全面多層構造のステンレス鍋やフライパンを長きにわたり販売し、世界中で愛される「ビタクラフト」。実は2021年よりにアウトドア向けのサブブランド「ビタクラフト クックギア」を立ち上げているのだが、この夏登場する新製品は、ステンレス製のダッチオーブン「ステンレスダッチオーブンW」。長年の販売実績があるステンレス鍋の利点を活かした、誰でも気軽に高性能な調理を楽しめる商品となっている。
ビタクラフトが誇る全面多層構造が、鋳物のような蓄熱性を可能に
「ステンレスダッチオーブンW」は、深鍋と浅鍋の2つの鍋がセットになっており、重ねてコンパクトに収納・持ち運びすることができる。料理に合わせて鍋を使い分けるのはもちろん同時調理も可能なので、荷物を最小限に減らしたいアウトドア環境に重宝しそうだ。
ステンレス製のダッチオーブンの利点は、何といってもお手入れが簡単なこと。鋳物よりも軽くて耐久性があり、鍋全体に油膜を張ることでサビを防ぐシーズニングも不要。使い終わった後も鋳鉄製だと油膜を落としてしまう洗剤の使用は厳禁だが、ステンレス製なら洗剤でキレイに洗って乾かすだけでいい。
一方で、従来のステンレス製は熱伝導率が鋳物に劣る欠点もあるのだが、それを解消したのがビタクラフトの全面多層構造。「ステンレスダッチオーブンW」では独自の全面5層構造を採用し、2枚のステンレスの間に3層のアルミを挟むことで、鋳物のような蓄熱性の高さを可能にした。本来、多層鋼による板厚を薄く保ちながら成型するのは高い技術力が必要になるが、ステンレス全面多層構造鍋を長年にわたり製造してきたビタクラフトでは、それも可能となっている。
また鋳鉄製のダッチオーブンと違い、作った料理を鍋の中に入れたままにしていても、臭い移りやサビの心配がないのもポイント。鉄の調理器具でトマト料理などを調理すると酸によって変色することもあるが、ステンレスだとまったく問題なく使えるのもうれしい。夕食で作ったおでんやカレーを翌朝に再加熱する、という使い方ができるのもステンレスダッチオーブンならではだろう。
底面に脚がなくフラットなので、家庭用のIHクッキングヒーターやガスコンロでも使用可能。アウトドアに出かける機会が少なくても、普段使いで活用できる。スタイリッシュで高級感のあるデザインは、卓上にそのまま出しても違和感がない。
サイズはダッチオーブンでは定番の8インチと10インチの2サイズを展開。またスタンドとラック、リフターといったダッチオーブンには欠かせない周辺アイテムが、付属品として標準で製品に含まれているのもうれしい。
「ステンレスダッチオーブンW」は応援購入サービス「Makuake」に先行予約販売中だ。
<Makuake プロジェクトページ>
https://www.makuake.com/project/dutchoven-w/