KEENの定番ライトハイキングシューズ 「PYRENEES(以下ピレニーズ)」。BE-PAL読者の中にも、愛用者は多いだろう。
人気の「ピレニーズ」が、環境に対するインパクトを最小限にアウトドアを楽しむための環境倫理プログラム「LEAVE NO TRACE」とコラボ。今回登場したコラボモデルの収益の一部が、特定非営利活動法人リーブノートレイスジャパン(Leave No Trace Japan)へと寄付される。
「LEAVE NO TRACE」の活動とは?
「LEAVE NO TRACE」は、1960 年代にアメリカで生まれた環境倫理プログラム。1994 年にアメリカで非営利団体「LEAVE NO TRACE」が生まれ、この団体が掲げる理念「自然に分け入るときには足跡さえも残さない心構えが重要である」は、現在世界94 カ国のアウトドアレクリエーションにおける行動基準となっている。
KEEN JAPANも、この「LEAVE NO TRACE」の活動に賛同。2021年には日本の特定非営利活動法人リーブノートレイスジャパン(LNTJ)設立を支援し、現在もオフィシャル・パートナー企業として活動を支えている。
コラボモデルには「 LEAVE NO TRACE」のロゴ
KEENの「ピレニーズ」は、クラシカルなヨーロピアンテイストを取り入れたオールレザーの防水ライトハイキングシューズ。
足首のねじれを抑えて、歩行時の安定性を高めるなど履き心地にこだわった設計がされている上、耐久性と強度に優れ、環境に配慮した素材の採用など、環境負荷を抑える工夫がされている。
今回発売となったコラボモデルは、アッパー側面にある 「 LEAVE NO TRACE」のロゴがポイント。
80 年代のアウトドアカルチャーを象徴するブラウンとグリーンを組み合わせたカラーディレクションは、中目黒のセレクトショップ「BAMBOO SHOOTS」の KAZUHIRO KAI 氏が手がけたものだ。
フッドベッドに書かれた「アウトドア活動の行動基準 7原則」とは?
ちなみに、フットベッドにはLNTが掲げる「アウトドア活動の行動基準 7原則」が3カ国語で記されている。
この「アウトドア活動の行動基準 7原則」とは、環境に対するインパクトを最小限にし、アウトドアを楽しむためのすべてのテクニックをまとめたもの。
誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができるものばかりで、これを意識すれば自然と“足跡さえも残さない心構え”が身につくだろう。
フットベッドに目を向けてから出かけよう
LNTJによると、いまだ「アウトドア活動をする9割の人は、自然へのダメージを認識していない」という。
私たちが意識を変えて行動することは、豊かな自然環境を永続させ、未来の子どもたちに引き継いでいくために必要となる。
まずははじめの一歩として、フットベッドに書かれた「アウトドア活動の行動基準 7原則」に目を通してみよう。
商品概要
KEEN「ピレニーズ」(「LEAVE NO TRACE」コラボモデル)
価格:25,300円(税込)
カラー:Keen Maple/Marmalade
サイズ:メンズ;25〜29cm/ウィメンズ;22.5〜26cm
重量:メンズ;582g(27cm、片足の場合)/ウィメンズ;421g(24cm、片足の場合)