世界遺産・白川郷を拠点にした、人と自然の共生実践フィールド「トヨタ白川郷自然學校」 において、2023年9月16日(土)~9月18日(月・祝)の期間、「デジタルガキ大将キャンプ 2泊3日 inトヨタ白川郷自然學校 」が開講。現在、参加者を募集中だ。
人と自然の共生実践フィールド「トヨタ白川郷自然學校」
トヨタ白川郷自然學校は、トヨタ自動車と、白川郷・五箇山の合掌造り集落が世界遺産に登録されている岐阜県大野郡白川村、そして公益社団法人日本環境教育フォーラムなどが協力して運営する施設。
白山麓の山里で遊んで泊まることができる。
「デジタルガキ大将キャンプ」とは?
デジタルガキ大将キャンプは 、 自然体験学習とデジタルプログラミング体験を融合したカリキュラム。デジタル×キャンプというと正反対の組み合わせでは、一体どのようなことを行うのだろう…と思う人もいるかもしれない。
運営側による「デジタルガキ大将キャンプ」の狙いはこうだ。
「デジタルガキ大将キャンプは野外でテントに泊まり、自然体験をしながら“生きるツール”として火やナイフとテクノロジーに向き合う思考に触れるプログラムです。デジタル領域で学べることと、自然体験領域で学べることはバランスよく一緒になってこそが、本当のICT教育であり生きる力であると、私たちは考えます。今の大人たちが想像もできないAIが跋扈するシンギュラリティ後の社会で、仲間とともに、創造的に、革新的に、先頭に立って新しい価値を創って世界に羽ばたいてほしい。アウトカム/狙いは、20年先の時代を見据えた『デジタル時代のガキ大将』の育成です」
世界に一つだけの大窪池デジタルマップを作成!
今回のガキ大将たちのメインステージは、自然學校から約1.5kmの場所にあり、「大窪の水芭蕉の群生」として白川村指定重要文化財に選ばれ、森の生き物たちのユートピアとなっている神秘的な山池と森 「大窪池エリア」。
ここで世界に一つしかない大窪池デジタルマップを皆でつくっていく。
具体的なプログラムとしては、まず、きれいな湧き水を汲みに探検へ出かけた後に、コンパスとロードメジャーなどの道具と身体を使って実踏とフィールド観察。
現実のフィールドで方角や距離を測定し、植物や魚、水生生物、昆虫などを見つけに行く。いつも図鑑などを通してのみ見ていた生き物たちを、その目で実際に観察することができるだろう。
これらの五感を通じて得た体験と情報は、デジタルマップに反映させるためのベースに。また、学校教育の現場で活用されているプログラミング教材「スクラッチ」を使用して、フィールドでの身体的な体験を通じて得た情報を考慮し、マップのスケールを設定。フィールドで見つけた植物や昆虫のポイントを落としながら、プログラムを作成し、大窪池デジタルマップをつくっていく。
まさに自然体験学習とデジタルプログラミング体験が融合したカリキュラムとなっている。
普段の生活では体験できない食事にも注目
また、食事にも注目!普段の生活ではなかなか体験できない「火おこし&ダッチオーブンでピザパーティー」をしたり、生まれも育ちも白川郷の「結うま豚」を使った豚丼を食べたりと、本キャンプだからこそ楽しめる内容が盛りだくさんだ。
応募は9月1日まで!締め切り迫る
本イベントの応募締め切りは、2023年9月1日(金)20:00までを予定しているとのこと。
キャンプを終える頃には我が子が未来を担う「デジタルガキ大将」になっているに違いない。
デジタルガキ大将キャンプ 2泊3日inトヨタ白川郷自然學校
会場:トヨタ白川郷自然學校 (〒501-5620 岐阜県大野郡白川村馬狩223)
実施期間: 2023年9月16日(土)~9月18日(月・祝) 2泊3日※雨天決行
募集対象: 小学3年生~6年生とその保護者(募集定員:親子15組※子どもだけの参加可能)
参加費用:親子1組(子ども1名+保護者1名)297,000 円(税込/朝食2+昼食3+夕食2付/テント1泊+ホテル1泊)
※子どものみ参加は、ひとり148,500 円(税込)
申し込み詳細:https://shirakawa-gogocamp.jp/camp/digigaki2023/