登山は危険と隣り合わせのアクティビティだが、「万が一事故や遭難に巻き込まれてもスマホがあるから安心」と思っている人はいないだろうか。
実は、日本の登山道の約5割は「電波が届かない」、登山事故の約2割は「スマホが壊れて連絡不能」であるため、捜索が難航する状況があるという。
荷物はできるだけ少なく軽くしたい、衛星通信ツールは高額、そんな現状に対応するのがアメリカ発GPS機器のパイオニアであるGarminから発売された「inReach Messenger(インリーチ メッセンジャー)」だ。
冒険家から支持!「inReach」シリーズから最小モデルが新登場
過酷な環境で活動する冒険家から絶大な信頼を得る、GarminのinReachシリーズは、約70機の衛星で携帯電波が届かない場所を含む全地球エリアを100%カバーする衛星通信、イリジウム衛星を使用した衛星通信機器。
8月に新たにリリースされた「inReach Messenger」は、「inReach」シリーズの最小モデルとなる。
「inReach Messenger」の特長
「inReach Messenger」には、次のような特長がある。
- 全世界カバーの衛星通信ネットワークで、携帯電波の届かない場所でも位置情報共有(リュックに入れたままでも常に発信)
- 緊急時はボタン一つでSOS発信
- SOSはGarmin応答センターが、世界中24時間対応(SOS要請のメッセージは世界中どこにいても日本語対応が可能。素早く現状確認と救助申請をサポート)
- コンパクトかつ、手の届く衛星通信プランで、サブツールとしての利便性に特化(衛星通信サブスクリプション利用は月単位から契約可能)
- Wi-Fi、携帯電話ネットワーク、衛星ネットワーク接続を自動切替することで、シームレスな接続を実現し、かつ衛星通信量を抑える
グループ登山時の仲間と、ソロ活動時のバックアップチームと、家にいる家族や友達と、位置情報を含む双方向連絡手段として活用可能だ。「Garmin Messenger 」アプリを使用すれば、グループメッセージを送ることもできる。
登山の必須アイテムになること間違いなし!
ほかにも、10分間隔のトラッキングで最大28日間稼働するタフなバッテリーや、モバイルバッテリーにもなる「リバース充電」といった機能もある。
登山の必須アイテムになりそうな「inReach」シリーズの最小モデル。全世界対応のため、久しぶりに海外の山を登る予定がある人も要チェックだ。
inReach Messenger
価格: 42,900 円(税込)
サイズ: 7.8×6.4×2.3cm
重量: 113.9g
商品詳細:https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/inreach-messenger