多くの登山家やマウンテンスポーツで活躍するアスリートから愛用されている「MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)」が、創設から30周年を記念して、アイコニックなモデルの復刻コレクション「Reissue(リイシュー)」を発表した。
当時のデザインやフィット感を再現しつつ、現在の生地やテクノロジーを取り入れたアイコニックなアイテムだ。
ハロウィンに創設されたマウンテンハードウェア
マウンテンハードウェアが生まれたのは、アメリカのカリフォルニア州。1993年のハロウィンが創設の日だ。
1993年当時、アウトドア業界は大衆向けのデザインに変化する企業が多くなる中、自身や仲間たちの冒険に必要な耐久性の高いアウトドアイクイップメントをデザインし、創りたいと考え、1 年で最も不気味とされるハロウィンの日にあえて創設したのだそう。
その後も変わらず、フィールドで確実に役立つギアを作り続けている。
創業当時から変わらないコンセプトは「8000mを超える過酷な山でも使える、高品質で耐久性のあるウェアおよびエキップメントを作る」こと。多プロダクトテストや専門家の声をもとに、耐久性があり、信頼性が高く、高品質のアイテムが生み出されている。
90年代のデザインとフィット感を再現した復刻コレクション「Reissue」
今回、発売となったコレクションは、マウンテンハードウェアが創設された1990年代を意識したデザインとフィット感になっている。ただ、それは単純に再現されたのではなくて、生地やテクノロジーは現在のもの。以下、「Reissue」の3アイテムを詳しく紹介する。
Exposure GORE-TEX Parka Reissue
レジェンドクライマ ー Ed Viesturs や、山岳ガイドと共に作り上げられたブランド初のテクニカルマウンテニアリングシェル。
30年の技術進歩を経て、シェルには CO DWRリサイクルポリエステルに GORE-TEX の新たな環境配慮型 ePEメンプレンを採用している。
特徴
・3方向から調整可能なヘルメット対応フード
・アンダーアームベンチレーション
・2way フロントジッパー
・雨や雪の侵入をを防ぐ左胸のファスナーポケット
・2つのハンドウォーマー付きファスナーポケット
・ドローコードで調整可能なウエストウインドスカート
・内側メッシュポケット
・内側ジッパー付きポケット
価格 : 49,500円(税込)
カラー:503 Klein Blue
素材:GORE-TEX ePE150 D2L (リサイクルポリエステル 100%)
サイズ:XS / S / M/ L/XL
Windstopper Tech Jacket Reissue
1993年に登場、防風性があって温かく、ソフトなため、発売当時は多くの人から支持を受けたブランド代表作のウインドストッパ ーテックフリース。このアイテムをリサイクル素材に置き換え、当時と変わらず GORE-TEX 社とのパートナーシップで実現した。
特徴
・ゴアテックスウインドストッパー
・ファスナー付き胸ポケット
・内側ファスナーポケット
・アンダーアームベンチレーション
・ファスナー付き両ハンドポケット
価格:26,400円(税込)
カラー: 637 RACER RED / 314 JACK PINE/ 503 KLEIN BLUE
素材:
ボディ;3L Windstopper Recycled Face( リサイクルポリエステル 100% )
別布部;200D タスランナイロン( リサイクルナ イロン 100%)
Size:XS/ S / M / L / XL
Subzero Down Jacket Reissue
ブランド初のダウンインシュレーションとして創世記からラインナップする Subzero。耐久性があり、軽量で温かいマウンテニアリングのためのダウンジャケット。
特徴
・超軽量で耐久性に優れた PERTEX Y Fuse リップストップシェル
・650FP RDS ダウン
・左胸にファスナーポケット
・両側のファスナーハンドポケット
価格:44,000円(税込)
カラー: 314 JACK PINE/010 BLACK/ 503 Klein Blue
素材:
ボディ;Pertex Quantum Y Fuse 30D Ripstop(リサイクルポリエステル 100% )
切替部;Plain Weave Nylon(ナイ ロン 100%)
インシュレーション;GDD 650FP 80/20-RDS Cert(ダウン 80%、フェザー 20%)
Size:XS /S / M / L /XL
温故知新のアウトドアウェア
マウンテンハードウェアはなんといっても本気のアウトドアブランド。
未経験者はぜひ、この機会に90年代デザインを踏襲した本コレクションを体験してほしい。その高品質を実感すれば、きっと手放せなくなるはず。
これまでの歴史と最新のテクノロジーの良いとこどりをしたアウトドアウェアを手にできるのは、現代を生きているからこそ。そう考えると、ちょっと得した気分だ。