なごみ系デザインのホンダ「ヴェゼル」は後席の積載アレンジが秀逸だった!
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    2023.10.15

    なごみ系デザインのホンダ「ヴェゼル」は後席の積載アレンジが秀逸だった!

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    とにかく荷物をたくさん積みたい、日常使いを考えてデザインを重視したりコンパクトサイズがいいなど「積めるクルマ」の基準は人それぞれ。多様な要望に応えるべく、「アウトドアギアの積みやすさ」という視点でホンダのコンパクトSUV、ヴェゼルをチェックしました!

    ※荷室実測値はそれぞれ実用的な最大部分を計測し(シートの前後位置を標準体型での乗車に適した位置で調整)、メーカー発表値とは異なる場合がある。
    また、奥行きの最大値は開口部から、たたんだ後席の背もたれの先端(ショルダー部分)までの長さを計測。

    私がテストしました!

    アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん

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    山も走れるクルマが好きだーっ!

    世界を旅した経験と技術、そして持ち前の好奇心でアウトドアの魅力をわかりやすく伝える達人。仕事ではクルマを使った移動も多い。

    低床設計を生かして後席にも積める

    ホンダ/ヴェゼル

    荷室実測値 幅1,130x奥750x高760㎜

    シンプルで自然に溶け込むデザインのヴェゼルは、1~2人でのキャンプに適したコンパクトSUVの代表格だ。

    「優しい雰囲気の顔に目が行きがちですが、ヴェゼルは全体のプロポーションがすごくいい。絵になるSUVに荷物を積んで遊びに行くという行為が、気持ちをアゲてくれます」
     
    ヴェゼルの魅力はデザインだけではなく、積載能力にも。

    「後席の背もたれを前にたたむ際、座面も連動して沈み込む設計。おかげでラゲッジと一体化した広い床になるんです。さらに後席の座面を跳ね上げることもできるから、高さのある荷物にも対応できる。すごいでしょ」
     
    この多彩なアレンジは、燃料タンクを前席下に配置したホンダ独自の設計のたまもの。低い床は積み込みの幅を広げるのだ。

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    かっこよくて 床が低い~!

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    ●ボディーサイズ:全長4,330×全幅1,790×全高1,590㎜ 
    ●車両重量:1,400㎏
    ●最低地上高:195㎜ 
    ●最小回転半径:5.5m 
    ●乗車定員:5名
    ●パワーユニット:1,496cc直列4気筒エンジン+モーター
    ●最高出力:エンジン78kW(106PS)/6,000~6,400rpm、モーター96kW(131PS)/4,000~8,000rpm
    ●最大トルク:エンジン127N・m/4,500~5,000rpm、モーター253 N・m/0~3,500rpm
    ●WLTC燃費:24.8km/ℓ

    テスト車両のグレード:e:HEV PLaY 2WD ¥3,418,800(車両本体価格)
    問い合わせ先:ホンダ 0120-112-010

     

    これだけ積めました!

    大0個 中3個 小1個

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    ラゲッジは開口部の傾斜が強く、中サイズ2個を積載。4人乗車を想定し、後席右側を跳ね上げて空いた空間にも中サイズと小サイズ各1個を積んだ。

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    こんな積み方もOK

    後席を跳ね上げると、高さのある収納空間に早変わり。「左右両方跳ね上げればミニベロも積めます!」

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    床下収納は面積こそ広くないものの、シューズが入る深さ。ふたの裏側にはゴム製のコード収納付き。

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    片側のポケット(えぐれた部分)から幅を計測。最大部分は約1,300㎜。後席をたたんだ状態の奥行きは1,540㎜。

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    サイドポケットも実用的。

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    後席をたたんだときの床がなだらかなので、長ものを積んでもずれにくい。

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    フックはラゲッジ奥の床左右に2か所。自転車などをベルトで固定できる。

    アウトドアボックスを限界まで積んでみました

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    チェック方法

    積める量の目安として、リスの「トランクカーゴ」がラゲッジルームにどれだけ入るかをチェック。大、中、小の3サイズを組み合わせて最大限に積んだ。このため、後方視界が遮られたり、隙間が大きく残ることもあり、実際に荷物を積める量とは異なる場合もある。

    協力/リス https://www.risu-shop.jp/

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    トランクカーゴ TC-70S、¥4,980
    サイズ:W780×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-50S、¥3,980
    サイズ:W600×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-30S、¥2,980
    サイズ:W400×D390×H357㎜

    ※構成/櫻井 香 撮影/高柳 健 協力/佐藤篤司、桐畑恒治

    (BE-PAL 2023年10月号より)

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