豪雨、地震、強風など、天災はいつ起きてもおかしくないと言われているが、災害を自分のこととして捉えるのはなかなか難しい。また、その準備と言われればなおさらで、防災グッズをきちんと揃えている人はそう多くないかもしれない。
9月は防災月間。さらに、2023年は関東大震災の発生から100年を迎える特別な年でもある。このタイミングに、私たちが日頃からできる対策をいま一度考えてみたい。
プロ用の電動・空気工具などを扱い、高い技術力を持つブランド「HiKOKI(以下ハイコーキ)」の商品の中にも、アウトドアと災害時の両方で大活躍しそうなものが多数ある。
ハイコーキってどんなブランド?
ハイコーキは、約 1,300 機種の電動工具、釘打機などの空気工具、刈払機や植木バリカンなどの園芸工具、クリーナや高圧洗浄機などの家庭用電化製品群を製造販売する工機ホールディングスのブランドだ。70余年の歴史に裏打ちされた高い信頼性と技術力を誇る。
同ブランドの製品は耐久性が高く、厳しい条件下でも機能する設計が特徴。電気やガスなどインフラのないアウトドアシーンで役立つものが多く、災害時のような過酷な状況でも頼りになる道具がラインナップしている。
非常用電源や照明、ラジオ、冷温庫といった災害時に役立つアイテムをさっそく見ていこう。
非常用電源として使える充電アイテム2選
非常時、スマホなどを使うための電源は確保しているだろうか?アウトドアでも電源のない環境は多いので、準備しておけば2つのシーンで活躍する。
急速充電器 UC 18YDL2
充電機能だけではなく、USB機器の外部電源に使用できるUSB 端子付き。コンセントに繋がっていなくても、蓄電池からUSB出力ができ、コードレスで使用できる(※USB ケーブルは付属していない)。
また、使用可能温度範囲が-10°C~40°Cなので、夏場だけでなく寒冷地でも使用可(※周囲温度が0°C未満の時は充電時間が長くなる場合がある)。
価格:20,100円
コードレスUSBアダプタ BSL18UA
本体にハイコーキのマルチボルト蓄電池をセットすると、スマホなどのUSB接続機器の充電ができる(※USB ケーブルは付属していない)。
蓄電池が十分に充電されていれば、スマートフォン 20 回以上の充電が可能(※マルチボルト蓄電池「BSL 36A18B」使用時。スマートフォンの電流:3.1Ahの場合)。ストラップ付きで持ち運びがしやすい。
価格:4,700円
非常灯として使える照明アイテム3選
ライトはすでに多くの人が準備しているアイテムかもしれないが、ここでは性能に注目してみてほしい。
コードレスワークライト UB 18DF
最大750ルーメンの明るさで、360°の全方向を照射することができる。また、0.4kgと軽量で持ちやすく、エラストマ付きのグリップを採用している。
自由に回転するフックで、つり下げて使用することもできる。
価格: 9,800円
URL:https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-other/ub18df/ub18df.html
コードレスサーチライト UB 18DA
マルチボルト蓄電池に対応したコードレスサーチライト。光量2,500 ルーメン(スポット+ワイドモード時)なので、夜間の停電時や、避難所での使用にも便利。
遠距離まで照らすメインLEDライトと、近距離を均一に照らすサブLEDライトがあり、シーンに合わせて照射モードを4 種類から選べる。ワイド(ECO)モードであれば、約22時間連続で使用可能(※数値は参考値)。
価格:20,000円
URL:https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-other/ub18da/ub18da.html
コードレスヘッドライト UB18DKL(SA)
リチウムイオン電池に、付属のUSBアダプタBSL 18UA(SA)を接続して使用するコードレスヘッドライト。3 段階(強:120 ルーメン・中:60 ルーメン・弱:20 ルーメン)の明るさ調整と、10 段階の角度調整ができるので、夜間の避難や暗所・狭所での細かい作業に便利だ。
また、自動電源OFF機能も搭載。USB端子が接続されていない時7や、USB 端子が接続されていても接続機器の電源が OFF の時などは、約120分で自動的に電源が切れ、電源の切り忘れによる無駄遣いを防止できる(※コードレスヘッドライト点灯時には自動的に電源は切れない)。
価格:6,900円
URL:https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-other/ub18dkl/ub18dkl.html
アウトドアでも使える非常用アイテム2選
非常時に必需品となるアイテムは、アウトドアでもあると役立つ。準備して無駄になることはない。
コードレスラジオ UR 18DA
リチウムイオン電池に対応したコードレスラジオ。従来の製品より小型で、軽く、持ち運びや収納がしやすい上、機能がシンプルで、誰でも簡単に操作できる。
Bluetooth機能を搭載しているので、普段はスマホや携帯音楽プレイヤーと接続して音楽も楽しめる。アウトドア用のスピーカーとしても活躍するだろう。
価格:19,800円
URL:https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-other/ur18da/ur18da.html
コードレス冷温庫 UL18DE
冷凍、冷蔵、保温が同時にできる3部屋モードを採用した 36Lの大容量タイプ。コードレス冷温庫なので、持ち運びができる。
AC コンセント、車載電源(DC12V/24V)、蓄電池の 3 電源に対応。製品本体に蓄電池の充電機能を搭載しているので、例えば車載電源で蓄電池を充電しながら飲み物を冷蔵・冷凍することも可能だ。
キャンプではクーラーボックス感覚で持ち出せる。冷やすだけでなく、温かい食べ物を保管できるので、冬にもちょうどういい。
価格:144,700円
URL:https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-other/ul18de/ul18de.html
防災用アイテムを日頃の生活に取り入れていこう
プロも使うアイテムだからこそ、その耐久性には信頼が寄せられる。それゆえに、日頃から使用するのもいいだろう。
普段のキャンプなどで使う機会があれば、非常時でも使い方がすぐにわかるし、いざという時に使えるかの点検を頻繁にする必要もない。
いつも使っているアウトドア用品を少しずつバージョンアップしながら、災害用の準備をしておくと安心だ。