「ほりにし」をはじめ、さまざまなスパイスが発売されキャンプでも活用されています。今回はそんな中から、ネクストブレイク有力候補の調味料としてODAWARAYAの「食べるオリーブオイル」をピックアップ。
キャンプ飯にもおすすめのイタリアンレシピを2つご紹介します。
食べるオリーブオイルとは?
今回ご紹介するのは、福島でさまざまなオリジナル調味料を生産しているというODAWARAYAさんの「食べるオリーブオイル」。オリーブオイルの中にフライドガーリックやフライドオニオンなどがブレンドされていて、素材と塩の旨みが光る一品です。
サクサク感が無くならないように液体は使っていないとのことで、その濃厚な口当たりは、洗練されたイタリアンはもちろん、手軽に作れるキャンプ飯との相性もバッチリ。
ちなみに、商品はインターネット販売のほか、LOFTなどでも購入することができます。
食べるオリーブオイルで作るメスティンパスタのレシピ
材料(1人分)
- スパゲッティ 100g
- 水 200ml
- ハーフベーコン 4枚
- ホワイトマッシュルーム 2個(約30g)
- サラダ油 小さじ1
- 食べるオリーブオイル 大さじ1
- 粗挽き黒こしょう 少々
1品目は簡単メスティンパスタのレシピ。食べるオリーブオイルの風味と食感を生かすため、具材はベーコンとマッシュルームだけを使います。
食べるオリーブオイルで作るメスティンパスタの作り方
まずは、ホワイトマッシュルームを薄切りにします。
さらに、ハーフベーコンは1cm幅の短冊切りにします。
メスティンにサラダ油を熱したら、ハーフベーコンを加えて炒めましょう。弱火でじっくり炒めて、コクと旨みを引き出します。
さらに、マッシュルームを加えて炒めます。
マッシュルームがしんなりしたら、具材は一度フタに取り出しておきましょう。
メスティンに水とスパゲッティを入れたら煮立たせて、弱火にして表記時間どおりに茹でましょう。
茹で上がる1分ほど前にベーコンとマッシュルームを戻し入れて混ぜ、水分を飛ばしてしまいましょう。
ここで今回の主役の登場。
仕上げに食べるオリーブオイルを絡めて、火から下ろします。
食卓に出したら、粗挽き黒こしょうをちらし完成!
具材と食べるオリーブオイルをしっかり絡めて頰張ると、もっちりとしたスパゲッティにフライドガーリックとオニオンのサクサク小気味よい食感、さらにベーコンとマッシュルームの旨みが絡んで絶品に。オリーブオイルの香ばしい香りのおかげで、口当たりは濃厚ですが後味はすっきり。スタンダードながらも新鮮な食べごたえのパスタに仕上がりました。
食べるオリーブオイルで作るカルパッチョのレシピ
材料(2人分)
- サーモン(刺身用) 120g
- 玉ねぎ 1/2個(約90g)
- ベビーリーフ 30g
- 食べるオリーブオイル 適量
2品目はサーモンを使ったカルパッチョ。材料を切って盛り付けるだけなので、レシピと呼ぶには申し訳ないほど簡単に作れてしまいます。
食べるオリーブオイルで作るカルパッチョの作り方
まずは、玉ねぎを薄切りにして……
シェラカップなどで水にさらして辛みを抜いておきましょう。
続いて、サーモンは薄切りにします。
あとは、具材を盛り付けるだけです。お皿にベビーリーフを敷き詰めたらサーモンを並べ、水気を絞った玉ねぎををこんもりと盛ります。
仕上げに、食べるオリーブオイルをたっぷり回しかけて……
食卓に出したら完成!緑・白・赤のイタリアンカラーが鮮やかです。
具材をしっかり絡めて食べてみると、サーモンのとろり、玉ねぎのシャキシャキに、フライドガーリックのサクサク食感と香ばしい香りが絡んで情熱的な味わい。
しっかりとした食べごたえとさっぱり感のバランスがよく、晴れた日に外で食べれば、地中海気分を味わえそうな一品に仕上がりました。
「食べる油ブーム」は再燃する……かも?!
今回はネクストブレイクの調味料として食べるオリーブオイルをご紹介しましたが、「食べる油」といえば2009年頃にラー油にいろいろな具材をブレンドした『食べるラー油』が大ブームになりました。
アウトドアスパイスと比べて、より味変をさせて、さらに「食べる油」はサクサクとした食感をプラスしてくれます。
簡単なキャンプ飯をイタリアンに変える”魔法の油”。ぜひチェックしてみてください!