ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営のみならず、手帳やTシャツ、カレーといったオリジナル商品も大ヒット。そんな唯一無二のクリエイティブ集団「ほぼ日」が、今度は新たなキャンプブランド「yozora(ヨゾラ)」を立ち上げた。記念すべき最初のプロダクトは日本を代表するキャンプギアクリエイター・小杉敬さんと一緒につくった美しいテントだという。
夜になると琥珀のように光るテント「kohaku(コハク)」
キャンプブランドを立ち上げるにあたり、さまざまな人とヒアリングを重ねたというほぼ日。その結果浮かび上がってきたのは「ひとりをとりもどす」というテーマだった。
自然の中でおいしいものを食べたり、焚き火を囲んでたのしく語り合う。そんなキャンプの日常的な光景の中で、とっておきの「ひとり」を実感する。ほぼ日がキャンプブランドに「yozora(ヨゾラ)」という名前をつけたのは、そんな一コマを星空の下やヨゾラの下、青空の下で感じて欲しいという願いからくるものだ。今後はそのためにキャンプのギアをつくるだけでなく、さまざまなコンテンツ作りやコラボレーション、イベント企画なども視野にいれているという。
第一弾プロダクトとなるテントは夜になると、内側に大切な時間を封じ込めてオレンジに光る。その様子が琥珀のようで、「kohaku(コハク)」と命名。アウトドアメーカー「ゼインアーツ」の小杉敬さんとの共同開発によるもので、構造はワンポールの正統派ながらも特別な美しさを備えている。
「kohaku(コハク)」の正式リリースは2024年の春となっているが、それにさきがけて2024年1月下旬に、オンラインのほぼ日ストアにて予約受付を開始する。
西村ツチカさんと和田ラヂヲさんが「yozora」をイラストで表現!
また「yozora」のブランドイメージとして採用されているのが、『北極百貨店のコンシェルジェさん』で知られるイラストレーターの西村ツチカさんのイラスト。“ヨゾラといっても夜だけじゃなく、ひとりだけどひとりぼっちじゃなく”という、ほぼ日が目指す世界を見事に表現している。
そしてほぼ日のキャンププロジェクトには「どうしてキャンプをするんだろう? WHY CAMP?」という裏のテーマもあり、こちらは和田ラヂヲさんがイラストを担当。西村ツチカさんと和田ラヂヲさん、両方あるのが「yozora」なのだ。
ほぼ日キャンププロジェクト
https://www.1101.com/store/yozora_camp/