おにぎりやお寿司などに使用されることも多く、日本人になじみ深い「海苔」。
うま味が豊富で持ち運びに便利なので、キャンプ飯にもおすすめの食材なんです。今回はそんな海苔を使って作る、イカスミ風パスタのレシピをご紹介します。
メスティンで作る海苔のイカスミ風パスタ
こちらが今回使用した材料です。
材料（1人分）
- パスタ 100g
- 冷凍ロールイカ 1個（約80g）
- 海苔（3切り） 3枚
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 250ml
- 和風顆粒だし 小さじ1
- めんつゆ（3倍濃縮） 大さじ1
★トッピング
- 刻みパセリ 適量
- 糸唐辛子 お好み
アウトドアにも持っていきやすい冷凍のロールイカを使用した簡単レシピ。また、本物のイカスミパスタは白ワインやトマトソースを使用しますが、こちらはシンプルな和風の味付け。海苔で真っ黒なイカスミ風の見た目を再現します。
海苔のサイズには規格があります。
ちなみに、スーパーなどで販売されている海苔のサイズには規格があり、基本の板海苔は全形で縦21cm×横19cmとされています。
今回使用している「3切り」というのは、その全形を3等分に切ったもの。おにぎり用などに販売されていることが多いです。海苔を購入するときや、調理するときの参考にしてみてくださいね。
作り方
焦げやすい芯は取り除きます。
まずはにんにくを半分に切って、焦げやすい芯を取り除きます。
時短で済ませたい場合はおろしにんにくでもOK。
にんにくはみじん切りにしましょう。今回は海苔の風味を生かすために生のものを使用していますが、時短で調理したい場合はおろしにんにくでもOKです。
ロールイカは解凍しておきましょう。
ロールイカはあらかじめ解凍しておき、横半分に切って、さらに1.5cm幅に切っていきます。
縮むことを想定して大きめに。
ロールイカは加熱すると縮んでしまうので、やや大きめに切っておきましょう。
弱火でにんにくの香りを引き出します。
下ごしらえが済んだらメスティンにオリーブオイルを熱し、にんにくを加えて弱火で炒めていきます。
にんにくの香りを絡めましょう。
香りが立ってきたら、ロールイカを加えて中火で火が通るまで炒めて…。
一旦取り出して仕上げに加えます。
炒め終わったロールイカは、にんにくごとシェラカップなどに取り出して置いておきます。
メスティンに水と和風顆粒だしを入れて混ぜます。
先ほどのメスティンに水、和風顆粒だしを加えて混ぜたら…。
パスタを割り入れます。
パスタを割り入れます。
海苔は細かくちぎって入れましょう。
さらに、今回のカギである海苔を細かくちぎり入れましょう。
ときどき様子を見ましょう。
混ぜて煮立たせたら、フタをして弱火で表記時間どおりに茹でていきます。パスタがくっつかないように、ときどき様子を見て混ぜてくださいね。
水気を飛ばしましょう。
フタを開けて茹で具合を確認したら、中火にして水気を飛ばします。
ロールイカを戻します。
先ほど炒めたロールイカとにんにくをメスティンに戻します。
めんつゆを加えてサッと炒めます。
仕上げにめんつゆを回し入れて、サッと混ぜ炒めましょう。
調味料がなじんだら火から下ろします。
調味料が全体になじんだら、火から下ろします。
色は本物には敵いませんが、味は抜群！
食卓に出したら、刻みパセリをちらし、お好みで糸唐辛子を乗せて完成！さすがに黒さは本物のイカスミパスタには敵いませんが、味の方はどうでしょうか？
うま味とコクは本物にも負けず劣らず！
一口頬張ってみると、和風だしで仕上げたパスタは、ほのかな磯の香りがよく絡みます。
しっかりとしたロールイカの食感とめんつゆのコクのおかげで、食べごたえもバツグン。本物にも負けず劣らず、味わい深いパスタに仕上がりました。
湿気た海苔はぜひキャンプ飯に！
意外と湿気させてしまいがち。
うま味成分には、昆布などに含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに含まれる「グアニル酸」があるのですが、じつは海苔はこのすべてを含むうま味の宝庫。
「おにぎりやお寿司を作るときに買ったはいいものの、意外とあまって湿気させてしまった…」というものでも、今回のようなメスティンパスタのアクセントにしたり、スープで煮込んだりすれば、簡単にうま味たっぷりのメニューに仕上がるんです。
ぜひ、海苔を湿気させてしまったとき（もちろん湿気ていなくても！）は、キャンプ飯に活用してみてください！
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