置き忘れ、盗難、落下破損防止のために、スマートフォンやウォレット(財布)にコードリールを付けています。これによって、リールに収納されたコード(ヒモ)が伸びて装着したものがそのまま使えるわけです。ただ、このコードリールは身分証や交通カードなどの軽量用なので大型のスマートフォンやコンデジなどはちょっと不安です。同様の製品としては少し前からマグネット式のコードリールが出ています。
ROOT CO.のグラビティ・マグリールがそれで、磁石でガッチリ留まっているので重いものも離れません。ひねってはずします。最初のモデル「マグリール360」はコード長85㎝で耐荷重3.4㎏。これならミラーレスのデジカメでもぶら下げられます。
次に出たのが「マグリール LITE」で、コード長65㎝で耐荷重2㎏。重さも20gで防水デジカメをデイパックのショルダーベルトに引っ掛けていましたが、今はランディングネットに付けて釣りに使っています。
能力的に十分なのですが、もっと軽くてもいいと思っていたら、さらに軽量コンパクトな「SQR.LITE」というモデルが登場しました。マジックテープが付属していてどんな場所にも付けられます。サイズが7.9×3.4×1.4㎝、19g、コード長65㎝、耐荷重1.6㎏。カラーは8色あり、3,300円。
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/
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(BE-PAL 2023年7月号より)