデル料金(ソロ):1,500円〜
森を再生するために林業会社が開業
オーナーである君嶋陽一さんは林業を営みながら、先祖代々守られてきた自家所有の山林をキャンプ場として開業。匠の技で野営を楽しみたい人に向け、自分だけの空間で遊び倒せるアクティブなフィールドにした。山に響き渡るシカの雄叫び、空を優雅に舞うトンビなども感じられる。オートサイトもあるので、ワイルドな自然を楽しみたい初心者にもおすすめ。
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【5】アビルキャンプリゾート那須
ファミリーからソロまで楽しめる!
2022年春にオープンしたキャンプ場で、ソロからファミリーキャンプ、ブッシュクラフトまで、多彩なニーズに対応したサイトを整備。シャワー、パウダールーム、コインランドリーなど、設備も充実。アスレチックエリアやドッグランなど、敷地内で楽しめる場所も多く、家族連れにもオススメだ。那須高原SAスマートICから5分と、アクセスも抜群!
【6】バリアフリー鉄道農園「風だより」 カフェ&キャンプ
子供も大喜び。場内をミニ列車が運行!
元々カフェレストランを営業していたが、敷地を整備して2022年末にミニキャンプ場を開設。場内には一周約130mのミニ列車が運行。特製の車いす専用車も連結されている。ログハウスのカフェは予約制で、タイ風の牛丼やパスタなどを提供。
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神奈川県でおすすめのキャンプ場
神奈川県でおすすめのキャンプ場
【1】小田原市いこいの森 RECAMPおだわら
営業:通年(水・木曜休)
予約:利用月の6か月前より
テントサイト:34
その他の宿泊施設:7棟
モデル料金(ソロ):4,200円〜
オプションでポータブル電源とポケットWi-Fiを提供!ワーケーションにもぴったりのキャンプ場
小田原市の所有するキャンプ場を、キャンプ場の開発・運営を手がけ、ワーケーションにも力を入れているRECAMPが再整備。2020年にリニューアルオープンした。ポータブル電源やポケットWi-Fiのレンタルが可能なので、どのテントサイトでもリモートワークができる。また、500円で利用できる日帰りプランなども提供。
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【2】滝沢園キャンプ場
アクセス良好でファミリー層やキャンプ初心者から人気!「塔ノ岳」のベースキャンプ登山にも〇
秦野丹沢エリアの塔ノ岳麓にあるのが「滝沢園キャンプ場」。ベースキャンプ登山に挑戦したい初心者の方にもおすすめのスポット。滝沢園キャンプ場は、オートサイトやバンガロー、フリーサイトでの宿泊ができるキャンプ場で、デイキャンプでの利用も可能。アクセスが良好なためファミリー層やキャンプ初心者から人気があるほか、秦野丹沢エリアの山々の登山口に近いことから登山愛好家にも親しまれている。
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東京都でおすすめのキャンプ場
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【1】MOKKI NO MORI
「BE-PAL アウトドアアワード 2022」キャンプ場部門第3位!サブスクで森林フィールドを楽しむ
サブスクは、モノを“所有する”のではなく、“利用する”ためのサービス。最近では花や料理、電車や飛行機などの移動手段にもサービスが拡大。アウトドア関連も例外ではなく、とくにキャンプ場でサブスクを導入するところが増えつつある。サブスクリプション制の森林フィールドなら混雑とは無縁。広大な土地で自由に遊べるのが大きな魅力だ。
MOKKI NO MORIでは、東京ドーム約10個分の山林を、東京チェンソーズが整備し、会員制フィールドに。エリアは4か所に分かれ、林業家たちの仕事場でもあるメインのキコリフィールドのほか、清流が流れる森林エリアのフジクラフィールド、ブッシュクラフト好きのソロキャンパーに最適なセンゲンフィールド、インフラが整ったモッキベースキャンプがある。予約制で1日の入場者を制限しているためゆったり過ごせる。イベント(会員は無料)も開催され、山仕事も学べる。
「檜原村は93%が森林です。間伐など行ない、整備して維持はされていますが、ほとんど活用はされていない。そんな山林を会員制フィールドとして活用することで、一次産業に新たな価値を生み出します」と、MOKKI NO MORI代表の青木亮輔さん。最初は区画貸しも考えたが、山は斜面が多いのでそれは難しい。そこで、空間全体をシェアするサブスク型にすることに。そうすることでかえって、森全体の生活を感じてもらうことができるうえ、何度でも同じ場所に通うことで、四季折々の山を体感してもらえる。アウトドアは天候に左右されがちだが、思い立ったときにすぐ行けるのも、利用者にとってはありがたい。
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