海川山の生き物の捕獲と処理、料理に精通する「野遊びの達人」熱田安武さんに、「ヨシノボリの見釣り」を教わった。
見釣り(みづり)とは、彼が小学生の頃に編みだした、川棲みの底ものに効く必釣法だという。岸をそよぐススキの穂を2本抜くと、手早く仕掛けをセットした。
用意するもの
チカ針に50㎝ほどの長さの道糸を結ぶ。それをススキの穂に結び、抜けないよう、先端に道糸を食い込ませる。針から5㎝ほどのところにガン玉を。エサはミミズ。
石の際をねらえ!
石の際を狙って釣り開始。貪欲な魚なので、エサを上下に動かしてアピールする。