「ワークマン」「WORKMAN Pro」「WORKMAN Plus」「#ワークマン女子」と、ターゲットに合わせて品ぞろえを変えた斬新な店舗展開を行なう株式会社ワークマン。
2023年9月1日には「Workman Colors イグジットメルサ銀座店」をオープンしたことで話題を集めています。こちらは、よりファッション性を意識した店舗で、今後は新宿・渋谷・梅田など日本を代表する繁華街に10店程度の出店を計画しているのだとか。
またWEB限定商品も増えており、オンラインで注文し、店頭で受け取るサービスもあります。
店舗やサービスが多彩に広がり、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進するワークマン。
今回は2023年秋冬に販売される商品のなかから、アウトドアシーンで活躍しそうなアイテムをピックアップしてご紹介します。
アウトドアシーンで役立つ注目ウェアはこれ!
「着る扇風機」に続く!冬の「着る炬燵」もアイテム数拡充
ワークマンの夏のヒット商品といえば、冷却ファン付きのウェア。猛暑を乗り切るアイテムとして外での作業時だけでなく、ゴルフなどのレジャーシーンでも利用されていました。
冬は「着る炬燵(こたつ)」としてヒーターベストが登場!同じくヒットしそうな予感です。
「着る炬燵」は、背面の首下と腰回りの部分に「ヒーターシート」を内蔵し、高温・中温・低温の3段階で調整可能です。
2023年秋冬モデルでは「WindCoreヒーターベスト」に、モカ、ダスティローズ、ライムなど鮮やかな6色が追加。フード付きのボア仕様タイプ「WindCoreヒーターボアフリースベスト」などバリエーションが増えたことに加え、「WindCoreヒーターマルチブランケット」「WindCoreヒーターマルチパッド」など雑貨もラインナップしています。
メンズもレディース着られる“あったかポンチョ”
メンズ向けのイメージが強かったワークマンですが、「#ワークマン女子」の流行からもわかるように、レディース向け商品は年々拡充されています。
実は、レディース向けに作られたものでも、細身の男性などはねらい目。
さらに今期は、「【WEB限定】レディースディアテックスマルチウォームポンチョ」のように名称にレディースと入っていますが男性でも欲しくなる便利アイテムが登場しています。
「レディースディアテックスマルチウォームポンチョ」「レディースフレイムテックキルトウォームマルチポンチョ」は、針穴程度の穴ならば勝手に塞いでくれるREPAIR-TECH生地を採用したポンチョ。
背中部分にはDIATECHS(R)fibersheetを使用。生地に練り込まれたナノ微粒子が赤外線を吸収・共鳴振動することで自ら発熱、保温効果を高める機能が付加されています。
さらに「レディースフレイムテックキルトウォームマルチポンチョ」には防融加工を施し、火の粉の飛散による穴があきにくくなっており、冬の焚き火シーンにも最適です。
いずれもWEB限定ですが、筆者が「Workman Colors イグジットメルサ銀座店」へ訪れた際には、「レディースディアテックスマルチウォームポンチョ」が店頭に並んでいました。銀座の新店舗に行けば、実際の商品に出会えるかもしれません。
防水機能付きシューズのバリエーションが豊富に!
ファッション性を高めているワークマンのなかでも、気になるのがフットウェア。
とくに秋冬モデルは防水・防寒・氷雪耐滑性・防風性など、モデルごとに2つ以上の機能があるシューズが増えています。すでに本格的なものを持っている人でも、気軽に使えるもう1足があると便利。
2023年秋冬はアウトドアギアがさらに増加!
また、秋冬新製品発表会ではアウトドアギアのスペースが広く取られ、キャンプがブームに終わらずレジャーの1つとして定着していることが見てとれました。
キャンプシーンの幅も広がり、本格的なものから近隣の公園やベランダで行うものまで解釈が拡大している今。トレンドの一翼を担っているワークマンでは、ウェア類だけでなく、アウトドアギアにも注力しています。
ちなみに、アウトドアギアの一部(食器など)は店舗展開しているものもありますが、多くがWEB限定。まずはオンラインショップのチェックがおすすめです。
派手なアイテムもワークマンの価格なら手に取りやすい!
よりファッション性を高め、日常づかいしやすくなったワークマンの商品。
「少し派手かな」と思うアイテムでも、価格がリーズナブルなので手に取りやすいのが魅力です。
秋冬シーズンは落ち着いた色目のファッションになりがちなので、ぜひ明るいカラーやプリントものに挑戦してみては?ワークマンの商品なら、機能性の高さも言わずもがなです。
取材・文/北本祐子