寒くなってくると恋しくなる鍋は、調理も簡単で冬のキャンプめしにピッタリ!
そこで今回は、ソロキャンプにおすすめのひとり鍋レシピを3つご紹介。
どれも調理器具はメスティンのみで、ポカポカ温まれるメニューばかりですよ。
キムチチゲのレシピ
材料(1人分)
- 豚こま切れ肉 50g
- 絹ごし豆腐 50g
- キムチ 50g
- 長ねぎ 1/2本
- ニラ 1/2束(約50g)
- ごま油 小さじ2
- アウトドアスパイス「ほりにし 辛口」や粉唐辛子(今回は「ほりにし 辛口」を使用) お好み
★調味料
- 水 150ml
- コチュジャン 大さじ1/2
- 味噌 大さじ1/2
最初にご紹介するのはピリ辛キムチチゲのレシピ。豚肉、キムチ、ねぎにニラと、スタミナ食材たっぷりの一品です。
キムチチゲの作り方
まずは、長ねぎを斜め薄切りにしましょう。
続けて、ニラは3cm幅に切ります。
メスティンにごま油を熱したら、豚こま切れ肉とキムチを加えて中火で炒めます。
そのまま煮てもいいのですが、今回はあらかじめ炒めることで、豚肉のコクとキムチのピリ辛風味を引き立てます。
豚肉の色が変わったら水、コチュジャン、味噌を入れてしっかり混ぜて……
絹ごし豆腐をスプーンなどですくって入れます。
さらに、長ねぎとニラを加えて……
フタをして弱火で5分ほど煮込みます。
仕上げに「ほりにし 辛口」をふりかけて完成!真っ赤なスープで、写真からもピリ辛の風味が伝わってくるような見た目に仕上がりました。
ひと口頬張ると、豚肉とキムチを炒めたおかげでただ辛いだけではなく、コクのある後を引くような辛みに。
豆腐のチュルッ、ニラのシャキシャキ、ねぎのとろ~りと、具材の食感も楽しい一品に仕上がりました。
スープも旨みたっぷりなので、シメにごはんや中華麺を入れるのもおすすめです。
豚肉と白菜のミルフィーユ鍋のレシピ
材料(1人分)
- 豚バラ薄切り肉 約200g
- 白菜 4枚
- 刻みネギ 適量
★調味料
- 水 150ml
- 和風顆粒だし 小さじ1/2
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
- おろししょうが 小さじ1
2品目は豚肉と白菜で作るミルフィーユ鍋。材料は少なめで調理も簡単ですが、見た目も食べごたえもボリューミーな一品です。
豚肉と白菜のミルフィーユ鍋の作り方
まずは、白菜の上に豚肉を乗せます。その上にさらに白菜を乗せて、また豚肉を乗せ……
と白菜→豚肉とメニューメーのとおりミルフィーユになるよう順番に重ねていきます。
続けて、白菜と豚肉を重ねたまま、メスティンの幅にあわせて5cm幅程度に切っていきましょう。
切った白菜と豚肉を、メスティンにギュッギュッと敷き詰めていきます。
詰め方は自由ですが、メスティンは外側の方が火が通りやすいので、なるべく白菜の芯部分が外側に来るように敷き詰めると、食感のバランスも良くなりますよ。
シェラカップで水、めんつゆ、和風顆粒だし、おろししょうがを混ぜたら……
白菜と豚肉の上から回しかけます。
火にかけて沸騰させたらフタをして、弱火で15~20分ほど煮ましょう。
仕上げに刻みネギをちらして完成!具材は豚肉と白菜だけですが、見た目も華やかな仕上がりになりました。
豚肉の旨みを吸い込んだ白菜は、ジュワッととろ~り優しい口当たり。
今回はめんつゆで味付けしていますが、さっぱりポン酢で煮込んだり、七味唐辛子をトッピングするのもおすすめですよ。
鍋焼きうどんのレシピ
材料(1人分)
- うどん 1玉(200g)
- かまぼこ(薄切り) 2枚
- 油揚げ 1/2枚(約20g)
- しいたけ 1個
- 卵 1個
- 刻みネギ 適量
- 水 250ml
- うどんスープ 1袋
最後のレシピは鍋焼きうどん。材料にもよりますが調理時間が短めなので、パパッと作ってポカポカ温まりたいときにピッタリの一品です。
鍋焼きうどんの作り方
今回はより華やかに仕上げるために、しいたけを飾り切りに。石づきを切り落とし、軸を切り離したら、笠に米の字になるように切り込みを入れます。
切り込みを入れると、煮込み時間が短縮できるほか、より味も染み込みやすくなりますよ。
また、軸は薄切りにして、飾り切りで切り取った部分と一緒に煮込んでしまいましょう。
続けて、油揚げは半分に切って、さらに1cm幅に切ります。
メスティンに水、市販のうどんスープを入れて煮立たせたら……
うどんをほぐし入れましょう。
さらに、油揚げ、かまぼこ、しいたけを加えます。このあと卵を割り入れるので、中央にスペースを開けておきましょう。
フタをしたら、うどんが柔らかくなるまで表記された時間どおりに茹でます。
一度フタを取ったら卵を割り入れ、再度フタをして、白身に火が通るまでとろ火にかけましょう。
仕上げに刻みネギをちらして完成!卵の黄身、かまぼこのピンク、しいたけの飾り切りのおかげで華やかに仕上がりました。
卵を絡めたうどんは、アツアツながらもやさしい口当たり。また、スープも油揚げやかまぼこ、しいたけといった具材の旨みもしっかり出ています。
うどんをすすってスープを飲めば体の中からポカポカと温まって、まさい冬のキャンプめしに最適!
メスティンで作るひとり鍋で冬キャンプも簡単ポカポカ!
今回は分かりやすいように下ごしらえの工程も撮影していますが、野菜などはあらかじめ自宅で切って保存袋に入れ、調味料と一緒にメスティンに詰めておけば、現地での調理は煮るだけと簡単。
近頃はひとり鍋用のポーションなども売っていますので、味変しやすいのも嬉しいですよね。
ぜひ、メスティンにお気に入りの具材と調味料を詰め込んで、冬キャンプでもポカポカ温まりましょう!