アウトドアに必須とも言える保冷グッズ。キャンプ飯に使うお肉や野菜などの食材は、現地まで冷えた状態で持っていかないと悪くなってしまう可能性があります。
オートキャンプであれば大型のクーラーボックスで保冷しながら持っていくことができますが、公園でのピクニックや日帰りのデイキャンプなどでは、重いクーラーボックスを持って行くのが少し大変…。
そこで活躍するのが保冷バッグです。軽くてコンパクト、使わない時は折りたたむこともできるため、気軽に出かけたいアウトドアではかなり重宝します。
今回は、ダイソーから販売されている保冷バッグ10種類をレビュー!中でも保冷力に優れたものはどれかを検証していくので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ダイソーのおすすめ保冷バッグ10選
ダイソーの保冷バッグは、持ち手があるものや口がしっかり閉じられるものなど、バラエティーに富んでいます。
どんな保冷バッグが売られているのか、さっそくチェックしていきましょう。
(1)保冷&保温手提げアルミバッグL/110円(税込み)
まずご紹介するのは「保冷&保温手提げアルミバッグL」という商品。ホックで封ができるタイプです。
サイズは高さ38cm×幅39cm×奥行16cmで、プラスティックの持ち手が特徴。Lサイズというだけあって、比較的大きめの保冷バッグです。
マチ部分の長さが16cmもあるので、大きな食材を入れるのにぴったりでしょう。
(2)プラ取手保冷保温アルミバッグL/110円(税込み)
続いて紹介するのは「プラ取手保冷保温アルミバッグL」。サイズは高さ38cm×幅30cm×奥行18cmです。
こちらの商品もホックで封ができ、広いマチが特徴です。
先ほどの商品に似ていますが、こちらはより縦長のデザインになっています。また2cmほどマチが広いため、箱物を入れるのにも便利だと感じました。例えば、デイキャンプなどで箱に入ったスイーツを楽しむ際に持っていくといいのではないでしょうか。
(3)アルミバッグ(持ち手穴付 2枚組)/110円(税込み)
こちらのサイズは、幅38cm×高さ47.5cmです。
マチがないので大きなものを入れるのにはあまり適していないものの、2枚組みなのが嬉しいポイント。
持ち手用の穴が上部にあり、ここに指を通して持つことができます。
キャンプ場に行く前に、市場などで購入した少量の生鮮品などを入れるのにいいでしょう。
(4)アルミバッグ(持ち手穴付 3枚組み)/110円(税込み)
サイズは幅32cm×高さ38.5cm。先ほど紹介した2枚組バッグよりも少し小さいサイズで、その代わりに3枚組みとなっています。
大きな保冷バッグに複数の食材を入れていると、どこに何がしまわれているのかわからなくなる時があるもの。そのため、このように複数枚セットになった保冷バッグに、各食材を分けて入れると便利かもしれません。
(5)アルミバッグ(持ち手穴付 4枚組)/110円(税込み)
なんと、この商品は4枚で1セット。3枚組よりさらに小さい、幅30cm×高さ33.5cmのコンパクトサイズです。
アウトドアで使うのであれば、車の荷室の片隅に入れておくと便利。「もう1枚バッグがほしい!」と思った時に活躍します。
エコバッグのように普段のバッグに忍ばせて、ちょっとした買い足しをした際に使ってもいいでしょう。
(6)保冷保温バッグインバッグ/110円(税込み)
保冷保温が可能なバッグインバッグもありました!持ち手がないので、他のバッグの中に入れて使用するタイプです。
サイズは44cm×30cm×22cmで、マチ部分が広め。
開口部にはファスナーがあるため、中に入れたものが飛び出しにくいのは嬉しいポイントです。
移動の際、バラバラになってほしくないものを入れて持ち運びましょう。
(7)保冷保温バッグインバッグ(35cm×35cm)/110円(税込み)
35cm×35cm×12cmの正方形型のバッグインバッグもありました。
性能が似た商品でも、このようにサイズ展開が幅広いのはダイソーの魅力!サイズは先ほどの商品よりも小さめなので、自分のバッグのサイズに合わせて選びましょう。
(8)テープ付アルミバッグ(3枚)/110円(税込み)
こちらの「テープ付アルミバッグ(3枚)」のサイズは、幅30cm×高さ30cm。3枚入りです。
この商品はマチがなく、その分、かさばらずに持ち運ぶことができます。
おでかけした土地の特産物を買って帰る時など、このアルミバッグはかなり使えそう。
簡単に封ができるテープがついているため、保冷が必要なお土産用を友人に渡す際の包装としてもいいかもしれません。
(9)テープ付アルミバッグ(4枚)/110円(税込み)
先ほど紹介したテープ付きアルミバッグの小さいサイズです。サイズは幅25cm×高さ25cmで4枚入りとなっています。
使用感に違いはありませんが、小さくなっているため、小さなお土産を持って帰るにはぴったりだと感じました。
(10)マチ広ランチバッグ(ポケット付)/220円(税込み)
最後に紹介するのは、「マチ広ランチバッグ(ポケット付)」です。今まで紹介した保冷バッグとは異なり、名前の通りお弁当を入れるのに最適なバッグとなっています。
デザイン性のあるバッグで食材を持ち運びたい人にもいいかもしれません。
サイズは幅22cm×高さ22 cm×奥行14cmのコンパクトサイズ。内部がアルミ蒸着のシートになっており、開口部はファスナーで開閉できます。
ピクニックで食べるお弁当や、キャンプ飯の食卓を手軽に彩るできあいのおかずを入れて持ち運ぶのがおすすめ。
さらに、外側には2つのポケットがあるので、小物を入れるのにも使えるでしょう。
何時間使えるか検証!中でも保冷に優れていたバッグは…
ダイソーの保冷バッグはどれだけ保冷力があるのか、実際に検証してみました。
10種類の保冷バッグに保冷剤を1個ずつ入れて、時間経過とともに完全に溶けるまでを観察します。条件を一定にするため、今回は温度変化が少ない室内で検証を行いました。
検証を始めて2時間経過したあたりから、一部の保冷剤には徐々に変化が。溶け具合に差が出始めたのは、4時間経過後くらいからです。
そして、ほぼ全てのバッグで、保冷剤の凍結部分がわずかになってきたのは7時間経過した時。完全に保冷剤が解凍したバッグもありました。
このように長時間にわたる検証を通して、保冷剤が完全に解凍完了するまでの時間が長かったのは以下の3点です。
同率で2つのバッグが2位に!
第2位は、保冷剤が完全に溶けるまで約8時間かかった「プラ取手保冷保温アルミバッグL 」(サイズ:高さ38cm×幅30cm×奥行18cm)。
また同率第2位で、「持ち手穴付きアルミバッグ」(サイズ:幅32cm×38.5cm)も保冷剤が完全に溶けるまで約8時間かかりました。
気になる第1位は…!
第1位は、約8時間30分で保冷剤が溶けた「テープ付きアルミバッグ」(サイズ:幅30cm×30cm)。
テープが付いており、封がしっかりとされていたことが長時間保冷の決め手になったのだと思われます。
とはいえ、他のバッグも完全に保冷剤が溶けるまでには7時間ほどかかったことを考えると、商品ごとの差はそこまでない、ということが今回の検証でわかりました。
したがって、自分の用途に合った形やサイズを選ぶのが一番といえそうです。
※実際に中に入れたものが保冷される時間は、使用条件によっても異なるので、目安としてください。
冷たい飲み物やスイーツを屋外でも楽しもう
ダイソーの保冷バッグは、身近にある店舗で手軽かつ安価に購入できます。
軽量でかさばらず、日帰りのアクティビティにも最適。冷たい飲料やスイーツを屋外でも楽しめたら、ソト遊びもさらに楽しくなるでしょう。
利用が終わったらコンパクトに折りたためるので、帰宅時の負担も軽くなります。
手軽に使えるダイソーの保冷バッグを利用して、アウトドアを今よりもっと満喫してくださいね。