冬キャンプに最適なダウンジャケット&パンツ。キャンパーの誰もが楽しみにしている焚き火では、薪がはぜてお気に入りのウェアに飛んで穴があいてしまった!なんてことにならないよう、難燃素材が使用されているダウンがおすすめ。難燃ダウンで冬キャンプの焚き火を楽しもう!
焚火にピッタリなダウンの選び方
高い保温性がダウンの魅力
体を激しく動かさず、じっとしているときに頼りになるのがダウンの保温性だ。
防寒ウェアと一口に言っても肌寒い時期に羽織るものから氷点下の世界に対応するもの、速乾性や軽量性など用途に応じてたくさんのモデルが存在する。中でもダウンジャケットは、軽い着心地と優しく包み込むような暖かさが特徴。
真冬の時期にダウンジャケットはおすすめで、登山ではテント場で過ごす時や早朝から行動を開始する時の必需品。
キャンプでも、椅子に座ってのんびり過ごす時にもダウンジャケットはぴったり。キャンプは登山と比べて運動量は少ないため、その場にいるだけで冷えることも。ダウンジャケットの高い保温性のおかげで、億劫になることなく過ごせるのだ。
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安心の難燃素材
だが、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維製のアウターは、「焚き火による穴あき」事件が多発する。
そこで、難燃素材を使用した焚き火服のご提案。難燃素材は、あくまで燃えにくい素材ではあるが、火の粉がウェアに飛んできても、すぐにはらえば無傷。
気づかずに火の粉が生地に付着しても、ちょっと焦げ目が付く程度の軽い被害ですむ。
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ナンガ
タキビダウンジャケット
ナンガのタキビダウンジャケットは、アラミド繊維を混紡した独自の難燃素材「タキビ生地」を採用。コットンライクで肌触りバツグン。とにかく化学繊維の弱点である“焚き火”を楽しむことにこだわったダウンとして人気を博している。
中綿は独自の撥水ダウン「UDD」で、ウェア内外からの湿気による保温力の低下を最小限に抑えてくれる。フードはスナップボタン着脱式。
NANGA(ナンガ)
タキビダウンジャケット
前身頃には6つのポケットとハンドウォーマーを装備し、小物ギアを効率よく収納することができる仕様。
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タキビダウンパンツ
こちらもタキビ生地を採用したタキビダウンパンツ。膝を2重生地にした上で、曲げ伸ばしを考慮するなど動きやすさを重視している。膝を付いての作業も安心。
ウェビングベルトとバックルでウエストサイズを調整することができ、裾はベルクロで絞ることもできる。腰ポケットに起毛素材を採用。
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スノーピーク
TAKIBI Down Coat
スノーピークの本格的な難燃素材「テイジンコーネックス・ネオ」は、着心地の良さや質感を考慮して素材メーカーと共同で開発された。メタ系アラミド繊維は400度Cを超える高温でも溶けることなく、防火服にも使われるという。
Snow Peak(スノーピーク)
TAKIBI Down Coat
ジッパー開閉の前立てにボタン留めを併用することで防風性を高めたコートタイプ。アラミド繊維100%。
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モンベル
3 in 1 フエゴ ダウン ジャケット
モンベル独自開発の素材「フレアテクト」は、難燃性ビニロンとコットンを組み合わせている。着用者が接炎しても熱溶解せず炭化するため、皮膚に融着しにくくガス(煙)の発生もごく微量。
着脱式ダウンインナー付き。季節を問わず活用できるのがメリット。
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ワークマン
フュージョンダウンFLAME TECHモンスターパーカー
火花が飛んでも燃え広がりにくいワークマンの火花対策製品は、もともと「溶接工」用の綿パーカーからスタートしているプロ仕様。さらに、自宅での洗濯に適していないダウンウエアのニオイの悩みを解消するため、洗えるダウンウエア「フュージョンダウンFLAME TECHモンスターパーカー」が登場した。
日本で初めて高レベルでの撥水加工と火花対策である防融加工との共存に成功した技術が使われている。火花に強くて、手軽に洗えるダウンは、ワークマンにしかない。
中わたにはダウンと吸湿発熱わたのFUSION DOWN(フュージョンダウン)が使われている。裏地はシルバープリントの約1.5倍の保温性があるブラックアルミプリントで、保温機能はバッチリ。また袖口は、冷気の侵入を防ぐ二重袖口。
ワークマン
フュージョンダウンFLAME TECHモンスターパーカー
ポケットは4つ。両サイドのポケットと、ファスナー付き胸ポケット1つ、内側にもポケットが1つある。
フードは二重になっている襟裏の内側に、マジックテープがついているため、丸めて収納可。
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ウェアについた焚火のにおいを取るには?
ウェアや髪の毛など、いったんついた焚き火臭は消えにくい。そんなときは次の方法を試してみよう。
風に当てる
風に当てるとある程度はにおいが軽減される。
消臭スプレー
焚き火臭にも効果があるアウトドア用消臭スプレーも販売されている。
重曹で消臭する
重曹と衣類をビニール袋に入れて、ひと晩放置する。多少、軽減される。