日々進化し、軽量化されている登山、キャンプギア。
そんな軽量化されたギアの中でも、今回紹介するのは「世界最軽量」を追求した先割れスプーン「HOVERLIGHT SPORK」(ホバーライト スポーク)です。
軽いだけじゃなく、デザイン性と優れた使い勝手も兼ね備えたカトラリーです。
HOVERLIGHT SPORKの特徴
超軽量わずか7g
HOVERLIGHT SPORKの重量は、わずか7g。プラスチックではなく、金属製でこの重量は驚異的です。
例えば、あるメーカーのチタン製先割れスプーンは16g。このHOVERLIGHT SPORKの2倍もの重量があります。
いかにHOVERLIGHT SPORKが軽いかがわかるかと思います。
シェル構造とハードアルマイト加工で軽さと強度を実現
HOVERLIGHT SPORKはアルミニウム製で、サビ防止処理の一種であるハードアルマイト加工がされた高強度の材質を使用しています。
また、シェル構造という曲面板を使う技術を採用することにより、驚異的な軽量化と実用的な強度を実現しています。
HOVERLIGHT SPORKの形状は強度という観点だけではなく、持ちやすさの観点からもプラスに働いており頭が下がります。
使いやすい先端形状
先端部分は直線的に狭くなっていくテーパー形状。
丸みをおびている普通のスプーン形状よりも、パスタ等の麺類が巻きつきやすい構造になっています。
これによって、先割れスプーンの弱点「麺類の食べにくさ」を解消しています。
絡める、刺す、すくうなど、食べるときの動作が満足できる先端形状になっているのです。
取っ手の先端にホールがある
取っ手の先端には穴が開いているので、リングや紐を通したり、小さなカラビナを付けられたりします。
カトラリー同士でつないで保管したり、洗った後に吊るしたりする際に便利です。
ケースもたったの3g
専用のケースは、ダイニーマという薄く、軽く、そして強い素材が使われています。
ダイニーマの強度は、鉄の15倍と言われています。
強度が高いのにもかかわらず重量はわずか3gと超軽量。HOVERLIGHT SPORKと合わせても、たったの10gです。
HOVERLIGHT SPORKは専用ケースにも、とことんこだわっており、その点も大きな魅力です。
HOVERLIGHT SPORKを使ってみた
それでは実際にHOVERLIGHT SPORKを使って、色々なものを食べている様子を紹介します。
まずはチキンソテーを食べてみます。
先端部分を使ってチキンを刺してみましたが、スムーズに刺さって食べることができました。
次は、定番のカップ麺を食べてみました。
先割れスプーンはご飯をすくったり、肉を刺したりするのには向いていますが、麺類を食べるのには向いていない、と個人的には思っていました。
しかし、実際にHOVERLIGHT SPORKを使ってみると、問題なく麺を食べることができました。
さらに意外なメリットを発見。
先端で麺を、スプーン部分でスープをすくうことで同時に麺とスープを食べることができたのです。
次は、カップ麺よりも太くて食べにくそうな、カップうどんを食べてみます。
カップ麺よりも食べにくいかと思いましたが、こちらもきちんと麺をすくえて、美味しく頂くことができました。
最後は、コーンスープを飲んでみました。
先割れ部分からスープがこぼれてしまうため、正直なところ普通のスプーンよりも飲みにくかったですが、美味しく飲めました。
カトラリーはHOVERLIGHT SPORKだけで大丈夫かも
金属製のカトラリーとしては驚異的な軽さを実現した「HOVERLIGHT SPORK」。
軽さだけではなく機能性も十分で、あらゆる食材を美味しく頂くことができました。
改めてカトラリーは、これ一本で大丈夫だと筆者は実感。
特に登山などの道具の数や重量が限られる時には、重宝するアイテムだと思います。
HOVERLIGHT SPORK
WEIGHT:7g, 1/4 oz
SIZE:165×40×24 mm
MATERIAL:アルミニウム (ハードアルマイト)