日本の職人がつくるこだわりの焚火道具を扱う「TAKIBISM(タキビズム)」と、宮城県石巻市の三和工業株式会社が初コラボ。
第一弾として発売されたのは、JIKABI(ジカビ)シリーズの新焚火台「TAKIBISM JIKABI M ISHINOMAKI」と、三和工業の職人の発案によりデザインされたプロジェクトのオリジナルモデルの五徳の2点だ。
焚き火に欠かせない、こだわりのギアを扱うTAKIBISM
TAKIBISMは、寒川一氏と槇塚登氏の2人が、「焚き火やアウトドアを楽しんでいる中で自分たちが必要なアイテムを作ろう」としたのがきっかけで生まれた、こだわりの焚火道具ブランド。
寒川一氏は焚き火をライフワークとしているアウトドアライフアドバイザー。北欧のアウトドアカルチャーにも明るく、東日本大震災や自身の避難経験を経て、災害時にも役立つキャンプ道具の使い方やスキル・ノウハウを広める活動も行っている。一方、槇塚登氏は実家である槙塚鉄工所に勤務する傍ら、家具や調理器具、アート作品など、従来の鉄工所の枠を超えた活躍で注目されている。
同ブランドは、2019年から始動。焚き火には欠かせないギアを販売していて、他メーカーにはない洗練されたデザインが人気。火吹き棒の「ブレス トゥ ファイヤー」や「フライパンディッシュ」など一連の商品を世に送り出し、販売開始直後から大きな反響を呼んだ。
また、TAKIBISMのJIKABIシリーズは、一般的な焚火台にはない足元の暖かさを追求した設計が特色。数ある焚き火台の中でも「最後に行き着く焚き火台」として、主にキャンプ中上級者のファンが多い。
正確に「かたち」にする石巻の三和工業
三和工業は、最新設備と高い技術力でニーズを正確に「かたち」にする精密板金加工を事業内容に掲げる会社。板金加工のあらゆるニーズに対応し、設備性能だけでなく、職人の高い技術力を最大限に生かすことで精密で正確な加工を行っている。
組み合わせて使いたい、コラボ第1弾の2アイテム
今回発売となった2アイテムは、焚火台と五徳。組む合わせて使うことで、より特別感を味わえる。
それぞれの特色を紹介しよう。
(1) 焚火台「TAKIBISM JIKABI M ISHINOMAKI」
今回発売された焚き火台は、現在販売されている「TAKIBISM JIKABI M」の機能を受け継ぎつつ、フレームが追加されていて、ヤカンや石などをより多く配置することができるようになった。
また、本体フレームに金華サバをモチーフにしたロゴマークを配置。金華サバロゴの微細部分(背中)は最小0.2mmの精度でカットされており、三和工業が持つ金属加工のノウハウと最新設備がフル活用されている。
さらに、従来の「TAKIBISM JIKABI M」では機械によるプレス加工をしていた炉皿部分を、敢えて職人による手打ち加工に変更。味わいのある質感と世界に1台しかない特別感が演出されている。
(2) 五徳
今回発売された五徳は、三和工業の職人の発案によりデザインされたプロジェクトのオリジナルモデルで、耐荷重が10kgと、重たいヤカンや鍋を組み合わせる楽しさをプラスしてくれる。
脚部がネジ留め式と折りたたみ式の二種がラインナップ。ネジ留め式は、ふるさと納税専用品。
どちらも簡単に焚火台からの取り外しが可能。収納時はコンパクトになり、本体内にすっぽり収納できる。
新プロジェクトのWEBサイトがオープン
新プロジェクトのコンセプトを伝えるWEBサイトもオープン。販売サイトやふるさと納税へもこのサイトから入ることができる。まずは、WEBサイトのストーリーから楽しんでみてはどうだろう。
商品概要
TAKIBISM JIKABI M ISHINOMAKI
価格:29,800円(税込)
サイズ:直径 約400mm × 約70mm (炉皿 直径 約270mm)
重量:約1,300g(炉皿 約700g)
ステンレス製
GOTOKU for JIKABI M ISHINOMAKI
価格:ふるさと納税専用品
サイズ:直径 約190mm×高さ 約115mm
重量:約480g
ステンレス製
TAKIBISM JIKABI M ISHINOMAKI専用モデル(ねじ止め式)
TAKIBISM GOTOKU ISHINOMAKI for JIKABI
価格:14,800円(税込)
サイズ:直径 約190mm × 高さ 約115mm 折りたたみ時 高さ 約30mm
重量:約550g
ステンレス製