首から下げるのが北欧スタイル!
サッ! と取り出し、パッ! と使える。キャンプナイフで大事なのはゴツさよりも機敏さだ。 そこを徹底追求したのが、スウェーデンからやってきたモーラのネックナイフである。
もともとスウェーデンは優れたナイフ生産で有名な国。古くからククサ(白樺の木彫りカッ プ)やダーラホース(馬の彫り物)を手作りする伝統があり、国民の多くがハンドナイフに慣れ親しんでいる。そんな彼らがキャンプで愛用するのが、首から下げるネックスタイルなのだ。
ずんぐりしたブレードは刃長56㎜と短小だけど、厚みはちゃんと2㎜あり、バトニング(ブ レードの背を薪で叩くこと)で薪割りしてもビクともしない。
ブレードは手元が厚く刃先が薄い「プロファイル・グラインド」という特殊な刃付けがしてある。刃先での細かな作業も得意だ。