ポップコーン基本の作り方
アウトドアでも作りやすいポップコーンの作り方を2つ紹介します。メスティンを使ったり、極厚ホイルを使って作る、フライパンよりも簡単なレシピです。
ポップコーン用とうもろこしは、スーパーでは乾物コーナーや、豆コーナーなどに陳列されていることが多いです。
押さえておきたい基本の作り方
メスティンで作るポップコーン
味つけ自在のポップコーン。メスティンで気軽に作ってみましょう。
材料
- ポップコーン用とうもろこし 適量
- 油 適量
- 塩 適量
作り方
【1】メスティンにまんべんなく油を敷き、ポップコーン用とうもろこしを入れてフタを閉めます。
【2】弱火にかけます。しばらくすると弾ける音がしだすので、軽く揺すりながら火を通します。
【3】音がしなくなったら火からおろし、フタを開けて塩を振れば完成です。
▼参考記事
極厚アルミホイルで作るポップコーン
BBQコンロの内側にセットすることで、お手入れが簡単になるアイテムとして重宝する『極厚ホイル』をご存知ですか?主な用途としてはBBQコンロの汚れ防止になりますが、極厚ホイルならではの破れにくさを利用した、キャンプ飯作りにも使用することができます。ダイソーの極厚ホイル「BBQマルチホイル」を使用したポップコーン作りのレシピをご紹介します。
材料(2〜3人前)
- ポップコーン用とうもろこし 大さじ2程
- サラダ油 小さじ1
作り方
【1】30cm×30cmほどの大きさに切ったホイルの中心に、ポップコーン用とうもろこし、サラダ油の順番に置きます。
【2】同じ大きさに切ったもう1枚のホイルをかぶせ、端から丸めて包みます。穴が開かないよう、しっかり確認しながら押し潰します。
【3】火の上にポップコーンを包んだホイルを置きます。しばらく加熱すると、ポップコーンが弾ける音がしてくるので、トングなどを使用しゆすりながら加熱し続けましょう。
【4】弾ける音が収まって、ゆらした際にカラカラと、コーンの転がる音がしなくなったら完成です。火傷に注意しながら、ホイルを開けましょう。
▼参考記事
スイーツ系のポップコーンレシピ
基本のポップコーンの作り方をマスターしたら、次はアレンジレシピにトライしてみましょう。ポップコーンは簡単に作ることができるので、小腹がすいた時のおつまみや、子供のおやつに最適です。
おやつにおすすめのポップコーンレシピ
マシュマロキャラメルポップコーン
キャンプ食材で人気のマシュマロを活用した、一粒で二度美味しい「メスティンで簡単に作れるキャラメルポップコーン」の作り方を紹介します。キャンプでも簡単に作ることができるので、是非お試しください!
初めて作ったときは、美味しさと感動で勢いよく食べてしまい、あっという間になくなってしまいました。マシュマロがキャラメルポップコーンに早変わりする感動を一緒に体験できるので、子どもたちと一緒に作るのもおすすめですよ。
必要な道具
- メスティン大
- 木べら
- ポップコーンを入れるお皿や器(クッキングシートでも代用可)
材料(2人分)
- ポップコーン豆 25~25g(大さじ1~2程度お好みで)
- サラダ油 大さじ1
- マシュマロ 20g
- バター 20g
材料はお持ちのメスティンサイズに合わせて量を調整してください。
ポップコーン豆の大きさにもよりますが、大さじ2のポップコーン豆を大サイズのメスティンに入れて調理すると、ちょうどメスティンがいっぱいになるくらいです。
また、マシュマロとバターの量を多くすれば、キャラメルの量が増えます。ポップコーンにたっぷりキャラメルを混ぜたいという方は、倍量で作るのもおすすめです。
作り方
【1】火をかける前にメスティンにサラダ油を薄く敷き、ポップコーン豆を投入します。次にメスティンの蓋を閉めましょう。豆が爆ぜるとメスティンから飛び出てしまいます。
マシュマロは、まだ使わないので、ここで入れないように気をつけましょう!
【2】中火にかけます。約2~3分でポンポンと元気に爆ぜる音が聞こえてきます。ポップコーン豆が弾けだしたら、弱火になるように調整し、ポンポンという音が止まるまでゆすり続けます。
【3】音が鳴り終わったら、ポップコーンは完成!蓋を開けると、ふかふかに膨らんでいて感動ものです。
もしも蓋を開けてもまだ豆が膨らまずに残っていたらは、蓋を閉めてもう一度弱火にかけ、ゆすってみましょう。
【4】ポップコーンが完成したら、別の容器に移しておきます。
【5】空になったメスティンに油またはバターを敷き、加熱してマシュマロを投入します。
【6】マシュマロを加えたら、木べらでかき混ぜ続けます。するとだんだんとトロッとしてきて色づいてきます。
【7】薄いベージュのような色から、キャラメル色になったら、火から遠ざけましょう。
今回は、薄いベージュ程度の優しい色味でストップしてみました。
慣れてきたら火の当て加減でキャラメルの味(甘み/にがみ)を調節できるようになります。ポイントは「このくらいの色!」と思う一歩手前で火から遠ざけ、余熱で仕上げることです。
【8】キャラメルを作ったメスティンにポップコーンを戻し、よく混ぜ合わせ全体になじませます。
一気に入れるとメスティンから溢れてしまうので、少しずつ追加してみてください。
このときキャラメルでポップコーンがガチガチにくっつき、大きな団子のようになってしまいますが、冷めればほぐせるので、ご安心を。
【9】お皿またはクッキングシートの上に広げて、キャラメルポップコーンを冷まします。
【10】冷めたら固まったポップコーンを手で軽くほぐします。あっという間に冷めるので、5~10分置いておくだけで完成です。
▼参考記事
バター香るキャラメルポップコーン
スイーツ系ポップコーンといえばキャラメルポップコーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?大人も子どもの手がとまらなくなる、キャラメルポップコーンのレシピをご紹介します。
作り立てはキャラメルがつなぎになって、隣り合ったポップコーンがくっついていますが大丈夫。手でポップコーンをほぐせば、できあがりです!
材料(3号メスティン1個分)
- ポップコーン用とうもろこし 20g
- バター 10g
- 砂糖 50g
- 牛乳 大さじ2
- 油 大さじ1
バター、砂糖、牛乳の量は、お好みで増減してください。量が多いほど、ポップコーンに付着するキャラメルの量が多くなります。
作り方
【1】クッカーに油とポップコーンの種を入れます。
【2】クッカーに蓋をして、コンロの上に乗せて加熱します。焦げ付き防止のために、できるだけとろ火で加熱しましょう。しばらくすると、ポップコーンの種がはじける「ポン」という音がし始めるので、音が完全に聞こえなくなるまでクッカーを火にかけます。
【3】音がしなくなったら、ポップコーンの完成です。
【4】次はキャラメルを作ります。バター、砂糖、牛乳をフライパンに入れ、弱火で加熱します。へらで混ぜながらじっくりと加熱し、砂糖とバターを溶かします。
【5】へらでこまめに混ぜながら加熱し、焦げ付かないように注意しましょう。全体の色がやや茶色くなった時点で、火をとめます。
【6】キャラメルとポップコーンをあえます。キャラメルは冷めるとすぐに固まるので、手早くあえるようにしましょう。キャラメルが完全に固まるまで、しばらく放置したら完成です。
▼参考記事
おつまみ系のポップコーンレシピ
カレー味から、お酒のおつまみにぴったりな燻製風味、見た目もおしゃれなブルー色のポップコーンまで、味変が楽しいレシピを集めました。
しょっぱいくて手がとまらないポップコーンレシピ
青のりポップコーン
子どものおやつにも、お酒のおつまみにもなるみんな大好きな味のレシピです。
材料(メスティン3号分)
- ポップコーン用とうもろこし 20g
- 油 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 青のり粉 適量
必要な道具
- ビニール袋 1枚
作り方
【1】クッカーにポップコーンの種と、油と塩を入れて蓋をします。とろ火でポップコーンの種がはじける音が鳴りやむまで放置し、ポップコーンを作ります。
【2】ビニール袋にポップコーンと青のり粉を入れて口を閉じ、上下に振ってポップコーンと青のり粉をなじませます。味見をして、塩気が足りなければ塩を足します。
▼参考記事
カレーポップコーン
こちらも子どもから大人まで大好きな味のレシピです。
材料(メスティン3号分)
- ポップコーン用とうもろこし 20g
- 油 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- カレー粉 小さじ1
必要な道具
- ビニール袋 1枚
作り方
【1】クッカーにカレー粉以外の材料を入れて火にかけます。とろ火でポップコーンの種がはじける音が鳴りやむまで放置して、ポップコーンを作ります。
【2】ビニール袋の中にカレー粉とポップコーンを入れて、上下に振ってよくなじませます。味見をしてお好みで塩やカレー粉を追加し、味を調整すれば完成です。
▼参考記事
燻製ポップコーン
ポテトチップスを燻製にすると美味しいのはよく知られていますが、ポップコーンもおすすめです。スモーキーな香りがプラスされ、大人が喜ぶお菓子に!焦げやすいので短時間、弱火で燻製するのがポイントです。
材料
- 出来上がったポップコーン 適量
作り方
【1】炭をおこします。火の勢いが落ち着いて、炭の一部が赤くなったらスモークチップの出番です。スキレットに燻製チップを入れて、炭の上に置きます。しっかり香り付けしたかったので、燻製チップを40gほどにしました。
【2】これで、燻製の準備は完成です。網の上に食材を置いたら、ドーム状の蓋をかぶせて、お好みの時間燻していきます。
ほかの食材と一緒に燻製にすると、様々な味が楽しめます!
【3】軽めに燻製したい場合は、10分くらいで取り出しましょう。
▼参考記事
ブルーポップコーン
秋の散歩をしていると、道々に咲く青い花に出逢えます。その名は“ツユクサ(露草)”。秋の真っ青な空のように、少し涼しげなツユクサの青色、実は自然の色味として食べられるのです!この天然色素を使って、ちょっとポップなポップコーンを作ってみましょう。
材料(使いやすい分量)
- ツユクサの花 1カップ
- 塩 1/2カップ
必要な道具
- 瓶などの容器(色が付いても大丈夫なもの)
下準備
泥などが付いていない“咲いているツユクサ”を摘み、虫がいないか確認します。
作り方
【1】塩を瓶などの容器に入れ、ツユクサの花を加えて優しく混ぜ合わせます。ツユクサと塩が均一に合わさるようにするのがポイントです。
【2】蓋をし、そのまま常温で置いておくと次の日から使えます。すり鉢で花も一緒に細かくし、お日様があたる窓側で1日乾燥させます。密閉容器に入れ、常温で1か月を目処に使いましょう。
【3】ポップコーンを作り、できたポップコーンにツユクサソルトをまぶして完成です。
▼参考記事
ポップコーンを楽しく作るアイテム
ポップコーンを作る過程を楽しめるギアをご紹介します。手軽にポップコーンが作れて、みんなで盛り上がること間違いなしの逸品です。
ロゴス「炭火ももやき器」
手軽に本格的な炭火焼きが楽しめる調理アイテムです。「ももやき器」という商品名ですが、鶏肉だけでなくポップコーンなど自分好みの食材をあぶることができます。
ハンドルは折り畳み式なのでコンパクトに収納可能です。
LOGOS(ロゴス) 炭火ももやき器
▼関連記事
作ったポップコーンを詰めて楽しむアイデア
作り終わったポップコーンは、こんなユニークなおやつ袋で子ども達に配ってみてはいかがでしょうか?マニキュア風にシールもつけてみました。ハロウィーン時期にもピッタリです。
作り方
【1】ビニール手袋に、はさみで爪の形に切った赤色のマスキングテープを貼ります。
【2】手袋の中にポップコーンを詰めて、手首の部分を輪ゴムなどで結んだら完成です。
▼参考記事