住設メーカーのLIXILと、国内有数の国産RV(レクレーショナルビークル)メーカーのKWORKSがコラボが実現。お気に入りの空間を持ち運べる「mio space(ミオ スペース)」の開発を発表した。
LIXILとKWORKSがコラボ!ムービングルーム「mio space」を提案
これまで住宅や公共施設等の不動産に関する製品展開を行ってきたLIXILが、人々のライフスタイルの変化をきっかけに着目したのが、家でもアウトドアでも「365日活用」できる移動型の空間の需要。国産RVメーカーで、バンベースキャンピングカーから業界唯一のオリジナルコンセプトのキャンピングトレーラーまで幅広いラインナップを提供するKWORKSとコラボし、「mio space」の開発に至った。
ライセンス契約に基づいており、デザイン思考による創造的なアイデアと独自デザインからなる企画コンセプトをLIXILが提案、RVメーカーでトレーラーの知見を有しているKWORKSが開発・製造・販売することで実現したという。
“可動性”と“可変性”、“デザイン”が共存する理想の空間
従来のキャンピングトレーラーとは何が違うのか。「mio space」の具体的な特徴を見ていこう。
「mio space」でまず注目したいのは、その“可動性”。KWORKSのキャンピングトレーラー製作技術が活かされており、日本の道路・住宅敷地事情に配慮した軽量かつコンパクトな設計で、過ごしたい場所にスムーズに持ち運び可能だ。
もう一つの特徴は、住設メーカーとしてのLIXILの知見の活用により実現した“可変性”と“デザイン”。必要最低限の設備に抑えながらも、内装はシーンや好みに応じて自由に変えられるほか、開放感のある開口部と住宅と調和のとれた空間になっている。
普段の生活では住宅の一部として、アウトドアシーンではそのまま趣味の空間として、さまざまなライフスタイルに合わせて活用できそうだ。
予約販売開始は2024年夏ごろの予定
「mio space」は、2024年夏ごろに予約販売を開始する予定とのこと。価格やサイズなどは現時点では未定。最新情報は随時公開されるという。
気になる人は、特設Instagramをチェックしておこう。